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キッチン上部の照明に電子点灯管を導入、点灯スピードの向上を求めて

キッチン上部の照明に電子点灯管を導入、点灯スピードの向上を求めて-アイキャッチ画像

キッチン上部に取り付いている40W形蛍光灯に電子点灯管を取り付けました。

先日、キッチンと洗面所の20W形蛍光灯を工事不要のLEDランプに交換しました(参考:妥協案として工事不要の20形直管LEDランプを導入【キッチンと洗面所】)。

その際、蛍光灯+電子点灯管の組み合わせも考えたのですが、LEDランプに興味があったため採用には至りませんでした。

自宅の蛍光灯はキッチン上部の40W形蛍光灯のみとなりました。残りすべてがLEDランプに変わり、点灯時間の遅さが目立つようになってきたので、こちらには電子点灯管を導入してみることにしました。

キッチン上部の照明に電子点灯管を導入

キッチンの照明を観察して詳細な情報を得る

キッチンの上部に付いている照明(オーデリック-OL001426)

今回取り上げるキッチン上部の照明です。恐らく40形で、自宅にある蛍光灯系の照明の中では最大サイズになります。

もう20年近く付いているかな…?工事不要のLEDランプを取り入れたキッチンや洗面所の時と同様、照明本体の寿命のことは理解しているのですが、今回は少しだけ延命させます。

延命させるにあたって、この照明は蛍光灯自体よりも点灯管のちらつき、遅れが気になっていたので、電子点灯管を取り入れることにしました。

関係ないですが、写真の下に写っているのは以前取り付けた複合型警報器です。

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シーリングライト(オーデリック-OL001426)のカバーを外した

照明のカバーを外しました。配線が露出していて、改造するならば扱いやすそうだなと思いました(要:第二種電気工事士)。

この照明の真ん中らへんにある円筒形のものが点灯管で、今回のテーマとなります。

シーリングライト(オーデリック-OL001426)に付いている40Wグロースタータ(TOSHIBA-FG-4P)

点灯管あたりの拡大写真です。点灯管はTOSHIBAのFG-4Pというものでした。種類としてはグロースタータのようです。

グロースタータはスイッチを入れてから点灯まで数秒待たされます。他のグロースタータが付いていた照明は工事不要の直管LEDランプに変えており、その点灯時間がすこぶる速いんですよね。

最近はグロースタータの点灯の遅さが煩わしく感じていました。そのため蛍光灯はそのままに点灯時間を素早くできる電子点灯管に交換していきます。

キッチン上部に付いている照明の詳細(オーデリック-OL001426)

ちなみに照明の土台に、照明の詳細が書かれたシールが貼ってありました。

この照明はオーデリックのOL001426という照明で、対応ランプはFL40ssとあるので40形で間違いなさそうです。

40形は消費電力46W(+安定器約5W程度?)もあるんですね。ゆくゆくはLEDにした方が良さそうです。

電子点灯管の観察と交換方法

電子点灯管(パナソニック-FE4PF2/X)を購入した

今回購入したのは、Panasonic 電子点灯管(FE4P F2/X)です。

グロースタータと比べると、価格が2~3倍程度高いですが、蛍光灯のまま点灯スピードを速めることに意味を見出すならば購入の価値があります。

新旧点灯管の外見の比較(上:電子点灯管、下:グロースタータ)

新旧の点灯管の外見を比べてみました(上:電子点灯管、下:グロースタータ)。

外見はほとんど一緒で、型番でも書いてないと間違えそうです。

新旧点灯管の接続部分の比較(右:電子点灯管、左:グロースタータ)

新旧の点灯管の接続部分(底)を比べてみました(右:電子点灯管、左:グロースタータ)。

こちらも色以外の形状はまったく同じようです。どちらも豆みたいなものが2つ付いてるP形口金ですね。

初めて電子点灯管を購入したので間違ったものを買ってないか心配だったのですが、これならば問題なく取り付けられそうです。

電子点灯管(パナソニック-FE4PF2/X)を照明(オーデリック-OL001426)に取り付けた

キッチンのオーデリックの照明(OL001426)に電子点灯管を取り付けました。穴に差し込んで少しひねるだけなので簡単です。

試しに点灯させてみたところ、1秒もせずにパッと点灯しました。先日LEDランプを取り付けたキッチンや洗面所と同じような速さになって満足しています。

電子点灯管は取り付けたものの…

シーリングライト(オーデリック-OL001426)の安定器の詳細

今回、電子点灯管を取り付けて一件落着としましたが、照明の土台に取り付いている安定器をみていると、照明自体あんまりいい状態ではないなと感じます。02年製なのでやはり20年近く経過しています。

時々、ジーと言ったりしますし、寿命があるのも知っています。何事もなくただ壊れてくれるならばいいですが、発火なんてされても困ります。

今回はとりあえず延命目的で動きましたが、近い将来、この照明のことも考えないといけないなと思いました。

まとめ

以上、キッチン上部の照明に電子点灯管を導入、点灯スピードの向上を求めてでした。

電子点灯管の導入によって、蛍光灯のままでも照明の点灯スピードが劇的に向上したので個人的には満足しています。

昔は照明の点灯速度や省エネのことなんて考えたこともなかったですが、LEDランプが普及するようになって意識する機会が増えましたね。

私自身、LEDに慣れてくると、かつて常用していた白熱電球や蛍光灯、グロースタータに疑問を持つことが多くなりました。

そんな疑問を考え、新しいものを受け入れた時に、何だか自分も時代とともに進んでいる感じがして面白いなと思いました。

「LEDランプなんてあったね」

そんな会話をする時がまたやってくるのでしょうね。

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