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自転車の防寒対策でハンドルカバーを購入【真冬のママチャリ事情】

防寒ハンドルカバーアイキャッチ画像

自転車用のハンドルカバーを購入しました。主に防寒対策の目的です。

家の者から「自転車に乗っていると手袋をしていても寒くて辛い。どうにかならないか」という相談を受けたことが事の発端です。

自転車を普段使いしている身からすると、真冬だろうが真夏だろうが季節は関係ないですからね。

今回は防寒対策として自転車用のハンドルカバーを検討することにしました。走行中の向かい風を抑えることで、手の底冷えを防ぎます。

この記事の内容

  • ハンドルカバーってどんな製品?【HC-FU2400】
  • ハンドルカバー使用の際の注意点
  • 冬の間付けっぱなし環境で3年間使用してみて

自転車の防寒対策としてハンドルカバーを導入

マルト 自転車ふわふわハンドルカバー(HC-FU2400)

マルト-自転車ふわふわハンドルカバーグレー HC-FU2400
―HC-FU2400の製品概要

今回購入したのはマルト 自転車ふわふわハンドルカバーグレー HC-FU2400です。

電動アシスト自転車にも対応しています。ただし、通常・電動アシスト自転車共にフラットバータイプ(=まっすぐのハンドル)には取り付け不可のようです。

説明書によると材質は、表がポリエステルリップ、内がポリエステル綿、裏がポリエステルタフタ、透明部分はPVCのこと。

完全防水ではないとの記載があります。防水性については本記事の下部でも触れます。

―「ダサくないカバーがいい」という希望

今回、ハンドルカバーを購入検討するにあたり、使用者の希望として「あんまりダサくないカバーが良い」との条件があがりました。

見た目の感性は人それぞれなので難しいところですが、ハンドルカバーをしていると年寄りくさく見えるというのは分からないでもないです。

色々と探した中で、コンパクトで控えめなデザインにみえた本製品を選んでみました。

実際にハンドルカバーを取り付けた様子

ハンドルカバーの装備方法

ここからは実際に取り付けた様子です。

取り付け方法は、ハンドルに本製品を被せて、(1)ボタンでパチンととめる(2)紐でしばるの簡単2工程です。

紐でしばる際はブレーキワイヤーを避ける(巻き込まない)ことが推奨されています。運転中に紐でワイヤー部分を引っ張ってしまう事故を防ぐためでしょうか。

ハンドルカバーの通し穴の開きは最小限に工夫されている

ところでハンドルカバーのハンドルに通す穴の部分を観察してみると、必要最低限だけ開けられていることが分かります(写真緑丸部分)

これは走行中の向かい風がハンドルカバーの中に入り込むことを防ぐためです。

紐でしばり、ボタンでとめても完全に風の進入を防ぐことは難しいですが、全部開いているよりずっと良いです。よく考えられています。

HC-FU2400-左ハンドル側全体写真

実際に取り付けた左ハンドルの様子です。

ハンドルまわりがすっぽりと覆われて、ベルまでかかる形です。走行中の左手の操作はハンドルカバーの中で完結しますね。

試しに手を入れてみるとそれだけでも中々暖かいです。それにくわえて、走行中の風を防げます◎

HC-FU2400-左ハンドル側拡大写真

ベルまわりの拡大写真です。

透明な素材で出来ているので中の状態が分かりやすいですね。

HC-FU2400-右ハンドル側拡大写真

こちらは右ハンドル側の様子です。

この自転車はピアノタッチシフトと内装三段ギアの組み合わせなのですが、ハンドルカバーの透明部分があることでギア操作が分かりやすくできるのがポイント高いです。

自転車に慣れている人はともかく、目視で確認できた方が安全ですね。

カバーを被せたことで、ギアやベルの操作がやりにくいと感じた人はそれら部品のネジを緩めて角度を調節してやると良い感じに収まります。

自転車用のハンドルカバーは手袋をしたままでも使用可能

ハンドルカバーと手袋-01  ハンドルカバーと手袋-02

今回購入したマルト 自転車ふわふわハンドルカバー(HC-FU2400)は、手袋をしたままでも問題なく使用することができました。

見た目を重視してコンパクトなものを選んだので、もしかして手袋をすると入らないかな?と思ったのですがそんなことはありませんでした。

手袋をした上で使用するとさらに暖かいですね。外気の風を防ぐとこうも違うんだなと思い知らされます。

自転車用ハンドルカバーの使用上の注意点

―完全防水ではない

記事冒頭でも触れましたが、完全防水ではないので注意が入ります。

ただ、私は購入してから3年ほど冬の間は付けっぱなしという使用環境でしたが、大雨でなければ使えるという感想です。

防水スプレーをかけてやればなお良しですが、付けっぱなしだと忘れることも多いですね。汗

―盗まれないように注意

盗難は注意が必要です。紐でしばってボタンでとめてあるだけですからね。

集合住宅や駅前の駐輪場など人の出入の多いところに長時間駐輪する場合は、ハンドルカバーを外す選択肢があっても良さそうです。

集合住宅住まいの方や、駅前などに人気の多いところに長時間駐輪される場合は、多少面倒でもその都度外した方がいいかもしれません。

もしくは、紐の部分を針金で固定する方法です。のちに夏用の自転車カバーを購入した際に取り入れた方法なのですが、簡単で気に入っています。

夏用ハンドルカバー-SHT1850アイキャッチ画像
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―ベルの音が小さくなる

ハンドルカバーの中で鳴らすため、ベルの音が小さくなります。

ほとんど鳴らすことはないので影響は小さいですが、一度鳴らして「こんなものか」を知っておくといざというとき慌てないかな。

―転倒の際に態勢に注意

最後にバランスを崩したり、転倒したときのことです。

何かの問題が起きて自転車から手を離さなければならない時、そのタイミングが遅れる可能性があります。

走行中はハンドルカバーの中に手を入れっぱなしになるので、動きが自転車に引っ張られがちになるという意識が必要です。

基本的に安全運転を心がけていれば問題ないのですが、最近は電動自転車の登場で自分の力以上の動きが簡単にできますから注意したいですね。

自転車用ハンドルカバーを3年間使用してみて

自転車用ハンドルカバーを冬の間3年使用した様子

最後に本製品を3年間使用した感想です。本製品は2019年11月に購入して、2022年3月まで使用しました。冬の間は付けっぱなしです。

基本的には快適に使用できました。私が使用しても暖かいと感じますし、付けっぱなしでも特に問題はなかったようです。

防水性能は大雨だとしんどいですが、多少の雨なら特に問題はなさそうです。

ただ、紫外線のせいか段々色が変化してきて、2年目の後半頃には傷みも出てきました。そこからしみてきますから、破れてきたらそこまでと考えた方が良さそうですね。

上記写真は2022年3月のものですが、紫外線で色がピンクに変わっていますね。表面もボロボロで限界です。

付けっぱなしの場合、2~3年が限界かなという感じがします。

まとめ

以上、自転車の防寒対策でハンドルカバーを購入した話でした。

走行中の風を物理的にシャットアウトするので、手袋と組み合わせるとかなりの暖かさを確保できます。

極寒用のボア素材、夏用のレース素材など季節に応じて様々な商品が出ているので自分に合った製品を探すのも楽しいですね。翌年に夏用を購入しましたがこちらも快適です。

夏用ハンドルカバー-SHT1850アイキャッチ画像
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