自転車

カゴ付き自転車とハンドル周辺アクセサリーの干渉問題を解決する

ハンドルバー拡張アイキャッチ画像

プレジショントレッキング(プレトレ)という自転車を旅仕様に改良して乗っています(過去の改良はプレトレの歴代改良早見表へ)

改良に改良を重ね、カゴ付き自転車にSTIレバー装備というどうしようもない仕様に落ち着いたのですが(笑)旅の途中、これら仕様に不満を感じたことがありました。

「ハンドル周辺のアクセサリーがうまく機能していない…」

という点です。本文中で写真をお見せしますが、カゴに荷物を載せているとハンドルに取り付けたライトが遮られる、サイクルコンピュータが埋もれるなど問題が多々発生しました。

これを旅が始まるまで気がつかなかった私もまぬけですが、どうにか改善できないかと考え北海道一周終了後に改良を行いました。そのまとめを記事にしましたが、果たして参考になる人はいるのだろうか…(^^;)笑

カゴ付き自転車とドロップハンドルの環境改善

現状と問題点

私の自転車はカゴ付き+ドロップハンドル仕様という大変需要な組み合わせで構成されております(個人的には気に入っています)

過去の改良からサイクルコンピュータ+ハンドル前に設置するためのブラケット、そしてキャットアイのライトとベルを組み合わせたものが取り付けられています。

それらを部品を導入した話については以下の記事をご覧下さい。

サイコン ボトルゲージ購入時の画像
サイクルコンピュータはただただ楽しかった【+ボトルケージの購入】サイクリング中の速度や距離を計測できるアイテムをサイクルコンピュータといいます。自分の自転車にも取り付けたくなり、購入検討をすることにしました。詳しく調べてみると価格によって様々な機能があることを知り、自分にとって必要な機能はなにかを考えます。...
ヘッドライト+ベルの画像
自転車のヘッドライトとベルは合体して省スペース化できる!!自転車のハブダイナモ+オートライトだけだと暗いな…と思うことが増えました。そこで長旅の前にサブのヘッドライトを検討することに。でも、ハンドル周りがごちゃごちゃするも嫌だなあと思っていたら、ヘッドライトとベルを合体してハンドルに取り付けできる製品を発見!これだー!...

そして、これらすべての部品を取り付け、運用中の写真が以下のものです。

ハンドルバーの問題点

リュックをカゴに載せてしまうと角度によってサイコンがめりこみ見にくくなり、ライトにいたっては前方が塞がれ、もはや用途を成していません(^^;)

ハブダイナモでホイール付近から1灯照らしていますから無灯にはなりませんが、薄暗い道路では心もとなくハンドル付近からもう1灯照らしたいのが本音です。

以上の問題点より

  1. サイクルコンピュータの位置を変更
  2. ライトの位置を再考

という点を改善できないか考えていきたいと思います。

改善策1:サイクルコンピュータは移動だ!

サイコンをステムに移動

まずサイクルコンピュータの干渉問題を解決します。ハンドルの前に伸ばす延長ブラケットは取り外すことにしました。そして写真のようにサイコンをハンドルの手前のステムに移動しました。

私が購入したキャットアイ ベロ ワイヤレスプラス [CC-VT235W]というサイクルコンピュータには、元々ステムに取り付けるマウントパーツが付属されていたので、それを今更ながら使用しています。

このサイコンの移動によって、カゴの荷物との物理的な解消が達成されて非常に見やすい仕様になりました。

ただ、欠点も1つだけありそれは以前より若干見にくいという点です。

これは首の角度からくる問題で、ブラケット装備時よりも首を下に曲げないとサイコンの画面内容を確認することが出来ないということに起因します。でも、旅自転車がサイコンに求めることって一日(今)どれだけ走ったかなあ?とかその程度なんですよね。

そんなこともあって停車中に確認すればOK!な私の性格上、この点は大きな問題にはなりませんでした。逆にいえば、走行中もサイコンを確認したい(速度、ケイデンスなど)競技寄り方はこのブラケットが有効と思います。

改善策2:ライトの位置を高くする!

さて、問題の大本命のライトの移動です。これについてはかなり色んな案を考えてみたので、考えた案も最後にご紹介します。

案1:ライトとベルの位置を逆にする

ライトとベルの位置を逆にした

記事の冒頭でも触れましたが、私はベルとライトを1つのベルトでまとめて省スペース化しています。ライトを下にベルを上に配置するスタイルはとてもスタイリッシュで気に入っていました。

ところがカゴに荷物を載せると、荷物がライトの光を遮り使い物になりません。

そこでまずはライトとベルの位置を逆にしてみました。しかし、失敗。

以前よりは良いのですが、大量の荷物を載せるとどうしても光を遮ってしまいます。もう少し高さがないと…。

案2:ハンドルバーに拡張フレームを取り付ける

ハンドルバー拡張20cm

そこでハンドルバーに拡張フレームを取り付けました。購入したのはSTL 自転車ハンドルバー エクステンションマウント 20cmです。

このアイテムを取り付けることによって、ハンドルに取り付けるアクセサリーの位置を高くすることができます。ハンドル周りを拡張したい方におすすめの1品です。何よりこれはカゴ付き自転車ユーザーにとって革命的なアイテム…!

しかし、ライトの光の問題が完全に解消された訳ではありません。パンパンのリュックなどをカゴに載せてしまうとやはり厳しいものがありますね。でも、その状況以外はおおかた問題を解消することができました。

しかし、別の問題が発生。延長ハンドルバーが手にあたります(^^;)

購入した延長ハンドルバーは20cmでした。長い方が色々取り付けられて便利かな~って理由だったのですが、ドロップハンドルの上ハンドルで走行する際に手にあたります。

旅用途だと手の疲れでポジションを変えたくなるときがあるので、ここにストレスが加わるのはよろしくないですね。改善の余地があります。

案3:拡張ハンドルバーの長さを短くする

拡張ハンドルバーの長さという問題を残したので、さらに改善策を練ります。

…といってもただ、短い拡張ハンドルバーを再購入しただけです(笑)再購入したのはSTL 自転車ハンドルバー エクステンションマウント 10cmです。案2で購入した拡張ハンドルバーの10cm短いタイプになります。

ハンドルバー拡張10cm

10cmバーの導入によって上ポジションでも手にあたることがなくなりました。

「短くしただけか何だつまらん」と思われるかもしれませんが、気になる点が1つ。それは10cmのタイプにはバーを支える合金フレームが1つしか付属されていないことです。つまり既製品のままでは拡張バーを1本で支えることになります。

この理由は推測ですが、10cmのバーはアクセサリーの取り付け数が少ない(耐荷重が軽い)から1本で大丈夫だ、と判断されたのかな?思いました。

ただ、私の場合はカゴ付き自転車との相性を最優先に考えています。そのため荷物との接触を繰り返して部品(ねじ)が緩んだりしないかな…?って不安があったりします。

実際、サイコンをハンドルの前にブラケットは頻繁に緩んで締め直していた経験があります。あれは露骨にカゴの荷物と接触していたので当たり前といえば当たり前なのですが…(^^;)

ライトやベルはサイコンよりも重要度が高いアイテムです。なので頻繁にトラブルがあるようでは困ります。そこで案2で購入した20cmの延長バーの合金フレームを1つ拝借し、2本組みで運用することにしました。

10cmハンドル拡張バー取り付け例-前から

バーを合金フレーム2本で支えてみた写真です。2本固定式の方がしっかりしています。2本で支えてもバーが少し余るのでそこにライト+ベルを取り付けました。

バーの真ん中は今のところ何も取り付けていませんが、スマホホルダーあたりはいいかもしれません。

10cmハンドル拡張バー取り付け例-後ろから

後ろから見た写真です。サイクルコンピュータがハンドルおよび拡張バーより後ろ(ステム)に移動したことで、荷物にめりこむことがなくなりました。

以前と比べて格段に見やすくなって気に入っています◎

10cmハンドル拡張バー取り付け例-カゴ荷物載せ01

リュックを載せたときの写真です。やや無理くり感は否めませんが(笑)パンパンのリュックでない限り、リュックの上部を少し丸めてやればライトを照らすことが出来るようになりました。

10cmハンドル拡張バー取り付け例-カゴ荷物載せ02

リュックを載せた状態を後ろから見るとこんな感じです。リュック上部を丸めるとライト下部に引っかかるのでこれはこれで安定性がいいんですよ。

私にとってはいいことずくめな製品ですが、最後に1点だけ。輪行などで自転車をひっくり返す頻度が多い方はこの拡張バーが真っ先に地面に接触するのでご注意下さい。

そういう意味でも1本で支えるのって、ちょっとしたときの耐久面から見ても怖い気がするんですけど、私がそそっかしいだけなのかな…(^^;)

そこだけ気をつければカゴチャリに相性の良い面白い製品だと思います。

ボツ案:検討も採用に至らず

おまけでボツ案も書いておきますね。製品が悪いのではなく私の自転車との相性等によるものなので、そういう観点からも参考にして頂けたらと思います。

ボツ案1:バーエンドにライトを拡張

バーエンドに装着するアクセサリーです。カゴ付き自転車だと隠れちゃうかなあ…と思って止めました。カゴなしなら結構面白いと思うのですが…。

それとバーエンドには改造LEDを仕込んでいるので、それを使いたいというのもありました。

LEDバーエンドキャップ-01
【ドロハン用】安価なバーエンドLEDを改良して振動耐性強化+αドロップハンドルの先に取り付けるバーエンドLEDを入手しました。しかし走行中の振動でライトの電源が落ちるというトラブルが頻発。原因は電池周りの微妙な隙間。ほかにも土台部分の安定性や防水性の向上できないか改良を加えてみました。...

ボツ案2:ホイール軸付近にライトを拡張

クイックリリースに取り付けて使用するアイテムです。初めて見たときにこれ考えた人天才だなあって感心しました。クイックレバーの反対側部分って持て余してますものね。笑

KCNCのライトアダプターを使用するとハブ付近にライトを増設、照らすことができるようになります。便利ですねえ。

…え、何故ボツ案になったかって?

私の自転車はロックナット式だからです。言わせんなよ恥ずかしい…

ボツ案3:フロントフォークにライトを拡張

旅の途中でフロントフォークにライトをつけている方がいて、なるほどなーって思いました。

細かいところまで見ませんでしたが、私のライト装備にしているベルト(キャットアイ ヘッドライト用フレックスタイトブラケット H-34N)を使用したらかっちりはまるんじゃないかな…?

なかなか良いアイディアだったのですが、私の自転車はフォーク部分にライトの取り付け穴があるので見送りとなりました。見た目スポーティーですが、ママチャリなもので(^^;)

3案ともボツ

このように3案あったのですが、わがままボディな私の自転車の要求に応えられず、すべて廃案としました。でも1つ1つ理にかなってよく出来ている製品なので、頭の片隅に記憶していつか使いたいなと思います。この記事を見て下さった方の何かの参考になれば幸いです。

まとめ

以上、ハンドル周辺アクセサリー干渉問題についてでした。

サイクルコンピュータの移動、ハンドルバーの拡張などで以前に比べると非常に使いやすい自転車になりました。ハンドルバーについては2つ購入して組み合わせたのでお金がかかりましたが、非常に満足しています。

ただ、荷物を大量に詰めたリュックを載せると相変わらずライトが隠れてしまうなど課題も残しています。ここは少しずつ改善していきたいですね。

いっそのこと緊急時はカゴにライトをくくりつけてしまおうかな。笑

プレシジョントレッキングの改良とその変遷――