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自転車旅で使えた照明道具のまとめ【夜道・トンネル・キャンプ場】

自転車旅照明アイキャッチ

日本はとても恵まれた国だと感じます。

照明器具が発達していて24時間明るさで困ることがないですよね。人の集まる繁華街は夜になってもネオンが輝いていつでも昼のような明るさです。

当たり前のような光景ですが、これって凄いことだと思いませんか?

自転車旅をしているとこの”当たり前”ではない場面に多々遭遇します。

薄暗い道路、トンネルのなか、夜のキャンプ場。

自分の身を守るためには、照明器具を使用して自分の存在を周りに主張しないといけません。そして照明器具には、状況に応じて様々なアイテムがあります。

今回の記事では、私が自転車旅やキャンプで使用している照明器具をまとめてみました。

この記事の内容

  • 自転車に乗るときに便利なライト
  • キャンプ場で使える便利なライト

自転車に乗るときに便利なライト

自転車フロント用オートライト

LEDオートライトの画像

ハブダイナモホイールとLEDヘッドライトの組み合わせです。ママチャリなどでよく見かける仕様ですね。

オートライトはその名の通りで、暗がりになると自動で点灯します。

 

夜道やトンネル内など暗がりに反応して自動で点灯をはじめるため、運転に集中できるのが強みです。旅用自転車は重くてふられやすいので、ライトに気を遣わなくていいというのは大きな負担軽減になります。

また、トンネルというのは一度だけでなく、連続でいくつも通過しないといけないことがあります。そのような場面でも自動点灯のライトを装備していれば、ただ走るだけでよいので快適です。

繰り返しになりますが、旅用の自転車は搭載している荷物の重さから、想像しているよりもハンドル操作が難しいです。バランスを保つためにはハンドルから手を離さないことが大切で、オートライトは運転に集中するための助けになっています。

フロントライト

VOLT400とOH-2400取り付け-02

自転車のハンドル等に取り付けるライトです。

装備しているオートLEDライトよりも明るいので、走っていて明るさが足りないなと感じたときは同時に使用します。

 

USBケーブルで充電することができるので、モバイルバッテリーを所持しているとどこでも充電することが可能です。

このライトはワンタッチで自転車から取り外しが出来るので、キャンプ場に着くと懐中電灯としても使用しています。

私が使用している自転車ヘッドライトは、以下の記事にまとめました。

ベルと一体化できるのでなかなか便利なアイテムです。

テールライト

テールライト記事TOP画像

自転車後方に取り付けるテールライトです。スイッチを押すと点灯します(点滅などいくつかパターンあり)

自転車旅で恐怖を感じることは多々ありますが、そのなかでも私が苦手とするのがトンネル内の走行です。

狭いトンネルを走行する場合、車道を走る自転車は想像以上に逃げ場がありません。そのため早めに自分が存在することを知らせる必要があります。

大きなテールライトはその役割を強く果たします。自分の命を守るアイテムなので、”派手””大きすぎる”くらいが丁度よいと考えます。

私が使用しているテールライトは以下の記事でまとめました。

リアキャリアに取り付け可能なので、旅用自転車に最適です。

バーエンドLED

LEDバーエンドキャップ-01

ドロップハンドルの先端に取り付ける光るキャップです。

夜道、トンネル対策で使用しています。明るさはテールライトと比べると少し弱いかなと感じますが、点滅させることで車のドライバーに「何か光っている」と思わせることができると思います。

私が購入したバーエンドLEDは振動に弱く、頻繁に消灯状態になりました。【ドロハン用】安価なバーエンドLEDを改良して振動耐性強化+αという記事で耐振性能を改良・向上させて以来、安定して使用することができるようになりました。

腕に巻きつけて使用するLEDライト

ランニング用LEDライトの画像

ランニングや犬の散歩のときに使用する、腕に巻きつけるタイプのLEDライトです。

私はトンネルを通過する際に、車道側になる右腕に巻きつけ点滅させて使用しています。

 

腕だけでなく、リアキャリアの荷物に引っかけても使用できるので色々と応用がききます。値段が安めだったのでどんなものか?と思ったのですが、直視できないほど明るくて良い感じでした。点滅させて使用すると暗がりで目立って良いです。

テールライトやバーエンドLEDが赤色だったので、この製品は緑色にしました。

おまけ:反射板について

ライトとは直接関係ありませんが、後方からの追突防止対策として反射板が有効です

私の使用しているパニアバッグのオルトリーブシティには、ホームベース状の反射板が標準装備されています。写真だけでも結構目立ちますよね?

 

パニアバッグの詳細は、カゴ付自転車だけどオルトリーブのパニアバッグを装備させて旅仕様にという記事にまとめています。

旅の途中で、同じパニアバッグを使用している方に出会い、その反射具合をみて「あ、これ目立っていいな」と再確認しました。

100均にもシールタイプの反射シートが販売されています。バッグに追加で張り付けて試してみたのですが、粘着力が弱いのかすぐに取れてしまって効果は薄かったです。

キャンプ場で便利なライト

ヘッドライト

ヘッドライトの画像

頭につけて使用するライトです。

自転車用のフロントライトをメインの光源として流用してもいいのですが、頭に取り付けるヘッドライトならば両手が空きますよね。両手が空くと暗闇内の作業効率が格段に向上します

 

例えば、真っ暗な状態でテントを張る際、手持ちライトで片手が塞がっている状況を想像してみて下さい。

ほかにも夜道で自転車が故障したとき右手に工具、左手にライト…考えただけでも最悪ですよね。

ヘッドライトを所持していれば、片手を煩わされる心配がありません。私が使用しているものは単三電池1本で動くので、重さが軽くて携帯性に優れています。

1つ持っていると旅の生活水準が格段に上がりますよ!

LEDランタン

LEDランタン2種類を並べた画像

LED仕様のランタンです。

キャンプ場の外で作業(テント張り、食事など)をするときに使用します。LED光源は虫が寄りにくいので、虫嫌いの方は嬉しいかも。笑

 

ランタンの底にカラビナを取り付けた画像

基本的には床に置いて使用しますが、ランタンの底にフックを引っかけることができるタイプがあります。この機能があると、テントの天井に引っかけて室内灯として利用できます。

テント内の作業効率が格段に上がり、非常に便利なので購入時の参考にして下さい。

私はジェントスのEX-837NXという製品をメインに使用しています。小型ですが80ルーメン程度の明るさを確保できてとても重宝しています。テントの中ではEX-837NXを天井に吊るしておけば事足りますね。

ただ生産終了になってしまったようで、今からの入手は難しそうです。一応参考までに(^^;)

まとめ

自転車のライトは所持していると仮定した上で、自転車旅をさらに快適にする私のおすすめアイテムは、ヘッドライトとLEDランタンかなと考えます。

どちらか1つでもいいのですが、2つあると役割をもたせて広範囲を照らすことが可能になるので行動に余裕がもてると思います。

ちなみにLEDランタンは暖色のものを選ぶとキャンプ場で雰囲気が出るので楽しいですよ。

さて、私は車を利用したキャンプ遊びもします。自転車には載せられないような大きなランタンなどの照明アイテムを所持しています。

そういった照明アイテムのなかから、自転車旅に流用する照明は、コンパクトに収まること重量が軽いことという点を重視して選んでいる傾向があります。

自転車は荷物の搭載量が限られるので、サイズというのは1つポイントになるでしょう。

最後に、照明器具は盗難や紛失のリスクに備えて、複数所持しておきましょう。くわえて充電方法をUSB経由と乾電池経由などリスクを分散させておくと、トラブルに強くなります。

日頃からリスクを分散させる癖をつけておくと、いざというときに動じません(^^)/

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