クロスカブ110(JA45)

クロスカブにサイドバッグサポートを取り付けた【リアキャリア拡張 下準備】

サイドバッグサポート-アイキャッチ画像

クロスカブ(JA45)のリアキャリアにサイドバッグサポートを装備しました。

以前、リアキャリアの拡張やリアボックス(ホムセン箱)を購入したのですが、これら改良で初期状態よりも積載能力が大幅に向上しました。

しかし、その後買い物量の増加やキャンプなど泊りで使うようになると積載が追い付かなくなる事態が発生しました。

そこで更なる積載能力向上案として、リアキャリアの側面にサイドバッグを取り付けることに。今回はその下準備として、巻き込み防止のためのサイドバッグサポートを取り付けました。

この記事の内容

  • クロスカブ(JA45)にサイドバッグサポートを取り付ける
  • DRC サイドバッグサポート(D60-01-001)を購入
  • WOOILLオーバーリアキャリアと干渉、その原因と対策

クロスカブにサイドバッグサポートを取り付ける

DRC サイドバッグサポート(D60-01-001)を購入

DRC-サイドバッグサポート-D60-01-001-正面画像

今回購入したのはDRC サイドバッグ サポート 左右セット D60-01-001です。

骨組みがしっかりしているものが好みなので、見た目ががっちりとしていたこの製品を選びました。

DRC-サイドバッグサポート-D60-01-001-側面画像

サイドバッグサポートの本体です。左右のサイドサポートともネジ穴が2つ開いていて、キャリア本体とテールランプ側面に固定する仕組みです。

ところで本製品は左右のサイドサポートの取り付け部分の長さが異なります。

マフラー側(写真ではひっくり返しているので左のパーツ)の取り付け部分が長いですよね。これはアップマフラー装備時にサイドサポートとの干渉を防ぐため、横に広げて2段階式で取り付けることができるためです。

つまりアップマフラーを装備していても取り付け可能な製品となります。また、後述しますが、私も他製品との干渉が発生したため、この仕組みを利用して取り付けを行いました。

取り付け方法(1)リアキャリア固定の12mmボルトを外す

リアキャリアを固定する12mmネジを外す

さて、実際の取り付け方法ですが、ボルトを外したり緩めたりして、サイドバッグサポートをかませて固定するだけの簡単な作業です。

まずはリアキャリア本体の2本のボルトを外します。これは12mmのレンチ等で外すことができます。

キャリアのネジ外しはソケットレンチがあると便利

この12mmボルトですが、キャリアのくぼんだ所にあるため工具と干渉しやすいです。そこでソケットレンチが用意できると収まりがよくスムーズに着脱ができるようになります。

取り付け方法(2)リアキャリア側面の14mmボルトを緩める

リアキャリア側面の14mmボルトを緩める

次にキャリア側面のボルトを緩めます。これはサイドバッグサポートを取り付けるために、リアキャリアを少し持ち上げる必要があるためです。

場所はシートの近くにあるキャリアとリアサスペンションを固定している14mmボルトを緩めます。ポイントはネジを完全に外さずに緩めるだけにとどめる点です。

キャリアが少しだけ持ち上がればサイドバッグサポートは取り付けることが出来ます◎

ネジを緩めるとリアキャリアが浮かせられる

14mmボルトを緩めるとリアキャリアが持ち上がる状態になりました。何度もしつこいですが、ネジは緩めるだけで十分持ち上がります。

ネジを外すとなくすおそれがありますから、最低限の動きだけで済ませましょう。

取り付け方法(3)テールランプ側面のネジを外す

テールランプ側面のネジを5mm六角棒レンチで外す

最後にテールランプ側面のネジを外します。ここは六角棒レンチ5mmで取り外すことができます。

この初期装備のネジは今回購入したサイドサポートに付属のものに置き換わるので、外したら袋に入れて取っておきます。

マフラー側は延長ブラケットを取り付ける

マフラー側のテールランプ側面にブラケットを取り付けます。この部品を付けることによってマフラー側の長さの調節ができるようになります。

以上でサイドバッグサポートを取り付ける下地作りが完成しました。

あとはサイドバッグサポート本体を取り付けるだけなのですが、延長キャリアを装備した私の環境では干渉問題が発生してしまいました。

左側のサポートが延長キャリアと干渉!その原因と対策

WOOILLオーバーリアキャリアとDRCサイドバッグサポートD60-01-001が干渉した

まず構造が簡単な左側のサイドバッグサポートから取り付けてみました。

すると既に取り付けていたWOOILLオーバーリアキャリアのネジ、ナット部分とサイドサポートのフレームが干渉してうまく固定できない問題が発生しました。

クロスカブのリアキャリアを延長する-アイキャッチ画像
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サイドバッグサポートは基本左右とも同じ構造ですから、左右とも干渉を起こしてWOOILLオーバーリアキャリアが固定できなくなるのでは…と嫌な予感がしました。

どちらかを諦めるのは嫌なので、どうしたものかと思案していると一案思いつきました。

マフラー側を延長使用することで干渉を回避

その方法はバッグサポートをアップマフラー用に拡張してしまうことです。一案というほどの話でもなく、干渉するなら広げてしまえというだけの単純な話です。笑

実際にやってみるとこれがいい感じ。延長キャリアのボルト(ピンク丸部分)とサイドサポートのフレーム(緑丸部分)が干渉しなくなり、しっかりと固定出来ました。

DRCサイドバッグサポート(D60-01-001)取り付け時の様子

サイドサポートを左右とも仮組して真上からみた様子です。

サイドサポート左側は延長キャリアの真下に収まっていますが、右のマフラー側は外に伸びていることがよく分かります(ピンク矢印)

左右非対称な見た目になるのでそれが嫌な人はNGですが、個人的にはポジティブに捉えています。

それはサイドサポートが横に伸びたところにスペースができて(写真緑色の部分)、工夫すればこの部分にもちょっとした荷物を載せられるのではと思ったからです。

DRCサイドバッグサポート(D60-01-001)とWOOILLオーバーリアキャリアの干渉問題を対候性タイラップで回避した

最後に左側のサイドサポートと延長キャリアの干渉問題を解決します。

マフラー側がしっかりと固定できているので、左側はなしでもいいかな?と思いましたが、少し心もとないので対候性タイラップで固定しました。

写真では1か所の固定ですが、最終的に2、3か所とめておきました。

紆余曲折あったものの無事に取り付け完了

DRCサイドバッグサポート(D60-01-001)左側の取り付け完成写真

最終的に完成した写真になります。まずは左側。

私の場合、延長キャリアとの干渉があって一癖ありましたが、そうでもなければ難なく付くと思います。

タイラップによる固定は賛否ありそうですが、マフラー側はしっかり固定できていますし、キャリアには荷物を載せますから上から押しつけられるのでよしとしています。

今回の取り付け方法で1年以上経過したものの特に問題は起きていません。

DRCサイドバッグサポート(D60-01-001)マフラー側の取り付け完成写真

次に右のマフラー側です。こちらはサイドサポートをアップマフラー仕様に伸ばすことで延長キャリアとの干渉を回避しました。

紆余曲折ありましたが、これで左右両方ともサイドバッグサポートを装備できたので、サイドバッグがタイヤに巻き込まれる心配がなくなりました。

まとめ

以上、クロスカブにサイドバッグサポートを取り付けたでした。

本製品はフレームがしっかりとしていて気に入っているのですが、私の環境(WOOILLオーバーリアキャリア)ではネジが干渉してしまう問題が発生しました。

そのため取り付けには少し工夫が必要でしたが、本製品と延長キャリア両方とも付けられたので満足しています。

クロスカブ生活、若かりし頃の夢を実現する