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【北海道一周 道東編2】根室まで続く坂道地獄に苦しめられて【霧多布→根室】

北海道10日目アイキャッチ

『北海道海岸線一周(10) 道東編2 -根室まで続く坂の地獄に苦しめられて-』

ー前回までのあらすじ(前回は【道東編1】北太平洋シーサイドライン攻略戦【釧路→霧多布】

釧路を出発して北太平洋シーサイドラインに入りました。

綺麗な景色が続きますが、名前からは想像もできないような坂道の連続でゴリゴリと体力を削られます。

途中、厚岸(あっけし)の町に到着しますが、時間に余裕があると判断し霧多布岬(きりたっぷ)まで進んだのでした――。

10日目…霧多布岬から根室の町を目指す

霧多布岬の先端まで散歩をしてみる

起床すると周り一面は霧に包まれているようでした。

霧多布キャンプ場の近くに霧多布岬の先端があるので、キャンプ場に自転車を置いて徒歩で行ってみることにしました。

霧多布岬へ

ね、結構霧が凄いでしょう。明るいからいいのですが、夜は恐怖でしかないです。

この先に灯台や岬の先端があるので引き続き歩いて進みます。

霧多布岬にある看板

霧多布岬は映画「ハナミズキ」の撮影場所になったそうです。

新垣結衣さん、生田斗真さんが出演されていたそうですが、皆さんご覧になりました?自分は知りませんでした(^^;)

霧多布岬の灯台

少し進むと灯台が現れました。

最近まで灯台って何の意味があるんだろうなあ、なんて思っていたのですが、光で陸の位置を示さないと船がぶつかってしまいますよね。霧、真っ暗闇を経験してから自分の浅はかさを思い知らされました。

トウゲブキの花

花が咲いていたのでいくつか紹介します。

これはトウゲブキかな…?時期が過ぎていたのか花弁が少し落ちて判別しづらい。

 

 

 

エゾフウロの花

エゾフウロの花です。

繊細な淡いピンク色が岬に栄えますね。

 

 

霧多布-ピンクの花

ちょっと分からなくて今調べ中です。

最初見たとき「ニラ…?」って思ったのですが、葉の形状が違いますね。笑

 

 

霧多布-紫の花

こちらも調べ中です(^^;)

キキョウの仲間なのかなあと思いつつ、しっくりこないので分かり次第追記しますね。

 

霧多布岬の碑

先に進むと碑があったので、リュックサックとともにぱしゃり。

霧多布岬って運が良いとアザラシがみえると聞きましたが、この霧では…。

えりも岬のときもそうでしたが、観光名所でことごとく曇りとか霧なんですよね。日ごろの行いが悪いのか。。

霧が晴れる気配はないので、キャンプ場に戻って朝食を食べて出発することにしました。

霧多布岬を出発、根室へ

霧多布の昆布

霧多布に来るときはバタバタしていて気付かなかったのですが、昆布の漁が盛んなようであちらこちらで昆布を干している風景がみられました。

道路にシカ注意

霧多布をでて少しすると…鹿が出るとのことで注意喚起の文字が。

道路に器用に書いたなあって感心しました。”意”って難しくないですかね。笑

海岸線は初田牛へ

44号線で別海に行くか、142号線で初田牛に行くか分岐点が現れます。

海岸線ルールは142号線の初田牛行きです。

キツネがいた

車も少ないし、自然も多いしでちょっと何か出そうで怖いんですよね。

「ガサガサッ」

って音がしたので後ろを向いたらキタキツネがいました。

北太平洋シーサイドライン-09

湿原のなかを走ります。

永遠と平べったい湿原の風景を進むので、自分が進んでいる感覚がなくなる不思議な感じがします。

羨古丹駐車公園

途中、羨古丹駐車公園という場所があったので休憩をしました。

ここら辺でまた坂の連続が…(^^;)

同時に少し右のひざに違和感を覚え始めました。

 

北太平洋シーサイドライン-10

北太平洋シーサイドライン「おい、忘れてないか?ここはシーサイドライン!坂道だぜ。苦しめ苦しめ、ふへへへ」

 

 

釣りをする人

湿原のなかで釣り?漁?をされている方がいらっしゃいました。

こんな穏やかなところで糸を垂らしていたら、心穏やかになりそうだなあ…なんて。

湿原で戯れる馬の親子たち

馬の親子たちがたわむれていました。

土に体をこすりつけたり、親子で走り回ったり。

こんなに生き生きと生活している馬の姿を見たのははじめてだったので、ふと「あ、なんかいいものをみたかも…」って言葉をつぶやいてしまいました。

根室に続く道

決してきつい道ではないのですが、地味ーーーーにのぼっているんですよね。

毎日漕ぎ倒していると、これが小さいジャブの応酬になって返ってくるといいますか。ひざに痛みが…。

牛横断注意の看板

そういえば珍しい看板を見つけました。「牛横断注意」。

畜産が盛んだからこそだと思うのですが、関東ではなかなか見かけませんね。そういえば昔、阿蘇山に観光に行ったときに牛が道路を渡っていて、乗っていた自分の車が停車して待機した記憶が。。

さて、少しするとまた森の中を抜ける道に入るのですが…。

熊出没注意

「危険 熊出没注意」

あー…笑えないやつだー(白目)

しかしですねえ、写真見てもらえると分かる通りで、前にも後ろにも何もないところなのでもうどうしようもないんですよね。

苦し紛れに自転車のベルを鳴らし、歌を大きな声で歌い出します。

北海道来てから誰もいないところで歌を歌うようになったのですが、連日歌いまくっているせいか高音の音域が広がった気がします。笑

JR落石駅

熊出没注意の道を過ぎると、自販機や民家など人の気配が出てきて一安心。

少し進んだところに落石駅を発見。浦幌や釧路などで見かけたJRの線路ですね。この線路についていけば私が目指す根室まで導いてくれそうです。

根室は北海道東側の半島に作られた街なので坂が非常に多いんですよね。街に入るまでも坂、街の中も坂。

街の中はメインの通りを最も高台として左右に伸びる道がすべて下り坂なんじゃないかって感じがします。うまく説明できないのですが、魚の骨みたいな感じ…?

根室駅前

無事、根室の駅に到着しました。釧路に比べると少し殺風景な感じがしますね。

この写真を撮影していたとき、太平洋シーサイドラインの琵琶瀬の展望台で出会った香港の方とばったり再会しました。笑

北海道9日目アイキャッチ
【北海道一周 道東編1】北太平洋シーサイドライン攻略戦【釧路→霧多布】釧路の街から霧多布岬まで向かった際の話です。北太平洋シーサイドラインを経由します。想像以上に坂が多くて四苦八苦しながら前に進みました。途中開けたところから見える景色はとても美しい。厚岸、琵琶瀬展望台を通過しながら霧多布岬を目指します。...

やたらテンション高い方で話しているとこちらも楽しくなってしまいます。今からホテルに荷物を置きに行くんだーといって短い時間でしたが談笑を楽しみお別れをしました。

ゲストハウスは考えていなかった

自分も泊まるところどうしようかなあと思ってうろうろしていると、駅の横に観光案内所があったのでなかに入ってみることに。

色々と教えて貰うなかで1つ引っかかったのがゲストハウスという提案でした。

野宿、泊めてもらう、キャンプ場は経験しました。今後、漫画喫茶とライダーハウスは考えていました。

「ゲストハウス考えていなかったからいい経験かも!」

教えて貰った電話番号にかけてみると空きがあるというので、そこにお世話になることにしました。

シェアハウスTOMAYA

お世話になったのは、ゲストハウスTOMAYAさんです。

私は観光案内所で電話番号を教えて貰ったのですが、楽天トラベルでも予約ができるようです。

>>ゲストハウス TOMAYA

ゲストハウスって生まれてはじめての経験でどんな感じかな…?と思っていたのですが、女将さんや先に来られていた方がすごく親切で隅から隅まで教えてくれました。

ちなみに素泊まりなので食べ物飲み物は持ち込みです。自転車圏内にスーパーやコンビニがあります。

2人部屋

案内されたのは2人部屋です。

相部屋の男性の方は仕事で何日もここに泊まられているとのことでした。趣味で自転車をやられるそうで、このゲストハウスにも持ち込んでいるとのことで話が盛り上がります。

根室周辺のことを色々と教えて貰えました。

TOMAYAには共同のお風呂(シャワー)があるのですが、大きい風呂入りたい欲が出てしまって散歩がてら近所の銭湯に行きました。笑

天然温泉みなと湯

やってきたのは天然温泉みなと湯です。

>>天然温泉みなと湯(*1)

しつこいくらい毎回書いている気がしますが、足のばして入るお風呂は最高ですよ。

ただ…、右ひざに明らかな違和感を感じます。これはえりも岬の痛みの再来か…。

一抹の不安を残しつつ、ゲストハウスに戻ってお客さんたちと談笑を楽しんだのでした。

10日目まとめ

北海道10日目終了

北海道10日目 73.15km走行(積算距離:622.23km) / 全行程12日目(750.26km)

早いもので、北海道にきてから10日も経過したのですね。

北海道の海岸線を東へ東へと進み、日本最東端の納沙布岬を射程圏内に捉えました。

根室の町まではただただ坂道との戦いでした。北太平洋シーサイドラインって永遠と続いていて、岬!とか峠!って区切られていないのが辛いんですよね。

この坂いつ終わるんだよ!!って(^^;)

個人的に北海道で1,2にあがる難所でした。

参考にしたサイトや文献

*1 北海道公衆浴場業生活衛生同業組合 | 天然温泉みなと湯

 

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