自転車

自転車のヘッドライトとベルは合体して省スペース化できる!!

ヘッドライト+ベルの画像

ママチャリのようなクロスバイクのような自転車、『プレシジョントレッキング(通称:プレトレ)』を旅仕様にして乗っています。

フロントは700Cホイールですが、ハブダイナモ仕様でオートライトです。普段使いに大変重宝しています。しかし長旅となると不安もありまして…。

  • 故障することがあるかもしれない
  • そもそもオートライトだけだと暗がり対応できないかな
  • でも、ハンドル周りにアイテムを増やすとごちゃごちゃしちゃうな…

悩ましいところです。
私の希望としては、『ハンドル周りを綺麗に保ちつつ、明るいライトも設置したい!』

贅沢なこといってんな~と思いつつ、探すと意外と見つかりました。
そんなわけで今回はライトとベルを新調し、ハンドル周りを少し綺麗にしたいと思います。

この記事の内容(カゴチャリ貢献度:★★★☆☆)

  • オートライト + α の場面はあるか
  • キャットアイ VOLT400と同社 ベルの抜群の相性
  • 後日、追加で購入したアイテム

オートライト + α の場面はあるか

街乗りだったら基本は必要ないと思う

オートライトって便利ですよね。暗くなったら勝手に電気がつくんですよ。

夕暮れはもちろんのこと、トンネルに入った時も暗さを感知してピカッと光り始めます。

街乗り(近所のスーパーなど)の場合は、のんびり走ることが多いでしょうから、少し先を照らせていれば大丈夫だなという感覚でした。よって+ αで2灯目はいらないというのが個人的な考えです。

大きな道だともう1灯欲しくなる

しかし、大きな国道などを走るとなるとちょっと暗いかな?と感じることがあります。

というのも、相手が車やバイクとなるとすれ違う速度が対人とは大きく異なるので、早めに認識されないと危険かなと思ったからです。

そうはいってもライト一つはきちんと付いているので、どちらかといえば私は後方から突っ込んでくる車の方が怖かったりします(^^;)

街灯の薄い田舎道は必要

例えば、周りが田んぼの道路を夜中に走ろうとすると、これはもう怖くてお手上げです。

以前、そのような道を15~20km/h 程度で走っていたのですが、突然視界に大きな塊が見えました。ハンドルを切ったときにはもう目の前。ぎりぎりかわしましたが、何だあれはと引き返すと大きなたぬきが車かなにかにひかれた後でした。

周りに車がいないからよかったですが、状況の把握が遅れてしまうのは事故の元ですね。知らない道路を走るのならばなおさらです。

この経験でオートライトだけでなく、より明るいライトを併用する必要性を考えさせられました。

キャットアイ VOLT400と同社製のベルは抜群の相性

そんな経緯もあり、オートライトと併用するヘッドライトを探すことになりました。

しかし、ハンドルの周りがごちゃごちゃするのもな~…と探していると、意外とあるものですね(^^;)

VOLT400とベルOH-2400は1つにまとめられる!

ヘッドライト+ベルの画像

記事の冒頭でも掲載しましたが、もう一度のこの写真をみて下さい。このライトとベルは同じベルトに取り付けることができます。
そのためハンドルの上部(下部)はヘッドライト、下部(上部)や背面はベルにしようなど様々な組み合わせが可能です。

 

これはキャットアイ LEDヘッドライト VOLT400自転車ベル OH-2400 ブラックの組み合わせ例です。

私のように省スペース化を求める者だけでなく、(内心)ベルを付けたくないけど仕方なく…というロードバイクユーザーの方の心もくすぐるのではないでしょうか。

ベル:OH-2400について

キャットアイのベルOH-2400画像

実際、ベル本体のサイズが2cm × 2cm × 1.5cm程度と小さくできているので、人目を気にされる方には特に優秀な製品だと感じます。(私は大きくてもいいのですが)

色は黒、シルバー、ゴールドの3種類あるので車体によって変化を付けられます。

キャットアイということでねこの絵柄が描かれています。か…かわいい…かな?

ヘッドライト:VOLT400について

VOLT400充電環境説明-01

VOLT400についてですが、電源は電池ではなくUSBケーブル経由の充電式です。ハイテクですね~~。

VOLT400と書かれている部品の下部あたりにゴム栓があり、そこを開けるとマイクロUSBの穴が収まっています。そこにUSBケーブルを装着し、反対側のUSBコネクタをPCやUSB充電器などに挿しておけばオッケーです。楽ちん(^^)/

しかし、一つ注意がありまして、ライトを発光させながらの充電はできません。充電器を認識した瞬間消灯して充電モードに切り替わります。

VOLT400充電環境説明-03

ヘッドライト部はこのように分解でき、バッテリー部を取り外すことが可能です。つまり、予備のバッテリーを所持していると、バッテリー部分を取り換えるだけで、再点灯が可能になります。夜道の走行が長いと分かっている時はこのような手段も取れますね。

 

光量はハイで400lm、ミドルで100lm、ローで50lmだそうです。くわえて点滅パターンにハイパーコンスタント、点滅が混ざって5種類の点灯パターンがあります。

私は基本的に50lmあれば満足しています。北海道の道でたまーに400lmを使用しました。それでも十分しています。満足されない方はVOLT800などさらに光量の強い商品もあるので探してみて下さい。(値段倍くらい違います…!)

取り付けるとこんな感じ

ハンドル上部ベル、下部ライトパターン

VOLT400とOH-2400取り付け-01

購入当初はハンドルの下側に装備していました。見た目はこの方がすっきりとしますが、ライトが逆さまなので、若干取り付けがしづらいかな…。

それとカゴに荷物を載せると光が干渉しやすいという問題を残します。

ハンドル上部ライト、下部ベルパターン

VOLT400とOH-2400取り付け-02

ベルを目立たせたくないならばこちらでしょうか。こちらの方法ですとライトの位置の高さを確保できる分、荷物との干渉は和らぎますが、旅行用のパンパンのリュックがカゴに乗ると駄目でしょうね。

 

前カゴの荷物とライトの光が干渉する問題について

これは自分の想像力不足でした。普段の買い物程度ならば、ライトを上部に設置すれば、ある程度対応することができます。しかし、長旅用のバッグとなると光を遮りがちです。

最初は素材が柔らかめのリュックでうまくずらして…という風に対応しましたが、リュックならば背負った方が早いことが多かったです。笑

遮らない荷物をカゴへ、残りを背負うみたいに臨機応変にやっていました。

VOLT400とOH-2400取り付け-03

現在はライトの位置を高くするSTL 自転車ハンドルバー 延長ブラケットを取り付けていますが、このパーツについては北海道記事終了後に詳しく取り扱いたいと思います。これカゴチャリユーザーにとってはすごく便利なアイテムなんですよ。

 

1年使用してみて

非常に使いやすくておすすめしたいところですが、一点だけ。

VOLT400のベルトが割れる

ベルトの部分がゴムとプラスチック(だと思うのですが)でできていて、樹脂の部分が劣化で割れてしまいました。またベルト部分も切れています。外に放置していると紫外線で割れてしまうのかな…。

 

VOLT400のベルトの代えを購入

交換パーツを探してみると、フレックスタイトブラケットという破損したベルト部分のパーツを見つけました。部品全て買い直しにならないことはユーザーのことを考えてくれていますね。でも、強度面がどうにか改善されたら嬉しいなあ。

 

後日、追加で購入したアイテム

充電バッテリー

VOLT400予備バッテリー

予備の充電バッテリーです。

北海道の旅を想定して購入しました。下記で紹介するクレードルに挿しておいて、たまにメインバッテリーと入れ替えていました。

 

北海道旅よりも、普段の充電し忘れの代打としての役割の方が強いですね。いい加減だから…(^^;)

急速充電クレードル 

VOLT400充電器-01   VOLT400充電器-02

急速充電が可能になる台座です。

北海道の旅に出るときに限られた時間でパパッと充電出来たら便利かな?と思って購入しました。普段は急ぐこともないので使用頻度は減少しますね。せっかく所持しているので気分によって使い分けています。

別の記事でも書くと思うのですが、北海道一周の際にはバッテリーとクレードルの両方を持っていきました。便利ではあったのですが、荷物の重さを考えるとどちらか1つでも良かったかなあなんて思いますね。

まとめ

明るいライトも入手して、ハンドル周りも綺麗になりました。

世の中便利なものがあるものですね~。

私の場合はサブのライトとして導入したので、近場の街乗りでは基本的に使用しません。しかし、確実に帰りが遅くなるときや遠出をするときはバッグに忍ばせています。私の場合はオートライトとこのライトが2つあれば、大体の道は大丈夫そうです。

少し気をつけたいのはライトの角度。車を乗っている人、歩行者の目に直接あたると直視できないくらいまぶしいので、その点は注意が必要です。車のハイビーム当てられると嫌なのと同じですね。

この記事を書いていて一つ感じたのは、当時の自分はオートライトを明るくしようという発想が抜け落ちていました。この内容もまた後日ということで。

そして、この何気なく取り付けた可愛らしいネコのベルですが、のちの北海道で私の心強い戦友になろうとはまだ知る由もないのでした…!

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