ママチャリの後ろカゴの増設方法についてまとめました。
ママチャリ(シティサイクル)の素晴らしさはまず第一に自転車本体が頑丈なことです。この頑丈さを活かさない手はないでしょう。後ろカゴや子供用椅子の増設をして使い倒す方も多いと思います。
頑丈なボディを酷使してなんぼ、前カゴ、後ろカゴに重い荷物何でもこい!!ママチャリの強みがここにあります。
今回はママチャリの後ろカゴの装備方法についてまとめました。実はドライバー一本で追加できるので簡単なんですよ。荷物の搭載容量を向上させましょう◎
ママチャリに後ろカゴを追加しよう!
後ろカゴ搭載の前提条件はキャリアの有無
自転車の後ろカゴは、一般的な自転車であればおおかた取り付けることができます。ただし、リアキャリア(荷台)の装備が必要なので未装備の場合は取り付けます。
自転車によりけりですが、ダボ穴止め(写真1枚目)かシートピン止め(〃2枚目)の2種類があるようです。私の環境では、アルベルトがダボ穴止めで、他の3台(スケッチブック、トレンディ、ダンロップ)はシートピン止めでした。
2カ所固定する内のもう一方はホイールなどを止めるナットの部分です。15mmのレンチを使用して取り付けます。
ナット部分の取り外し方は以下の記事にまとめてあるのでよろしければご覧下さい。
ーリアキャリアにはサイズがあることに注意する
自転車のサイズ(26、27インチetc…)搭載重量や内容によって選ぶ製品が変わってくるのですが、これを書き出すと非常に長くなってしまうので別の記事にしたいと思います。
今回は自転車にリアキャリアが装備されていて、後ろにカゴを搭載するを前提とします。
ブリヂストン スタイリッシュ バスケット L(31L)
―ブリヂストン スタイリッシュ バスケット Lを購入
今回購入したリアカゴはブリヂストン スタイリッシュ バスケット Lです。容量は31Lで、世の中にあるリアカゴのなかでは大きめのものになります。
…といっても数字だけ31L!大容量!!なんて言われても分かり辛いですよね。
そこでカゴの比較記事を作ってみました。私の自転車ブリヂストン スケッチブックのリアカゴは27Lなので、27Lと31Lでどれくらいの荷物が搭載の違いが出るか検証しています。
結果はティッシュ箱1つ分の差がありました。詳細が気になる方はこちらもあわせてご覧下さい。
―取り付けはドライバー一本で簡単!
付属パーツはカゴを固定するプレート4枚とねじが2本です。カゴとリアキャリアを2枚のプレートで挟み込んでねじでとめるだけなので簡単なんですよ◎
リアキャリアへの取り付けですが、前方、後方気味…など好きなポジションに取り付けたいですよね。しかし、リアキャリアとプレートが干渉してうまくつかないケースがあります。
私の場合、写真のように縦に伸びるリアキャリアの金属より手前側でないとうまく付きません。付けてみるとカゴとおしりが少し当たるんですよね。もう少し後ろだと快適なんだけどなあ。
付属金属部品はそのままだと錆びそうだったので手元にあった防錆潤滑剤 D-64を吹き付けてみました。効果はあるかな…?
ねじが乾いた頃に固着防止でプレミアムグリスを塗りつけて固定しました。
―取り付け完成写真
自転車に固定した様子です。リアカゴはサイズが大きい部品ですから、取り付けるだけで見た目ががらっと変わりますね。いかにも荷物運びますって感じがします。
このスタイリッシュ バスケット Lは、カゴ後方のメーカーの名前が入っている下部に穴が開けられています。
ここに手を入れることが出来るのですが、自転車スタンドを上げたり下げたりするときに大活躍します。考えられています◎
同様に側面にも穴が開いていることが確認できます。こちらは荷物を固定するロープを通したりできそうですね。
自転車の荷台を固定するロープもたくさんあります。旅用自転車などで色々試していて以前記事をまとめたので、よろしければあわせてどうぞ。
―サドルと接触して気になる方へ
上記文章内でも触れたのですが、カゴの取り付け位置が限定的なためにリアカゴとサドル(イス)が近くなることがあります。
座ったときにカゴとお尻が触れて気になるという方がいるかもしれません。完璧な解決方法が見つからないのですがいくつか…。
まずサドル(イス)の位置、角度の変更です。写真で丸したナットは13mmのスパナなどで緩めることができます。
ナットを緩めてサドルを前に出したり角度を変えてみて改善されるか試してみます。
しかし、サドルの位置はスポーツ自転車のサドルと比べて大きく変更できません。自分もずらしてみましたがほんの気持ちという感じでした。それでも角度と組み合わせて多少の改善はみられました。
もう1つの案としてサドルの高さを変更する方法があげられます。私の場合は少し上げてやりました。
しかし上げすぎると停車時にふらついたりするので少しずつ、がコツです。スポーツ自転車に乗り慣れている方ならいいのですが(^^;)
まとめ
以上、ママチャリの後ろカゴの増設方法についてでした。
装着前後では別物の自転車のような風貌になりました。私は普段の買い物でティッシュやトイレットペーパーなどかさばる荷物をまとめて購入することがあるので、リアカゴがあると安心です。
カゴ自体は1600gほどの重量がありますが、搭載自転車はママチャリ(シティサイクル)ですから、そこは気にしても仕方ないかなと思います。
後ろカゴはダサいかな?と考えられる方もいるかもしれませんが、ママチャリにかっこよさを求めてはいけません(笑)運搬性能が欲しいなと思ったら周りの目を気にせず増設しましょうよ!
クロスカブ本体の改良
本体(JA45)購入 / 外装カバーの着脱 / リアキャリアの拡張 / リアボックスの追加【リアキャリア延長による加工も】 / ホムセン箱の改良(ボルトやフックの増設) / マルチマウントバーの増設 / スロットルアシスト / ナンバープレートに荷掛けフックを追加 / 2ポートUSB電源 / バーエンド着脱とスロットルパイプの交換 / グリップヒーター取り付け / サイドバッグサポート / パニアバッグ取り付け / 右サイドスタンド / エアバルブ角度の変更 / テールランプのLED化 / エンジンオイルの交換 /
クロスカブまわりの道具
身に着けるもの(ヘルメット、ジャケット、手袋etc…)
ヘルメット選び【SHOEI Z7】 (ヘルメット選び方) / グローブ3種【夏・春秋・冬】 / バイクジャケット / 脊髄プロテクターの追加 / ニーガードプロテクター / トレッキングシューズ / レインウェア