ブリヂストンの自転車ラインナップの1つにTrendy(以下トレンディ)があります。いわゆるシティサイクルの分類で、私のブログでいうママチャリです。笑
このトレンディが私の家にも一台あるのですが、購入からしばらく年数が経過したこともあり、少しずつ劣化が見受けられました。そこで今回改めて自転車を観察・不良箇所を整備してみることにしました。
過去の他のママチャリ整備と作業が似ている部分が多いため、過去記事を紹介しながらの記事となります。
27インチ自転車トレンディの観察・整備
トレンディの基本スペック
![ブリヂストントレンディ-整備前](https://kagochari.com/wp-content/uploads/2019/02/trendy-maintenance-01.jpg)
- Wループ型フレーム
- 27インチタイヤ(タフロード)装備
- 前カゴ付き
- フルチェーンカバー
- 内装三段(+グリップシフター)
- 後輪はローラーブレーキ装備
といった具合です。どこの自転車屋さんでも販売されているオーソドックスなタイプの自転車ですね。
トレンディを観察してみる
![トレンディのロゴ](https://kagochari.com/wp-content/uploads/2019/02/trendy-maintenance-02-300x225.jpg)
まずフレームを観察してみると、トレンディのロゴが見受けられました。
ネットで調べてみると販売年によってロゴが異なるようです。どれが何年とかまではちょっと分かりません(^^;)
![タフロードのタイヤと米式変換アダプター](https://kagochari.com/wp-content/uploads/2019/02/trendy-maintenance-03.jpg)
フロントのタイヤです。ブリヂストンのタフロードが装備されていました。ママチャリの初期タイヤって、とりあえずタフロードを装備しておけばOK感ありますよね(^^;)
バルブは以前別のママチャリ(スケッチブック)のタイヤ交換をした際に米式変換バルブ(パナレーサー エアチェックアダプター)を取り付けたので、米式として運用しています。空気圧が管理できるようになるので便利ですよ◎
![一線式ハブダイナモ](https://kagochari.com/wp-content/uploads/2019/02/trendy-maintenance-04-300x225.jpg)
フロントホイールにはハブダイナモが装備されています。この自転車には一線式(J1端子)が装備されていました。
ライトは問題なく付くので、電気回りの整備の必要はなさそうです。
![タフロード後輪の傷み具合](https://kagochari.com/wp-content/uploads/2019/02/trendy-maintenance-05.jpg)
次に後輪ですが、前輪と比べるとすり減りやひび割れなどタイヤの消耗が確認されました。
街乗り程度なので使えないことはないのですが、アルベルトのタイヤ交換の際に使用したIRC サイクルシード耐摩耗85型 WO 27X1-3/8のタイヤが1本分余っていることと、後輪の整備は時間がないと出来ないので今回思い切ってやってしまいました。
![アルベルト整備アイキャッチ画像](https://kagochari.com/wp-content/uploads/2019/01/albelt-maintenance-25fi-320x180.jpg)
実際の作業風景
![後輪取り外し作業風景](https://kagochari.com/wp-content/uploads/2019/02/trendy-maintenance-06.jpg)
後輪を取り外します。自転車を逆さまにするときにハンドル周りやサドル(椅子)が傷つきやすいので布やダンボールなどを敷くと良いですよ◎
ちなみに後輪の取り外しは以下の記事にまとめてありますので、よろしければどうぞ。
![後輪車体右側撮影](https://kagochari.com/wp-content/uploads/2018/08/replacement-city-bicycle-r-tire-10-320x180.jpg)
![NEXUS-INTER3-sg-3r40](https://kagochari.com/wp-content/uploads/2019/02/trendy-maintenance-07-300x225.jpg)
さて、取り外したホイールを確認するとSG-3R40(内装3段ハブギアインター3)の記載がありました。
内装ギアは普段のメンテナンスの手間が少なくていいですよね。
![スプロケット16T](https://kagochari.com/wp-content/uploads/2019/02/trendy-maintenance-08-300x225.jpg)
スプロケットは16Tが装備されていました。
私の使用環境は(1)スピードをそこまで出さない、(2)坂道が少し多い地域なので、18Tに変えて漕ぎ心地を軽くしてしまってもいいかもしれません。
インター3の清掃・グリスアップ
![インター3の清掃](https://kagochari.com/wp-content/uploads/2019/02/trendy-maintenance-09-300x225.jpg)
ここまできたら、とインター3の内部清掃とグリスアップも行いました。
サビはありませんでしたが、細かな砂が入り込んでいたので丁寧にふき取りました。
インター3の分解・観察は文章にするのが複雑だったので別に記事をまとめました。難易度が一気に上がるのでご注意下さい。
![インター3アイキャッチ画像](https://kagochari.com/wp-content/uploads/2019/02/inter3-grease-up-21fi-320x180.jpg)
タイヤ・チューブ交換
![パナレーサースーパーチューブ](https://kagochari.com/wp-content/uploads/2019/02/trendy-maintenance-10-300x225.jpg)
インター3の組み上げ後、タイヤ交換を行います。チューブはパナレーサーのスーパーチューブを購入しました。
肉厚で重いですが、ママチャリは軽さを重視しないことと後輪はパンク修理の手間がかかることを加味して頑丈そうなものを選びました。
タイヤ・チューブ・リムテープ交換については以下の記事に作業工程をまとめてあります。
![ママチャリの全体像改良前](https://kagochari.com/wp-content/uploads/2018/08/replacement-26inch-wheel-01-320x180.jpg)
上記記事にはない注意点として今回使用するIRC85型はタイヤの向きがあります。矢印の向きに注意して取り付けを行いましょう。
タイヤの取り付けが終わったらホイールを自転車に戻します。
最後にローラーブレーキにグリスを入れて終了です。そのやり方については以下の記事にてまとめています。キャップを開いて押し込むだけなので簡単にできますよ○
![ローラーブレーキグリスアップアイキャッチ画像](https://kagochari.com/wp-content/uploads/2019/02/roller-brake-grease-up-13fi-320x180.jpg)
まとめ
以上、ブリヂストン トレンディの観察・整備でした。
26インチママチャリ(スケッチブック)、アルベルトに続く3台目の整備ということもあって真新しい作業が減ってきてしまいました(^^;)
その代わり、作業時間は1台目と比べると大幅に短縮できているのが嬉しいところです。部品の並びを写した写真を見なくてもパーツの配置が頭に暗記されて、個々の作業に余裕が出てきていることを実感します。
色々と手をつけた中でタイヤ交換とインター3(ハブ)のグリスアップは効果を感じます。タイヤは地面との食いつきが良くなりますし、グリスアップは音が滑らかになるというのかな。
スポーツ車に比べると少し構造が複雑ですが、丁寧にメンテナンスすると新品同様かそれ以上に蘇るので普段使いママチャリの改良もなかなか癖になります。笑
![クロスカブ生活](https://kagochari.com/wp-content/uploads/2022/08/crosscub110-life-cta.jpg)
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