今回はクロスカブ110に使用しているチェーンロックの話です。
自宅環境における保管を考えたとき、鍵ロック(+ハンドルロック)だけでは心もとないと感じてチェーンロックを追加で用意することにしました。
しかし、オートバイのチェーンロック購入は初めての経験。長さや太さどうしよう?そもそも110ccのバイクにやりすぎ…?
購入当時、結構迷ったのでその時のことを書き連ねてみました。
この記事の内容
- チェーンの太さや長さの好みは人それぞれ
- φ12mmの太めのチェーンロックを購入
- 太めチェーンロックの意外な欠点
クロスカブに使用しているチェーンロック
自宅使用を前提に太くて長めのチェーンロックを購入

今回、私が購入したのはレイト ミスターロックマン ワイルドスライダーチェーンロック ストロング8(ML019-2000)です。
盗難防止目的なので、とりあえず太さがしっかりしているものを探していました。ただ太ければ良いわけでもないと思いますが、細すぎて簡単に切られるよりは良いかなと。
この製品はチェーンの太さがφ12mmとなかなか太めな方ではないかと思っています。またチェーンの長さが2mもあるので、取り回しの面でも使い勝手が良さそうです。
- 駐車場の棒などに地球ロック
- 前後輪を巻き付ける
- 友人のバイクと2台合わせてロック
長さが2mもあれば上記のようなこともしっかりこなせそうですね。
とても頑丈なつくりなので、重量は1.0kgとなかなかの重さです。外出先に持っていくのはちょっとしんどく、この製品は基本自宅使用専用となりそうです。
チェーンをくぐる南京錠とOスライダーが便利!

チェーンロックの先端部分の写真です。1つは南京錠(パッドロック)、もう1つは大きなリング状(Oスライダー)になっています。
南京錠、Oスライダーともチェーンにくぐらすことが出来るのがこの製品の大きな特徴となっています。
つまり南京錠とOスライダーを繋げて、円のようにして使用するだけでなく、両端を各々チェーンにくぐらして別々に固定なんて使い方もできるというわけです。
文字だと分かりづらいので、写真を挟みつつ説明しますね。

南京錠とOスライダーをそれぞれチェーンにくぐらせて使う私のやり方です。
私がクロスカブ110を保管する場所は、写真の通りポールが2本立っています。このポールを活用したかったので、Oスライダーと南京錠を別々チェーンにくぐらせています。
チェーンの長さが2.0mもあるので、途中バイクのタイヤにくぐらせても余裕がありそうですね。

実際にバイクを置いてみました。無理なく固定されていますね◎
ちなみにタイヤとフェンスまでまだ結構距離があるじゃないかと思われる方がいるかもしれません。でも、この前方の空間はセンタースタンドの性質によるものなんですよ。
フェンスギリギリで停車しても、クロスカブのセンタースタンドをかけると車体が若干後ろに戻って写真のように空間ができてしまうんです。
イメージはママチャリの後輪スタンドのかけ方と似ているかな。
ただ、オートバイは自転車と違って車体が重いです。スタンドをかけた後、バイクを移動して前に詰めることができません。
それと乗車時にスタンドを倒すときも、前方に空間がないとスタンドが倒れません。収まりが悪いですが、結局少し空間が必要なんですよね。
そんな事情もありますから、チェーンリングを選ぶ際は、長さに余裕をもっておくと良いと思います◎
ミスターロックマン ストロング8の細かな点
大まかにミスターロックマン ワイルドスライダーチェーンロック ストロング8(ML019-2000の説明をしたところで、少し細かな仕様をみていきます。
鍵穴のカバーなど気に入っているところがあります。良いことだけ書くつもりでしたが、カバーとの相性など残念だったところも。笑
良い点――鍵穴に対して雨や泥などの対策がある


上記、写真2枚の南京錠を見て頂くと分かるのですが、カギを指すところに赤いカバーが付いていて、指で簡単に開閉ができます。
使用時はカバー開く、ロック・外出中は閉めておけば、鍵穴の汚れ進入防止の役割を果たすというわけです。砂やほこりなどの汚れ、雨からくるサビをある程度防いでくれるでしょう。
自転車でもあるあるなのですが、鍵穴って錆びや汚れがたまると、鍵がスムーズに入らずイライラしますからこういう配慮は嬉しいですね◎
経年とともに動きが鈍くなってきた際はMR.LOCKMAN シュッとしてgoo!という洗浄・保護剤もあるみたいですね。自転車にも使えるみたいなので、そのうち考えようかな?
良い点――鍵の色が分かりやすい

個人的に鍵の色が黄色と分かりやすいのも気に入っています。
オートバイでも自転車でもそうなのですが、鍵って日に日に増えていく傾向がありませんか(笑)バイク本体、リアボックス、チェーンロック…などなど。
そして鍵の色ってだいたい黒色なんですけど、数が増えるともうなにがなんだか(笑)その中で黄色は抜群に映えるんですよ。とっても分かりやすくて大好きです。
悪い点――チェーンがバイクカバー穴に入らないこともある

最後に一点だけ残念だったのは、バイクカバーとの相性です。
私の所有するバイクカバー(Active Winner バイクカバーLL)に装備されるチェーンを通す穴が小さくて、ミスターロックマンのチェーンロックを通すことができませんでした。
バイクカバーを購入検討する際、バイクカバーごとチェーンロックかけられる仕様はいいなと思っていたのですが、結果は写真の通り見事に干渉しています(T-T)
太めのチェーンを選ぶ際は、他社の製品と干渉がないかチェックしましょう。
今回はしかたないので、バイクカバーにはチェーンロックをせず、カバーの下にくぐらせるようにして本体のみ固定しました。現在バイクカバー自体は洗濯ばさみでとめています(これはこれで便利!)
ちなみにバイクカバー自体は生地がしっかりしているし、延長リアキャリアやリアボックスを追加してもきちんと収まったのですごく気に入っているんですよ。
12mmの穴が通るようにしてくれるとありがたいなー!
バイクカバーやリアボックスのことは、以下の記事にまとめてあるので興味がある方はあわせてご覧下さい。
まとめ
以上、クロスカブに使用しているチェーンロックでした。
今回は自宅使用と割り切って、太くて頑丈そうなものにしました。おおかた満足していますが、とにかく重たい!!
薄っぺらなロックよりは安心感があっていいのですが、日々の付け外しは少しだけ苦労がありますね。この苦労の分、クロスカブを大切に守ってくれることを期待しています。
さて、防犯意識というのは人それぞれ違うので正解はありません。住んでいる環境にもよるでしょう。なのでご自身の環境を考え、各々最善を尽くしましょう。
大切なものは人それぞれですから、守りたいと思うならある程度の投資はするべきです。
それに例え安い中古のオートバイだったとしても、盗まれたら凹みますよね。そういうときに限って人生の大事なイベントだったり、仕事だったりが重なったりするんですよ…(^^;)
自分はそういう時引きずるタイプなので、これで盗まれたら仕方ないというラインを引くようにしています(それでも引きずるでしょうけど)
「あの時もう少しちゃんとしたもの(バイクカバー、ロックetc…)買っておけばな…」
こういう余計なことを考えないためにも、防犯グッズは最初のうちからそれなりにお金をかけるようにしています。

――第1期:まずは色から!ちょいいじり時代
――第2期:先人に倣え!大改造時代
前カゴをあえて小さくする / ブレーキシューの交換 / フロント多段化 / 泥よけ購入 / タイヤ変更35C→28C / センタースタンド購入 / スマホP-01D購入(SIMカード選択編) / スマホホルダー購入
――第3期:ドロップハンドル時代
カゴ付き自転車にSTI+ドロップハンドルを装備する / バーエンドLEDの改造 / リアディレイラーの交換
――第3.5期:旅用改良時代
リアキャリアの装備 / パニアバッグの購入 / テールランプの装備 / ボトルケージとサーモボトルを新調
――第4期:8速獲得時代
タイヤをマラソンに変更 / 後輪8速化 / ダボ穴を増やす / カゴ付き自転車のハンドル周り干渉問題の解決