- 北海道の海岸線を自転車で一周する!
- 海岸線を一周するまで帰ってくるな!!
- 上陸初日に携帯故障のため紙地図を使用!!!泣
2017年にプレシジョントレッキング(プレトレ)という自転車を使用して、北海道の海岸線を一周しました。最初は大好きなプレトレと日本最北端の地に立ちたいという程度の気持ちでしたが、この旅を通して少しずつ自分の心と向き合うことが増えました。そんな当時の心の移り変わりを書き残したものが『北海道自転車の旅~海岸線一周3000km物語~』です。
序章:東京から北海道へ
北海道を自転車で一周することになった経緯はプレトレで日本最北端を目指そうと思った経緯にて記事にしました。少し精神的に参っていた時期と重なって、普段では考えられない物凄いエネルギーが出たのだと思います。
※※地図と記事タイトルの数字が対応しています※※
第1章:道央編(苫小牧から釧路まで)
道央編(苫小牧から釧路まで)の見どころ
不安と期待の入り混じる道央編です。
冒頭の3箇条にもありますが、上陸初日にスマホが壊れたので、一気にハードモードに突入しました。今思えばこの出来事は自分をさらに強くしましたね。
フェリーの中で北海道は半時計まわりでまわろうと決めたのですが、「道央は見どころがほとんどないけど面白いのかな」なんてことを考えていたりもしました。
結果として道央編では旅人や現地の方との交流に恵まれました。
ここでの経験によって、スマホが壊れたことを不安に思い、観光名所のみを見どころと考えていた当時の自分は考え方が幼かったことに気がつかされました。
スマホなんてなくても紙地図があればいい。分からないことは人に聞けばいい。観光名所が少なくても人との出会いがある。
道央編はこのような考えにいたる種まきの物語です。
第2章:道東編(釧路から網走まで)
道東編(釧路から網走まで)の見どころ
道央を経て少しだけ自信をつけて道東編に臨みました。
少しだけというのは、前を向いて少しでも進めば、良くも悪くも現状は変わるということが経験的に分かったからです。
その一方で、道東の頃は道央序盤で痛めたひざとの向き合い方が下手で、その痛みに最も苦しんだ時期とも重なります。
道東編はひざの痛みで思うように進めない苦しみを味わう中で、自転車の乗り方や旅の仕方など、自転車旅の基本と向き合う物語です。
そんな中で本土最東端の納沙布岬や知床峠に挑戦していくことになります。
第3章:道北編(網走から石狩まで)
道北編(網走から石狩まで)の見どころ
道北編は当初、日本最北端の地、宗谷岬へ挑戦することが物語の中心になるはずでした。
ところが自転車乗り達との奇跡の再会を繰り返したことで、いつしか人との交流が物語の中心に変わっていきます。
仲間と駆け抜けたエサヌカ線や日本最北端の到達、オロロンラインなどは一人で経験するよりもずっと良いものでした。
道央では自分の精神面と向き合い、道東では自転車の乗り方や体の痛みと向き合いました。うまくいかないことが多かった。しかしこれらの経験が少しずつ花開きだします。
道北編は今回の物語の重要ポイントです。
第4章:道南編(石狩から苫小牧まで)
※※地図と記事タイトルの数字が対応しています※※
- 【道南編1】小樽の街を完全スルーする失態【石狩→余市】
- 【道南編2】ウイスキー>>||壁||>>自転車旅【余市】
- 【道南編3】積丹ブルーを追いかけて【余市→岩内】
- 【道南編4】このたびはじめての民宿泊【岩内→島牧】
- 【道南編5】北海道最西端到達の果てに…【島牧→熊石】
- 【道南編6】逆風に襲われ写真撮影の気力を消失【熊石→松前】
- 【道南編7】海岸線一周ルールの試練【松前→函館】
- 【道南編8】GLAYの故郷、函館観光 前編【函館周辺】
- 【道南編9】GLAYの故郷、函館観光 後編【函館周辺】
- 【道南編10】魔の海岸線往復ルール,再び【函館→南茅部】
- 【道南編11】長万部に続く道、こがね色【南茅部→長万部】
- 【道南編12】山を越え、秘境を覗き、工業地域室蘭【長万部→室蘭】
- 【道南編13】登別、そして海岸線一周完結へ…【室蘭→苫小牧】
- 【延長戦】フェリー出航までの小さな旅【苫小牧・千歳周辺】
終章:北海道から東京へ
※※地図と記事タイトルの数字が対応しています※※
参考にしたサイトや文献
*1 日本・世界の白地図CraftMAP | CraftMAP TOPページ