パーツ交換

自転車の馬蹄錠(リングロック)を交換【NIKKO NC106】

馬蹄錠交換アイキャッチ画像

今回は馬蹄錠(リングロック)の交換方法です。

馬蹄錠というと「なんのことだろう…?」と思われる方も多いかもしれませんが、ママチャリ(シティサイクル)の後輪に装備されている、タイヤにリングをくぐらせロックするタイプの鍵のことです。

この鍵は鍵本体が自転車に装備されるので、開錠を行うキーだけ持ち運べばよく扱いが楽なのが大きなメリットです。しかし、初期装備されている馬蹄錠はリングが細かったり、リングを回すノブが小さかったりとやや安っぽい傾向があるのは否めません。

また、自転車が屋外に置かれることが多いためか、長年使用しているとサビが発生したり、鍵をする際のノブが紫外線のダメージで折れることがあります。こうなると交換を検討するわけですが、どうせなら少し頑丈なものに交換したくなりませんか。

そこで今回は少し頑丈そうな馬蹄錠を探し、実際に交換してみることにしました。

この記事の内容

  • 馬蹄錠(リングロック)の交換方法
  • 鍵の形にも注目しよう!

馬蹄錠(リングロック)の交換方法

古い馬蹄錠の観察と取り外し

古い馬蹄錠の観察

写真の馬蹄錠(リングロック)は私の所持する27インチダンロップ自転車に初期装備されていたものです。

10年近くノーメンテで使用していたため、全体がサビ付いており施錠のときにつまむノブの部分が折れています。サビで滑りが悪いわ、つまみがなくて施錠し辛いわで使いにくいったらないです(^^;)

滑りの悪さはオイルを塗れば多少解消されますが、今回は思い切って鍵本体ごと交換してしまうことにしました。

―取り外しはネジを外すだけ
馬蹄錠下部のネジを緩めて本体を外す

取り外し方法は非常に簡単で、馬蹄錠下部にあるネジを外して取り付け具を取り除くだけです。

金具で怪我をしないように注意して下さいね。

 

 

馬蹄錠取り外しの際リアキャリアが付いていたらネジを外す

リアキャリアを取り付けている場合、キャリアと馬蹄錠が干渉して外しにくい場合があります。

そのため馬蹄錠側のリアキャリア取り付けねじをあらかじめ外しておくと鍵の交換が容易になります◎

新しい馬蹄錠(NIKKO NC106)の取り付け

馬蹄錠NIKKO-NC106

今回新しく購入した馬蹄錠はNIKKO 頑丈ボディサークル錠 [NC106] です。カンヌキの太さがφ10mmであることを売りにしているようで、実際手に持ってみるとどっしりと重さを感じます。

 

 

―NIKKO NC106は見た目からしてごつい
新旧馬蹄錠比較

新旧馬蹄錠の比較です。見た目からしてごついですね。重量を計測してみたところ古馬蹄錠が154gで、新しい馬蹄錠が338gでした。

見た目だけでなく重さにもその頑丈さが出ているといったところでしょうか。

 

軽量化傾向のスポーツ自転車では重量アップは致命的ですが、今回取り付けるのはママチャリです。軽さを求めるのはナンセンスと割り切って頑丈さを優先します。

―取付金具(バンド)は3種類から選べる
NC106-取付バンド3種類

自転車本体には付属の取付バンドを使用します。φ13、16、19が用意されているので自分の自転車に合ったサイズを探すことができます。

私の場合は27インチ自転車でφ16を使用しました。

 

NC106-取付バンド取り付け方01

写真の様に取付バンドを装着します。指の力で簡単に曲がるのでステーを挟むようにして取り付けます。

 

 

NC106-取付バンド取り付け方02

実際に取り付けた写真です。φ16だと若干緩いかな?という感じがしたのですが、ネジで締め付けていくとぐらつかなくなりました。

ネジ部の固着防止目的でシマノ プレミアムグリスを塗っています。

 
―NIKKO NC106取り付け完成写真
NC106-取り付け完成写真

取り付け完成写真はこのような感じになります。以前の馬蹄錠と比べて全体的に太くなったからか思っていたよりサイズ感がギリギリでした。

ただ、取り付けられないということはないので、馬蹄錠側のリアキャリアねじを外して取り付けましょう。

馬蹄錠とリアキャリアの干渉

リアキャリアと馬蹄錠付近のアップ写真です。接触しているかと思いきや、ギリギリ当たっていません。笑

開錠した際のノブが当たるかどうかも確認しましたがそちらも大丈夫でした◎

 

交換作業は以上です。鍵の作動部分の動きが悪く(鈍く)なってきたら注油をすると元に戻ります○

―鍵の形はディンプルキーが便利
自転車の鍵-ディンプルキー説明

最後に鍵の話です。NIKKO NC106はディンプルキーを採用しています(写真左)今まで使用していた馬蹄錠はプレスキーと呼ばれる旧式の鍵でした(写真右)

ディンプルキーはキーの部分に穴がぼこぼこ空いているタイプの鍵を指すのですが、家の鍵でも見かけるのでご存知の方も多いのではないでしょうか。この鍵はピッキングに強い性質があるので、セキュリティ強化対策として有効です。

また、鍵の表裏がないのでどちらから指しても開錠することが出来ます。暗闇でいちいち鍵の向きを確認しなくていいのですごく便利です。一度使い出すと元には戻れなくなりますよ◎

まとめ

以上、馬蹄錠の交換方法でした。

作業自体は非常に簡単なので、どなたでも気軽に取り組めると思います。錆や劣化が酷くて交換したいという方が大半かと思いますが、鍵の形も注目してみるとセキュリティの向上が望めることがあるので是非ついでに注目してみて欲しいです。

この頑丈さが気に入ったのでママチャリ(シティサイクル)整備録にあるブリヂストン スケッチブック26インチ自転車にも搭載しました。こちらは接触などなくスムーズに取り付けることが出来ました◎

ママチャリ整備録アイキャッチ画像
ママチャリ(シティサイクル)整備録【4台分】私の手元にはママチャリ(シティサイクル)が4台あります。それら自転車たちの整備の様子を記事にしていたら、結構な数の記事が貯まりました。そ...

最後にVブレーキを搭載しているMTB系自転車には取り付けることが出来ません。私の所有するプレシジョントレッキング(プレトレ)もママチャリの様なスペックながらVブレーキが装備されていました。

そのような場合はVブレーキに対応した馬蹄錠を選択すると取り付けることが出来るようになります。例えばNIKKO リング錠NC172J&C Vブレーキ用大型リングロック JC-057CLBのような製品です。数は少ないですが探すと何点か製品が見つかります。

スポーツ自転車だとワイヤー錠やU字ロックを使用される方が多いのかもしれませんが、私のプレトレみたいに街乗りメインで使いたいという場合は便利かもしれません。ご参考までに。

非日常の世界へ…