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【スマホ名機】P-01Dは私を夢中にさせた【自転車用に一台追加】

P-01Dの画像

普段は、ママチャリのようなクロスバイクのような自転車、『プレシジョントレッキング(通称:プレトレ)』に乗って遊んでいます。

今回は私がはじめてスマホを購入したときの話です。

一見、自転車と関係なさそうにみえますが、その後行われた北海道海岸線一周旅のとある出来事に係わるので書き出すことにしました。

それと単純にこの機種のことが好きだから書きたいということもあります。笑

随分と古い機種で、この記事は年々備忘録としての意味合いが大きくなると思います。機械が好きでそんなスマホもあったんだ、くらいのネタ話として楽しめる方は読み進めて頂けたらと思います。

注意!:記事内に登場するP-01DはOS Android 2.34でOSの更新を終えています。2018年現在、大半のアプリが対応していません。(例:Line、ロケスマなど)

自転車趣味が高じてスマホに興味をもった

2016年までスマートフォン非所持勢だった

私は携帯端末に縁のない生活をしていました。

ガラケー(フューチャーフォン)は所持していましたが、それも大事な連絡を取るためです。電話とショートメールさえ出来れば満足という状態でした。

そのためサイクリングのときは、手書き地図を作成してポケットに忍ばせつつ、あちらこちらにおもむき楽しんでいました。特に大きな問題はありませんでしたが、稀にこんなトラブルも…。

  • 道が複雑すぎて要点しか書いていない手書き地図では迷う
  • 道を尋ねようにも周りに誰もいない、店もない

距離がのびるほど、見たことのない道に遭遇することが増え、道が分からなくなるというトラブルが増えていきました。

道に迷うこともサイクリングの楽しみの1つ…とも思うのですが、帰宅時や夕暮れ時などどうしても迷いたくないときってありますよね(^^;)

そんなときくらいスマホを荷物に忍ばせておけたら保険になるのかなあ、なんて思うことがあり、そんなとき出会ったのが中古のP-01Dという製品でした。

P-01Dについて:外観編

P-01Dのサイズ感を伝える画像

購入したものはパナソニックのP-01Dという機種です。

端末のサイズですが、docomo公式HPによると高さ約110mm × 幅約55mm × 厚さ約 12.8mmとのこと。

 

写真のように片手にしっかりと収まります。これくらいのサイズだと不愉快なく触れて扱いやすいかなって思います。最近のスマホって少し大きすぎませんか…?

P-01Dの裏側画像   P-01Dの上部画像

裏側も角が曲線を描くデザインなので、長時間触り続けていても手のひらが痛くなりません。地味な部分ですが、使用者のことを考えた素晴らしいデザインだと思います。

P-01Dは上部に充電の差込口が装備されます。

自転車に取り付けることを考えるとケーブルが触角のように伸びてしまうので、下部に付いていた方が嬉しかったかな(^^;)

イヤホンジャックも上部です。こればかりは好みですが、自分はイヤホンジャック上部派なので、これは使いやすいと思いました。結局一度も使用しませんでしたが。

P-01Dのバッテリー部分の画像   P-01DのSIMカード部分の画像

ふたを外すとバッテリー部分が現れます。写真の通りでバッテリーは取り外しが可能です。

バッテリーのもちがよくないようで、容量多めのバッテリーを取り付けたり、予備のバッテリー(パナソニック P-01D電池パック【ドコモ純正】)を所持する人もいたようです。

バッテリーを外すとSIMカードやSDカードを挿しこむ場所が出現します。ちなみにSIMカードのサイズは標準タイプでした。最近はSIMカードがどんどん小型化されて、あまり見かけなくなりましたね。

今回購入したSIMカードについては、【格安SIM】自転車用スマホのSIMカードにDTIを選んだの記事にまとめました。

P-01Dについて:内部編

結論からいうとroot化して運用しました。その経緯としてP-01dの歴史について知ると理解が深まります。

P-01Dには問題が多かった

まずP-01Dは標準状態で運用をしようとすると壊滅的な欠点がいくつかありました。

  • プリインストールアプリが多すぎてストレージを圧迫
  • ストレージ容量が少ない(内臓1Gで使用可能は250MBあるかないか)

特にストレージの問題は深刻で、ソフトウェアのアップデートをすると容量が即MAXになるという地雷仕様。よく商品として販売したものだなと感心するレベルです(^^;)

人びとから反感を買い、世の中から一瞬で消え去ろうとしていたP-01Dでしたが、有志によってあるとき光が…。

管理者権限を取得して(root化)、初期アプリの削除など通常運用では変更できない部分に手を加えることで活用されるという道が見出されました。

世間の評価は残念でしたが、root化の流れが起きたことで(一部)改造好きの方からは愛されていたようです。また、中古市場に出回るP-01Dの価格の安さから、はじめてのroot化の練習機としても好かれたようで。

いつの間にかP-01D → P-oidで”ぽいど”なんて呼ばれる始末。愛されてますね。笑

root化運用(自己責任)の魅力

さて、root化を行い、できるようになることの例として…。

  • 初期アプリの削除
  • SDカードにアプリを移動
  • スクリーンショットを撮影できるようにする

初期アプリによる容量圧迫と、内部ストレージ低容量の問題が解決できるので、使い勝手が格段に向上します。ちなみにP-01Dはスクリーンショット機能がありません。信じられないでしょ。笑

root化は自己責任ですが、通常では付与できない機能を追加できるのは魅力ですね。

私はスマートフォンに地図と多少の連絡手段程度の機能しか求めなかったので、価格の安いP-01D+root化の案で進めていくことにしました。

P-01Dは価格が手ごろなことから、root化の練習用に購入する人もいたようです。私が購入したときは中古で4000~6000円推移でした。”スマホ”としては破格の安さですね。

Panasonic スマートフォン/タブレット まとめwikiというサイトを見ながら、試行錯誤でコツコツと進めました。分からないことばかりで大変でしたが、1つずつ改善していく感じが楽しかったです。…プレトレと同じですね。笑

一連の作業のなかで、P-01Dをモバイルルーターとして使いやすくするために、APN切り替えというアプリを入れることもしました。

これで緊急時はwi-fi仕様のiPadをネットに繋ぐことができるようになりました。

P-01Dの充電ケーブルについて

P-01Dの充電には全てのUSBケーブルが対応しているというわけではありません。

私の所持している限りですが、充電できたものは純正のケーブルと、100均で購入したケーブルでした。

ネットで仕組みを調べてみると、giuliettaのブログ内のP-01Dが充電できないUSB機器(ケーブル含む)がある問題の真の理由と対応(*3)と、サツぽろ、ニッキ。内のAndroid系スマホで、モバイルバッテリーから充電できない場合(*4)が参考になります。

要するにUSBの内部の構造によって充電の可否が決まり、P-01Dに限っていえば充電専用のケーブルを使用すると充電できる…そんなところでしょうか。

私の所持していた100均のケーブルは、たまたまこの条件にあてはまっていたのですね。

自転車ユーザーのみ:ぽいどの致命傷

使用してみて決定的な弱点に気がつきました。ずばり「振動に弱い」です。涙

理由はバッテリーが外付け式だからでしょう。固定されている内部バッテリー式と比べると、どうしても振動には弱くなります。

振動でバッテリーと本体の接触が悪くなると、最悪電源が落ちます(^^;)

私のように使用頻度が低い者ならば我慢ができますが、ナビもGPSも…なんて方は内臓バッテリー式の物を選んだ方が良さそうです。

この問題に気づいたとき、私は悟りました。保険は手に入れたけど、今後も楽をしないで紙地図を続けようと…。涙

まとめ

自転車用途としては微妙でしたが、P-01Dとの出会いはよいものでした。

スマホのOSまわりをいじくりまわす、そんな体験は中々できないですからね。少しずつ機能が足されていく喜びは今でも忘れません。

当時、自転車遊びを忘れてP-01Dいじりに没頭した時期があります。後にも先にも自転車離れしたのはあの1回だけです。笑

P-01Dを手に入れたことで、生活に変化がありました。

まず、LINEを始めました。まわりに勧められて最初は嫌々でしたが…。でも、以降自転車で知り合った人と連絡先を交換するのに使用できたりしたので、結果的にはよかったのかな。

アプリは基本的なものでGoogleマップと天気が便利ですね。それとモバイルルーター機能がおもいのほか◎

はじめてのスマホとしては十分でした。ややもっさりしていてエラーも出るのですが、それがまた可愛いんですよね。出会えて良かったぽいどちゃん(^^)/

※ 記事内でも触れましたが、SIMカード購入編については記事を分けました。興味がある方は【格安SIM】自転車用スマホのSIMカードにDTIを選んだをご覧下さい。

参考にしたサイトや文献

*1 docomo | P-01D サポート情報
*2 Panasonicスマホ・タブレット まとめWiki | root
*3 giuliettaのブログ | P-01Dが充電できないUSB機器(ケーブル含む)がある問題の真の理由と対応
*4 サツぽろ、ニッキ。 | Android系スマホで、モバイルバッテリーから充電できない場合

プレシジョントレッキングの改良とその変遷――