- 北海道の海岸線を自転車で一周する!
- 海岸線を一周するまで帰ってくるな!!
- 上陸初日に携帯故障のため紙地図を使用!!!泣
序章:東京から北海道へ

北海道を自転車で一周することになった経緯はプレトレで日本最北端を目指そうと思った経緯にて記事にしました。少し精神的に参っていた時期と重なって、普段では考えられない物凄いエネルギーが出たのだと思います。
※※地図と記事タイトルの数字が対応しています※※
第1章:道央編(苫小牧から釧路まで)

道央の見どころ
苫小牧から釧路までの道のりを道央編としました。
走行ルートでは道央のなかで最も南に位置する襟裳岬(えりもみさき)がポイントになるでしょうか。しかし、その道中まで観光する場所が少ないので飽きないように歌でも歌って紛らわせましょう。
日高周辺では昆布漁が盛んで海沿いでは日干しにしている風景を目にすることができるでしょう。内陸に入っていけば、帯広の街やばんえい競馬を楽しむことができますよ。
実際に走ってみて
スタート直後から出会いの多い区間でした。
北海道上陸1時間もしないうちに仲良くなったオーストラリア人自転車乗りとの出会い、フェリーで一緒だった方との再会。現地の方に泊めてもらったり…など。
観光スポットは少なくても実際に飽きることはほとんどなかったです。また、慣れていない旅装備のバランス感覚や重量に振り回され、足を傷めたりもしました。
第2章:道東編(釧路から網走まで)

道東の見どころ
釧路から網走までを道東編としました。
道東では根室の先にある本土最東端の納沙布岬、そして知床半島にそびえる知床峠を外して語ることはできないでしょう。自転車で到達するとどちらも達成感がありますね。
釧路、根室、網走など北海道を訪れたことがない方でも、おそらく聞いたことがあるであろう町が集中しています。観光スポットも多めです。
実際に走ってみて
釧路から根室まで伸びる北太平洋シーサイドラインという道路があります。坂道の連続が続き、道央で痛めた足をさらに痛めました。
旅装備の自転車は走るところは走る、流すところは流す(強く漕がずに休む)の”呼吸”が大切だなと学びました。そもそも距離を稼ぎたいなら車に乗れば良い話で、自転車はマイペースに楽しく進むことに意味がありますね。
根室までは太平洋海岸線を走りましたが、根室からの北上ルートはオホーツク海がその姿を現します。オホーツク海はエメラルドブルーに輝いてとても美しく、気候が変わってとても涼しいです。流氷がいち早く到達するのもオホーツク海側になります。
第3章:道北編(網走から石狩まで)

道北の見どころ
網走から石狩までを道北編としました。
道北最大の名所はなんといっても日本最北端の地 宗谷岬でしょう。その感動はどんな乗り物で辿りついたとしても圧倒的です。自ら辿りつくことに意味があります。
オホーツク海側は猿払村付近にあるエサヌカ線、日本海側は稚内から石狩付近まで伸びるオロロンラインが素晴らしいです。
どちらも地平線まで一直線に道が続くポイントがあります。地球の大きさを感じることができますよ。
実際に走ってみて
オホーツク海側と日本海側の気候の違いに驚かされました。オホーツク海側はとにかく寒く、日本海側は暖かい…場所によっては暑かったです。
道北は仲間と再会、新たな出会いにも恵まれて共に行動した思い出が非常に印象に残っています。あの巨大な大陸で同じ人間と3度再会を果たすというのは、奇跡以外のなにものでもないでしょう。
第4章:道南編(石狩から苫小牧まで)

※※地図と記事タイトルの数字が対応しています※※
- 【道南編1】小樽の街を完全スルーする失態【石狩→余市】
- 【道南編2】ウイスキー>>||壁||>>自転車旅【余市】
- 【道南編3】積丹ブルーを追いかけて【余市→岩内】
- 【道南編4】このたびはじめての民宿泊【岩内→島牧】
- 【道南編5】北海道最西端到達の果てに…【島牧→熊石】
- 【道南編6】逆風に襲われ写真撮影の気力を消失【熊石→松前】
- 【道南編7】海岸線一周ルールの試練【松前→函館】
- 【道南編8】GLAYの故郷、函館観光 前編【函館周辺】
- 【道南編9】GLAYの故郷、函館観光 後編【函館周辺】
- 【道南編10】魔の海岸線往復ルール,再び【函館→南茅部】
- 【道南編11】長万部に続く道、こがね色【南茅部→長万部】
- 【道南編12】山を越え、秘境を覗き、工業地域室蘭【長万部→室蘭】
- 【道南編13】登別、そして海岸線一周完結へ…【室蘭→苫小牧】
- 【延長戦】フェリー出航までの小さな旅【苫小牧・千歳周辺】
終章:北海道から東京へ

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参考にしたサイトや文献
*1 日本・世界の白地図CraftMAP | CraftMAP TOPページ