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階段照明のLED電球交換-明るさと配光角度の学び

階段LED電球の交換-明るさと配光角度の学び アイキャッチ

自宅の階段にあるLED電球を交換した際に、気づきがあったのでまとめました。

自宅(一軒家)で「内階段の照明がなんだか薄暗い」という意見をちらほら聞くようになり、50W相当(600ルーメン)の照明から60W相当(760ルーメン)の製品に交換したところ、満足いく結果になりました。

しかし今回の交換にあたって、意識した点は単純な明るさではなく、光の角度(配光角度)です。LED電球の特性について、個人的に良い学びがありました。

階段照明のLED電球交換-明るさと配光角度の学び

50W相当のLED電球で階段が暗く感じる不思議

階段照明のLED電球交換

これが我が家の階段に取りついている照明器具です。1階と2階を繋ぐ階段の中ほどに1つだけ取り付けられています。

以前は白熱電球が付いていたので、電球切れをしょっちゅう起こしていましたが、LED電球にしてからはそういうトラブルはなくなりましたね。

階段照明のカバーを外す

カバーを外してみると、電球が上向きに取りついていることが観察できます。照明器具はE17口金で、白熱電球60Wまで対応するようです。

取り付いていたLED電球は、TOSHIBA LDA6L-H-E17/S50W/2 50W形相当(600ルーメン)電球色 でした。

単純に考えて50W形相当(600ルーメン)を階段使用ならば、それなりに明るいイメージがあります。それでもなぜ「階段まわりが薄暗い」という声が上がったのか、疑問に感じていました。

ちなみにこの50W相当のLED電球導入については、当時私は関与していなかったので、詳細を知らなかったというのもあります。なのでまずはLED電球を調べてみました。

その中で、配光角度が120°であるという点が気になりました。

上向き照明器具とLED電球(配光角度)の相性を考える

上向き照明とLED電球の配光角度

各製品に示される配光角度は「この製品はだいたいこの角度を明るく照らしますよ」ということを示します。

逆にいえば、それ以外のところはうす暗くなる可能性があります。今回の場合は、写真の青色の部分ですね。電球が下向きならともかく、上向きで120°は死角ができやすいですね。

この配光角度というのは、LED電球につきまとう問題です。LEDの光は直進性が強い性質なので、白熱電球や電球蛍光灯と比べると光の広がり方が狭い事情があるためです。

LED電球で光りの広がりを求めたい場合は、この配光角度の数値が大きいものを選ぶ必要があります。

私が所持していた50W相当のLED電球は120°でした。問題は明るさではなく、天井ばかり照らしてしまう配光角度にありそうです。

使用用途がスポットライト的な意図ならば、配光角度を狭めることにも意味があります。しかし、「階段(足元)を明るくしたい」私の家の用途としては不適と感じました。

配光角度260度 60W形相当LED電球(760lm)に変更

LED電球プレミア 7.2W(電球色相当)LDA7LGE17Z60ESW2を購入

こんな事情もあったもので、まず配光角度数値を今までより大きなものに変更しようと思いました。

今回、購入してきたのはパナソニック LED電球 プレミア 口金17mm 60W形相当 電球色相当(7.2W) LDA7LGE17Z60ESW2です。今まで使用していた50W相当と見比べると、今までより1まわり大きい感じですね。

60W相当(760ルーメンで)で配光角度260°(全方向タイプ)なので、上向き照明に取りつけても広い範囲を照らすことができそうです。

Panasonic-LDA7LGE17Z60ESW2の配光角度は260°

階段の照明器具に取り付けてみました。LED電球が大きすぎてカバーの穴を通らなかったので、実際はカバーを付けてからLED電球を取り付けます。

配光角度が260°とのことで、階段下まで光が広がってくれたらと望んでいます。壁側は対応できませんが、照明カバーの中で光が多少拡散してくれることを期待します。

Panasonic-LDA7LGE17Z60ESW2を取り付ける

照明をつけてみると以前より確実に明るくなりました。足元の明るさが改善されたことで階段全体が明るくなった感じがしますね。

表現としては階段まわりが以前より均等に明るくなって、暗い部分が減ったという方が適切かもしれません。以前は天井ばかりが明るかったので、足元の暗さが目立ちました。

明るくなった要因として、50W形相当(600ルーメン)から、60W形相当(760ルーメン)に数値を上げたというのもあるでしょう。ただ、足元が明るくなった点は配光角度からくるものだと考えています。

階段全体が明るくなって良い感じです。

【余談】LED電球の明るさの選び方、40、60W相当など

照明の明るさはバランスが大切

今回、階段の明るさを50W相当(600ルーメン)から60W相当(760ルーメン)に数値を上げました。しかし、各部屋とのバランスを考えると迷いもありました。

照明の明るさというのは、全体バランスが大切です。部屋、廊下、階段、トイレなどすべての照明器具が、明るすぎず、暗すぎずで保たれます。

今回の場合、階段の”明るさ自体”は、当初から50W相当(600ルーメン)とそれなりにありましたから、さらに上げるのはバランス的にどうかなと思ったんですよね。

50W相当はあまりみかけないので、40W相当(440ルーメン程度)、60W相当(760ルーメン)の2つで検討しました。正直、配光角度さえ気をつければどちらも階段照明として使えるかなと思いました。

その照明に何を求めるかを明確すれば迷いが減る

明るさの選択方法ですが、その照明に何を求めるかを考えることが大事です。

例えば、お洒落さを重視するならば40W相当、明るさを重視するならば60W相当みたいなイメージです。照明の数や住人にもよりますから、その答えはそれぞれでしょう。

私の場合は、高齢の者がいる環境なので、明るめの60W相当を選択しました。

高齢者がいる場合、家の明るさは若者のみの環境より1まわり明るいくらいで丁度いいと思っています。重視すべきはお洒落さより、怪我防止の徹底です。

ただ、明るすぎて目がチカチカすると、かえって歩きづらいですから判断が難しいところです。今回の場合は温かみのある電球色だったこと、カバーがあって光がマイルドになることもあって、60W相当を選択しても大きな問題にはなりませんでした。

今回は配光角度の問題が主ではありましたが、「階段が薄暗い」という相談から始まったことなので、明るさを1まわり明るくする選択は良かったと思っています。

まとめ

以上、階段照明のLED電球交換-明るさと配光角度の学びでした。

LED電球登場初期の頃と比べて、配光角度もずいぶんと種類が増えました。120度(下方向)、180度(広配向)、300度(全方向)など様々な商品があります。

部屋を広く照らしたければ数値の大きなものを、スポットライト的に使いたかったら数値の小さいものを選ぶので、どれが良いというのは一概にはいえません。

意識せずとも全方向を照らしてくれた白熱電球と比べると、LED電球はこういった点でやや癖があるかなと思います。ただ、省エネ、高寿命などメリットも多いですから、癖を理解して便利に使いこなしたいものです。

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