※この記事内でサイクルジャージの話題は一切ありません。
私は自転車に乗ることは好きですが、サイクルジャージを着たことがありません。
着ない理由を考えてみたのですが、おそらく自転車の使用用途として普段は近所のスーパーに行くことくらいにしか使用しないからだと思います。
ただ、たまーにスイッチがONになると遠出をすることも。
たとえば東京スカイツリーなどの下町観光、ヤビツ峠や北海道海岸線一周などの経験があります。人の多さ、旅の日数(最大40連泊近く)など状況は様々です。
そこで今回は今までサイクリングで使用してきた衣服類の紹介をしてみたいと思います。
- サイクルジャージは購入しない
- 他のスポーツと兼用したい
- お金をかけたくないなあ
こんな方たちと共有したい内容になります。おすすめあったら教えて下さいね!
この記事の内容
- 部位別の衣服の紹介(頭:ヘルメット、帽子、サングラス)
- 〃(上半身:Tシャツ、アンダーウェア、アウター、レインコート、手袋)
- 〃(下半身:ズボン、半ズボン、スポーツタイツ、サポーター)
- 〃(足元:シューズ、サンダル、靴下)
頭(ヘルメット、帽子)
ヘルメット
ヘルメットは安全のために着用しましょう。命に係わるアイテムはケチらずいこうを提唱しています。頭の大きい私でも不快感なく着用できているのがOGK KABUTO STEAIR(ステアー)シリーズです。気に入っています。
帽子
自転車を止めて、歩いて散策するときの帽子です。
monbellで頭が大きくても被れる帽子を見つけました。白いのは深くかぶれるけど分厚い素材、紫色は浅めですが薄い素材でした。深めにかぶれる白が好みですが、使用日にかさばってもいいかどうかで使い分けています。北海道一周には紫を持っていきました。
アイウェア(サングラス)
日中の強光対策です。高いものでなくても構わないので、装着をおすすめしたいです。近年の直射日光の強さは人間の目を潰しにきています…。
私はオークリー(イチロー選手や小平奈緒選手なども着用していることで有名)のものを使用しています。とにかく軽くて着用感がなく快適です。屋外で初めて使用したとき、あまりの景色の見やすさに「うおおお!!」と唸りました。
レンズのカラーも後から交換可能なので、夜用など用途別に用意する人も多いようです。
上半身
ウェア(Tシャツ、アンダーウェア)
Tシャツ
スーパーのスポーツコーナー、アウトドアショップのワゴンセール品を主に使用します。値段は500円~2000円程度です。私がケチる率の高い部位です。
その上でポイントは『吸収速乾』表記のあるものを選びます。スポーツ用品に多いポリエステル素材のものが多いイメージです。
吸収速乾を求める理由は2つで(1)走行中に汗で体を冷やさないためと、(2)長旅の洗濯事情を考慮したためです。
(1)吸収速乾のものは走行中の汗の乾きが早いです。綿素材は着心地こそ非常にいいのですが、一度湿ると中々乾かないので体を冷やします。湿った状態で峠の下りを迎えると、風を受けて凍えることになります…。
(2)長期間の旅を検討している方は、洗濯事情も考慮すると行動の効率が上がります。吸収速乾ものは乾きが早く、綿素材はとにかく乾くまで時間がかかり足を引っ張ります。
洗濯で速乾性能が少しずつ劣化していくことも記憶の片隅に入れておきましょう。
それと意外と見落としがちですが、旅先でコインランドリーを利用する場合、綿とポリ素材では乾きに差が出ることがあるので注意が必要です(特に電気式の乾燥機の場合)
北海道一周中、洗濯量多めで寝間着(綿100%)だけ生乾きで出てきて涙目になったことがありました。乾燥量を減らすか乾燥時間を増やすなど工夫して対応して下さい…。
ポリエステル素材をおすすめしたいですが、綿しか着られない!という方は、かさばり覚悟で余分にもう一枚用意しておくと柔軟に対応できると思います。
アンダーウェア
スポーツ用品店のバーゲンで購入しました。商品は違いますが先日ドンキホーテでも見かけました。機能のほどは分かりませんが、わりと色んなところで見かけますね。
怪我や日焼け防止のためにも必ず身に着けています。暑苦しい長袖の見た目とは裏腹に、夏場の着用でも涼しいのが意外なところ。こちらも速乾性能を持つので、汗で体を冷やしません。
写真のように首のところまで届くタイプもあります。
Tシャツの上に着用する物(ウインドブレーカー類)
ユニクロで入手したウインドブレーカーです。これは収納時に小さく丸くしておける機能があります。リュックの角にでもしまっておけるので使い勝手抜群◎
上からかぶるタイプのアウターです。北海道のオホーツク海側を走行中に、あまりの寒さから現地のホームセンターで入手しました。値段は800円しなかったのですが、まさかの吸収速乾商品で重ね着しても蒸れませんでした。
9月初旬までの北海道はアンダーウェア+Tシャツ+このジャージで対応できました。
道中出会った自転車乗りの方数名に「良いの着てますね~」といわれてたので、値段を伝えたら全員驚いていました。探せばわりとあります!!
レインウェア(かっぱ)
個人的にはヘルメットの次にお金をかけて欲しいところです。安物は徐々にしみ込んできてしまいます。体を冷やすことは故障に繋がるので避けたいところ。
よくいわれているのはGore-Tex(ゴアテックス)の素材のものを選ぶと良いというもの。防水性、通気性もありこれは私も完全同意です。しかし、値段が高め…!
お金に余裕のある方はゴアテックス素材を強くお勧めしますが、私はAIGLE(エーグル)のレインウェア(上下セット)をセールで調達してきました。それでも1万円は超えています。。それでも北海道一周時にしっかりと耐えてくれました。
このレインウェアは以下の記事でもまとめています。
手袋
自転車(プレトレ)乗り始めのころ、晴れの日は軍手、雨の日はキッチン用ゴム手袋で遊んでいました(笑)一日だけならいいのですが、連日乗りまわすとなると手のひらに痛みが出る可能性が高いです(主にピンクで丸をした部分)
一度痛み出すと本当に痛いです!涙
北海道海岸線一周のときは手の痛みがでることを想定して、事前にサイクルグローブを購入しました。手のひら部分に分厚いパッドが入っているintro(イントロ)のスティンガー1を選んだので、毎日快適!
雨の日は未だにキッチン用ゴム手袋で対応しています。笑
私は日焼けのことを考えて、一年中フルフィンガータイプの手袋を使用します。
下半身(ズボン、タイツ、下着など)
長距離に挑戦する場合、おしりの痛みに対して何かしらの対策をとると快適です。
様々なものを試しましたが、最終的に落ち着いたのはハーフパンツ+タイツ+下着は薄めでサドルにクッション性のあるカバーをかけることでした。
私は締め付けがきつい衣類を長く着用すると、その締め付けから気分が悪くなることがあります。そのため下着類はストレスの少ないものを着用して、サドルを柔らかくする案をとりました。
自転車を置いてからの行動もほぼ普段通りの服装状態で快適なので、私は非常に気に入っているスタイルです。
ズボン(パンツ)
長ズボンタイプ
ノースフェイスの長ズボンです。自転車を始める前から所持していたのでそのまま使用しています。冬はこの下にタイツ(下で紹介)の組み合わせで対応します。
長ズボンタイプで少し気をつけて頂きたいのは足元に、しぼりがある場合フロントギアやクランクにひっかける可能性があります。うまく縛り上げて事故の無いようにしましょう。
半ズボン(ハーフパンツ)タイプ
半ズボンは使い勝手がいいですね。単品使用でもOK、タイツと併用でもOKです。私はタイツと併用を好んでいます。
併用理由は日焼けと怪我の防止ですが、くわえて半ズボンとタイツの組み合わせならば、足元がタイツでピッタリとしていることからギア、クランクの巻き込み事故の心配がないというのも気に入っています。
友人とスポーツ、ジョギング用途と兼用です。季節の変わり目にデパートやスーパー、スポーツショップなどでちょこちょこやっているので、チェックしてみて下さい。
>>ハーフパンツを探すタイツ
半ズボンタイプのズボンを選んだ場合は、あわせてタイツをはいています。半ズボンの項目でも書きましたが、肌を露出させないことで怪我や日焼けを防止することが目的です。
価格の高い製品を購入するとコンプレッション機能(筋肉を締めつけて疲労を軽減するなどの効果がある)がついていることがありますが、私の購入したものを安価なのでそこは期待できないかな…。
長旅や自転車+山登りもする!なんて方は導入検討をしても良さそうですね(^^)
サポーター(テーピング)
コンプレッション機能の弱い安物タイツをサポートする目的で使用します。私自身、左のひざに古傷を持っていて自転車をこぐと痛むことがあります。そのため、タイツの上からこのサポーターを巻くことで対処します。
きつめに巻きつけると、軽く力を入れるだけで自転車を漕ぐことができるので、非常に重宝しています。初見の峠越えなど、ひざに負荷のかかる場面での怪我予防にも役立ちます◎
下着
綿の下着は一度蒸れると乾くことがなくて駄目でした。そこで試したのはユニクロのエアリズムとamazonで販売されていたゲルパッド内蔵のレーサーパンツです。結果からいってエアリズムがストレスフリーで◎でした。
物自体が非常に薄くて複数枚所持してもかさばらない、速乾性能で走行中に不快感がない、洗濯すると一瞬で乾くというメリットがあります。
ユニクロのチラシを見ているとたまにセールをやっているのでそのときに増やします。
足元(靴下、シューズ)
シューズ
以前はこのナイキの運動靴を履いていました。ランニング用途と兼用です。自転車を置いて散策することを考えると、これくらいの自由な靴が一番好きです。
>>スポーツシューズを探す<<サンダル
北海道一周をやりだした辺りからサンダルに切り替わりました。使用しているのはKEENのニューポートH2です。重さがあるので慣れるまで大変でしたが、使い勝手抜群です。毎年色が変わっているようで、たびたびモデルチェンジがされます。
サンダルについては、サイクリングでサンダルを履くという選択肢について【KEENなど】という記事をまとめました。
靴下
太ももを半分程度おおうもの、くるぶし丈を何種類か試しました。
実際はくるぶし丈で落ち着いています。タイツがくるぶしまで届くので、その下の足回りを保護できれば十分です。サンダルを着用時は靴下が見えないさらに丈の短いタイプがあるので状況によって使い分けます。
写真にある紫や黄色のものは吸収速乾性(靴下にも!)で、アウトドアのワゴンセールで買ってきました。北海道一周時に活躍。
まとめ
セール品、兼用ばかりですみません。でも、近所のお店のセール・安物って使えるもの多くてついつい。Tシャツ1000円なんて私には魅力ですよ。
たくさんお金も割けませんし、安全に係わるものや長く使える物(サングラスなど)を除くと、まずは兼用できるかを第一に考えてしまいます。
洋服などは空気抵抗などを考えると自転車専用の服装になるのかもしれませんが、私は競争をするわけではないので、今のところは好き勝手遊んでいます。
あれこれ悩んでしまっている人は体を冷やさないことだけ注意して取りあえず走りましょう。そのうちスタイルが決まってきますよ。
適当に衣服を選んで遊んでいる人間の一例でした!
クロスカブ本体の改良
本体(JA45)購入 / 外装カバーの着脱 / リアキャリアの拡張 / リアボックスの追加【リアキャリア延長による加工も】 / ホムセン箱の改良(ボルトやフックの増設) / マルチマウントバーの増設 / スロットルアシスト / ナンバープレートに荷掛けフックを追加 / 2ポートUSB電源 / バーエンド着脱とスロットルパイプの交換 / グリップヒーター取り付け / サイドバッグサポート / パニアバッグ取り付け / 右サイドスタンド / エアバルブ角度の変更 / テールランプのLED化 / エンジンオイルの交換 /
クロスカブまわりの道具
身に着けるもの(ヘルメット、ジャケット、手袋etc…)
ヘルメット選び【SHOEI Z7】 (ヘルメット選び方) / グローブ3種【夏・春秋・冬】 / バイクジャケット / 脊髄プロテクターの追加 / ニーガードプロテクター / トレッキングシューズ / レインウェア