クロスカブ110(JA45)

クロスカブのナンバープレートまわりに荷掛けフックを追加した

ナンバープレート周辺に引っかけ穴を取り付ける-アイキャッチ画像

クロスカブのナンバープレート部分に荷掛け紐を通す穴を増設しました。

カブ系の乗り物の良いところはとにかく荷物が載るところ!ということで、以前から積載能力向上をはかっています。今回もその一環です。

今回は部品を1つ足すだけなので作業自体は地味ですが、縁の下の力持ちといえるアイテムで個人的には非常に気に入っています。

多くの荷物を載せるときに「ああ、もう少し荷物をしばる箇所があったら…」なんてことは意外とよくあるもので、そういうケースに先回りして準備することにしました。

この記事の内容

  • バイク用荷掛けフック MOTOFIZZ MF-4728を購入、
  • 他の製品と比べて気に入ったところ
  • 実際に取りけてみて感じたこと

ナンバープレート周りを改良して積載能力向上した

バイク用荷掛けフック MOTOFIZZ MF-4728を購入

MOTOFIZZ-プレートフック2-MF-4728を購入

今回購入したのはMOTOFIZZ プレートフック2 MF-4728です。ナンバープレートに本製品を挟み込む形で取り付けて、荷掛け紐の取り付け箇所を増設するというもの。

大型バイクの友人に似たようなものが付いていて教えてもらいました。ただ、友人はバイクとは関係のないアクセサリーを付けて装飾していました。笑

クロスカブのナンバープレートを取り外す01

プレートフック2を取り付けるため、ナンバープレートを一旦外します。

表のネジはプラスドライバー、裏は対辺10mmのメガネレンチなどを使用します。写真のように裏のナットをメガネレンチでおさえつつ、表のネジをプラスドライバーで外してやると簡単ですね。

クロスカブのナンバープレートを取り外す02

ナンバープレートが外れました。普段触らない箇所なので、ついでに周辺を掃除しました。

取り付け方は、プレートフック2をナンバープレートで挟み込み、先ほど外したネジと六角ナットで固定となります。

MOTOFIZZ-MF-4728を装備

無事に取り付けることができました。

工具さえ持っていれば、作業自体は10分もかかりません。ナンバープレートで挟み込みつつ、ネジで固定してあるのでしっかりとして安定感があります◎

MOTOFIZZ MF-4728の気に入っているところ

MOTOFIZZ-MF-4728とクロスカブは取り付け位置の相性が良い

この手の製品なんて、どれも引っかける部分増やしているだけでしょと思われるかもしれませんが、意外と奥が深いものです。

今回紹介したMOTOFIZZ プレートフック2 MF-4728は、クロスカブと引っかけ穴の位置相性が良いです。写真のように引っかけ穴の位置がウインカーとテールランプのちょうど間にくるんですよ。

後方車両から私のクロスカブを見たときに、荷掛け紐がランプ類と被って見えにくくなるのが嫌だったので、その点でこの製品はいいなと感じました。

MOTOFIZZ-MF-4612とクロスカブは取り付け位置の相性が悪いと感じた

他に検討した製品としてMOTOFIZZ プレートフック MF-4612があります。

こちらの製品はクロスカブにあててみると、引っかけ穴とウインカー位置がちょうど縦のラインで被ってしまいました。

先ほどのように荷掛け紐を上に伸ばすとウインカーにあたってしまいそうですね。荷掛け紐の通し方次第なところはありますが、ちょっと使いにくいかなという印象です。

このようにオートバイによって荷掛けフックの位置が何かと干渉する可能性もあるので注意が必要です。

お店によっては製品サンプルを自分の機体にあてさせてくれるところもありますので、心配でしたら一度行ってみるといいですよ◎

実際に荷物を取り付けてみて感じたこと

MOTOFIZZ-MF-4728使用例01

最後に荷物を載せたときの様子です。

キャンプに行くことを想定して銀マットを取り付けてみました。荷掛け紐はキャリングコード4-V MOTOFIZZ 300cm MF-4649です。これは以前から自転車旅でも多用していてとても気に入っています。

ロープアイキャッチ画像
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後ろから見てみると、ウインカーやテールランプにも被らずいい感じに荷掛け紐を取り付けることができました◎

MOTOFIZZ-MF-4728使用例02

真横から確認してみました。

ライトと荷掛け紐が干渉しないことを意識するならば、紐は真上に伸ばした方がいいかもしれませんね。

ただ、現状ではキャリアの上に乗っているボックスと紐が干渉しますから、ボックスの位置を少し前へずらす必要がありそうです。

MOTOFIZZ-MF-4728と荷物の重心

クロスカブという乗り物はリアキャリアが標準装備ということもあり、荷掛けロープをひっかける箇所はたくさんあります。ですので今回の改良の必要性は低いともいえます。

ただ、荷掛けロープの始点位置がナンバープレート周辺まで下がったことで荷物の重心がより下に向くことを期待しています。

以前、自転車旅で重い荷物を運んでいて学んだのですが、重心を低く保つと自転車が安定するんですよね。逆に重心が高いと機体が振られやすく不安定になります。

銀マット程度の重さでは何も変わらないでしょうが、今後重い荷物を縛るときに少しは安定感が出てくるんじゃないかなと考えていたりします。

まとめ

以上、クロスカブのナンバープレートまわりに荷掛けフックを追加したでした。

とても簡単な作業のわりに実用性が高い改良なので個人的に気に入っています。オートバイはナンバープレート周辺にその改良ができる点が面白いですね◎

今回の改良で恩恵があるのは、キャンプや長旅をする場面だと思います。普段と違って荷物が多いですから、荷掛け箇所が多いに越したことはないでしょう。

冒頭でも書いたのですが、「ああ、もう少し引っかけておく場所があれば…」なんて場面は意外とあるものです。乗り物は違うのですが、私は自転車旅をしている時によくその事を思いました。

こういう後悔を感じた時は、大体時既に遅しな場面なので(笑)余裕のある時に追加しておくことが大切ですね。

クロスカブ生活、若かりし頃の夢を実現する