自転車

折れた泥よけの代わりにFLINGER SW-PS1Rを購入した

泥よけの説明画像-01

前回の記事で東京スカイツリーまでサイクリングしに行った話を書きました。しかしその帰りに後輪周辺から変な異音。調べてみると泥よけ(フェンダーっていうんですね)が破損していることが発覚。

私の自転車の使用用途はお買い物・移動の頻度が高いので、フェンダーが破損しているのは少々辛い。何より破損したままではカコンカコン音が鳴ってうるさいです(^^;)

このような経緯もあって、フェンダーを再購入することにしました。今回はそのときの話になります。

簡易フェンダーのFLINGER SW-PS1Rについて

私の自転車はプレシジショントレッキング(プレトレ)です。今までの改良の歴史はプレトレ歴代改良早見よりみることが出来ますのでよろしければあわせてご覧下さい。

今回、FLINGER(フリンガー) SW-PS1R リアフェンダーを購入しました。

この製品の面白い特徴として、製品が伸び縮みして収納が可能であるという点です。以下の画像2枚をご覧下さい。

泥よけの説明画像-02    泥よけの説明画像-03

FLINGER SW-PS1Rは簡単に取り外すことが可能です。

そして小さくまとめておくことができるので、使用しないときはバッグにしまっておくなどすることができます。専用の袋も付属していますよ。

泥よけの説明画像-04

ただ、購入初期の状態だと伸縮部分が固いんですよね…。

そこで手元にあったKURE シリコンスプレ- [420ml]を四角で囲った部分に軽く吹きかけ、何度か動かすとずいぶんと改善されました。

 

このスプレーを吹きかけた部分は泥がもろに飛んでくる場所です。そのため粘性の高いスプレーは避けた方が良さそうです。泥や汚れがくっついてしまうことが考えられます。

実際に取り付けてみよう

泥よけの説明画像-05   泥よけの説明画像-06

取り付けはとても簡単で(1)フックを引っかける(2)固定用の留め具をパチンとはめるです。写真2枚で説明しますね。

まず写真1枚目ですが、緑色の矢印の部分。フックを引っかけるようになっているのでひっかけます。

そして次にフックの反対側にさらに強く締め付ける留め具があるので、それでパチンと固定します。簡単2ステップです。

2枚目の写真は何なのかといいますと、フェンダーの角度を調整するねじになります。ピンクのネジを緩めることでフェンダーの角度の調整をすることができます。

2枚目の緑色矢印の部分が普段は噛みあっていて、ピンクのネジを緩めることでかみ合わせを解くといった仕組みです。クリックで写真が拡大表示されるので、興味がある方はご覧下さい。

一度きつく固定してしまえば、歯と歯がしっかりと噛みあって自分好みの角度で支えてくれますよ。

フェンダーの取り付け角度例

泥よけの説明画像-07   泥よけの説明画像-08

取り付け角度はタイヤすれすれから、上向きまで様々。フェンダーはシートポストに取り付けるので、テールライトやバッグなど他にも何か取り付けているのならば、それらとの兼ね合いで調整することになります。

泥よけの説明画像-09   泥よけの説明画像-10

ちなみに収納が面倒な方は、折りたたんだまま走行もできます。シートポストの限りなく上部に取り付ければ、折り曲げておくことができるので見栄えも悪くなさそうです。

ただ、一つ注意ですが、(1)リングを引っかけて(2)留め具で固定する簡単2ステップという特性上、取り付けたまま放置しておくと盗まれる可能性があると思います。管理には注意して下さいね。

少しだけ疑問点も…?

泥よけの説明画像-11

写真にピンクの丸をした部分は、泥よけの角度を調節する歯の部分にあたります。

この部分はガードが甘いので、地面から飛ぶ雨や泥を防ぎきれないかもしれません。ママチャリのようにタイヤを覆い隠すようなガードではないので仕方ないですね。

あくまで簡易的なものであると割り切る必要があります。

泥よけの説明画像-12

また留め具のバンドの素材(布地?)のせいか、振動にずれることがあります。赤信号停車中などに確認すると安心ですね。

まとめ

良い点、悪い点とご紹介しましたが、私は気に入っています。

以前の私はタイヤを覆い隠すようなママチャリスタイルの泥よけが好きだったのですが、壊れたときの取り外しが大変で…。今回は簡易的な泥よけに心動かされました。

日本は雨が多いですが、毎日降るわけではないので必要に応じて装備していこうと思います。

付け外しが簡単ということで「泥よけなんて重たいし、かっこ悪くて付けたくない!」って、重さ・見た目重視の方にも良さそうです。

それと私の自転車はこれから先、旅装備に傾いていくことになります。

リアキャリアの上に荷物を載せたり、パニアバッグが追加されて壁ができたことで、リアフェンダーがなくても泥が避けられるようになりました。

そのためタイヤを覆い隠す備え付けタイプより、臨機応変に着脱可能な簡易フェンダーの方が使い勝手がよくて便利な存在となりました。

スポーツタイプの自転車には1つあると便利だと思います。

長さ:125mm(収納時)、405mm(使用時)
取付可能径:φ22.2~34.9mm
キャリングバッグ付属
 

 

クロスカブ生活、若かりし頃の夢を実現する