私の自転車(プレトレ)の初期装備スタンドはサイドタイプでした。
サイドスタンドってシンプルなのですが、カゴ付き自転車は荷物が入った状態で止めると前輪側がグラつくのが悩みどころでした。
今回、その解決策としてボトムブラケット周辺に取り付けるセンタースタンドに変更してみることにしました。
結果からいくとグラつきは以前より解消されました。
他にも良い点、悪い点が出てきたので、この記事で紹介したいと思います。
センタースタンドの面白い機能
センタースタンドってどんなもの?
今回私が購入したのはMASSLOAD CL-KA56という製品です。
この製品はスタンドを立てる際、2本の足が開いて車体を支えます。しかし、走行中は車体の片側(フレーム左側)にまとまって収まるという優れものです。
取り付け方法は簡単でボトムブラケットの近くのフレームに金具を挟み込みます。その際、8mmの六角棒レンチが必要になります。
良くも悪くも新しい発見があった
いざ使用してみると色々な発見がありました。
まずスタンドの足の部分ですが、複数の穴と六角棒レンチを突っ込むネジが確認できます。このネジの位置を変更することで、スタンドの足の高さを調整できるんです。
この足を高く設定してやることで、後輪が浮かせることができます。
後輪が浮くことによってメンテナンススタンドの代わりとなり、リアディレイラーの調整などができるようになります。
私はメンテナンススタンドを所持していないので、この仕組みはありがたかったです。
しかし、このセンタースタンドは取り付け角度に一癖ありました。
ペダルを漕ぐときにスタンドに接触するからと後輪寄り(チェーンステーと平行)に固定すると、スタンド展開時にクランク部分と接触してしまいます。
これではクランクが回らず、メンテナンススタンドの代わりに出来ませんね。
逆にスタンド展開時に、クランクがスタンドに接触しないように調整してみます。
しかし、ステンド展開時にスタンドとクランクの隙間を開けすぎると、今度は走行中にスタンドとクランクと接触します。笑
このセンタースタンドは取り付けの位置が重要といえそうです。
収納時(走行中)、展開時ともに接触しないポイントがあるのは間違いないので、上手にバランスをとってみて下さい。私の場合は上記写真くらいのバランスでどちらの状況でも接触せず良い感じになりました。
メンテナンス用途は不要!という方は、チェーンステーと平行状態で固定してしまえば、走行中接触することなく、綺麗に収まると思います。
最後にもう一つ注意ですが、車体に取り付けるパーツが金属のため、車体を傷つけることがあります。
写真の複数の緑色の矢印部分ですが、分かりますか?
おそらく走行中にネジが緩んですれたり、取り付け時にこすったりしたのだと思います。傷が気になる方は本体と金具の間にゴム片をかますなど対策をとった方が良さそうです。
まとめ
元々サイドスタンドの不安定な状態を解消できないかと購入の検討を始めたのですが、随分と話が脱線した気がします。
でも、工夫次第でメンテナンス用途でも使用できるというのは個人的に当たりでした。
個人的にスタンド自体の能力は、センタースタンドの方が好きです。
ただ、斜面で止める場面ではスタンドが地面に届かなくて、止める場所を工夫する必要があることもありました。その点においてはサイドスタンドに軍配が上がるかもしれません。
しかし、完璧な製品はなかなかありませんから、どこかで妥協するよりありません。私は買い物用途多めで平地における安定感を求めたのでこの製品で十分満足しています◎
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