自転車のこと

自転車趣味が楽しめないという人に対する回答一例

世の中、自転車ブームなんですよね?

私自身は普段お買い物、たまに遠出というほとんど自転車乗りに会わないスタイルなのであんまり実感がありません。

ただ、最近知り合いが何人も始めているのをみると「これはもしや噂に聞く自転車ブームか…!」なんて思ったりもします。素晴らしいことですよね。

が、しかし、流行と表裏一体なのは、始めたけど楽しめない、続かない…という人が一定数発生すること。

それが原因は何でなのかなあということを今回考えてみました。

自転車趣味が続かないという人に対する回答一例

私なりの回答

まず始めに「始めてみたけど続かない…」という人に私なりの回答です。

他にも楽しいことはたくさんあるのでどうぞやめて下さい。

私は何事も引き止めないスタイルなので貫きます。ただ、友人をみていて、自転車をやめゆく人にある傾向があるような気がしました。

気になる点があるので質問と提案がいくつかあります。よかったら気軽な気持ちで見て下さい。

質問:インターネットを見すぎていませんか?

インターネット楽しいですよね。私も大好きです。でも長年やっている分、インターネットの楽しさとつまらなさにはっきり思うところがあるんです。

回答としては、楽しい点は新しい世界の発見があること、つまらない点は調べすぎて自身の成長体験を奪われるところです。

自転車始めたばかりの頃って何事も楽しいですよね。一緒に思い出しましょう。

  • どんな自転車を買おうか
  • どんなところに行こうか
  • 友達増えるかなあ

こんな楽しい想像をたくさんしませんか?これは趣味をやる上でとても大事なことと思います。少なくとも私は大事にします。

だけど、ちょっと怖さもありますよね。

  • 自転車選び失敗したら嫌だな
  • 道に迷ったら嫌だな
  • 服装とか何か言われたら嫌だな

こういう感情も沸くのではないでしょうか。人は失敗をしたくない生き物なので何が正解なのか知りたくなります。そうなると最短で最適解を知りたくないですか

そんなときに世の中の大半の人がインターネットを使うわけです。

  • 自転車+おすすめ
  • (土地名)+ルート
  • (場所)+食べもの+おすすめ

こういう調べ方をしていないでしょうか。これにちょっと待った!を言いたい。

調べすぎるとつまらなくなる

―つまらなくなる原因は調べすぎること

失敗をしたくない、これは分かります。でも最初のうちは誰でも失敗をします。でもそれを乗り越えて経験となり次の思考を生むんです。

一度経験すれば同じ失敗をする確率は減るでしょう。でも次はきっと新しい失敗をします。

この失敗を含む成長過程を楽しむのも趣味の醍醐味ではないでしょうか。というよりこの過程をすっ飛ばすと続かないと思うんです。

特に初心者の頃は失敗の連続。嫌になることもあるかもしれません。でも、思い返すと始めたばかりの試行錯誤期間が一番楽しかったというのはよくあるのではないでしょうか。

こういう思いができるのは自分の考えが先行してあれこれもがいた人です。

―インターネット情報は発信者の成功体験であるということ

インターネットで正解を調べようとする行為を否定はしません。

ただし、その行為は度が過ぎるとあなたが近い将来経験するであろう成功体験の1つ1つを確実に奪い去ります。

進化(成長)を早めることは一見良さそうにもみえますが、結局のところ絶滅(飽き)を早めているだけなのではないかなというのが私の持論です

友人を観察していて思いました。ふと我に返ったとき、何をしていいのか分からない…というのは人に頼りすぎて、自身の趣味に対する理解度が追い付いていない側面があるのではないかと。

捕まえたての野生のピカチュウに雷の石を使って強制進化させるようなものですよ(ポケモンまったく詳しくないけど、見せかけだけで技覚えないんでしょ??)

見出しの通りで、インターネットで発信されている情報は発信者の成功体験であって、あなたのものではないという感覚をもつことが大切です。

製作者の追体験があなたにとって毒になるか薬になるか考えたことありますか?

インターネットの情報が悪いわけじゃない

インターネットの情報は毒にも薬にもなります。

例えば、海外を自転車で走ることになって、マフィアの街を走ることになりました。インターネットで安全なルートが分かるのであれば、これは活用するべきでしょう。命に関わりますから。

でも、〇〇おすすめ情報とか本当に必要ですか?命に関わります?調べなくても近い将来それ経験しますよね?ってこと多くないでしょうか。調べたらなのは分かりますよ。

ここから先、私が何度でも言いたいのは、趣味は何事も最短で最適解を求めるものではなく、遠回りを楽しむものではないかということです。

提案:調べものはルールを決めて楽しもう

失敗を恐れず自分で考えて進んで欲しい。…そうはいっても情報化社会、いきなり全てを捨てろというのは苦痛な人が多いのではないでしょうか。

ですから、調べ物をするルールを決めませんかというご提案をしたいと思います。

  • 友人に自転車3台まで絞ってもらったけど、最後は自分が決める
  • 道具を3つ買うとして、2つは自分の直感で買う
  • 1日だけ紙地図にして、本当に困ったらナビを使う

このように自分で主導権を握ってはいかがでしょうか。慣れてくると自然と主導権の割合は増えていきます。最初は小さいところから…です。

自分なりのインターネットの活用法を完成させましょう。

ちなみに私はアナログ派です

私も自転車に乗ります。ドロップハンドル形状にカゴ付きですから相当ひねくれています。でも自分で試行錯誤した結果なのでめちゃめちゃ楽しいです(記事の”おすすめ”はしませんが、興味があったらブログ内を探してみて下さい)

北海道の海岸線を一周した時は、上陸初日に保険で持っていったスマホが壊れたので、紙地図だけで一周して帰ってきました。苦労もありましたが、自分で考えたので楽しかったです。

物語の体なので、この記事はおすすめさせて下さいね。

北海道自転車の旅~海岸線一周3000km物語~
北海道自転車の旅~海岸線一周3000km物語~このページは私が北海道の海岸線を自転車で一周した時の記事をまとめています。走行した距離が3000㎞を超えているため道央・道東・道北・道南とエリアを4つに分けました。エリアごとの見どころを地図とあわせて記載しているので目的の記事が見つけやすくなっています。...

初日にスマホ大破というドラマチックな経験なので、中々ないと思います。ここまでやれなんていいませんが、苦労や失敗の濃度が濃いので充実感もひとしおでした。

小さな楽しみを確実につかもう

話を戻しますが、最初は近所をくるくる回るだけでもいいんです。スマホに頼らず自分の力だけで近所の細道をすべて正確に回れますか?

楽しさって案外小さなところにあったりします。でも、調べ物をしすぎると表面上の情報にだけ詳しくなって、小さな楽しさに気づかなくなるんです。

それは感性が育っていないからで、心が成長していません

小さな発見、特に失敗談は、本来ならばあなただけが経験することを許された宝物のはず…私はそんな気がします。

始めた頃、少しだけ走って感動したあの心を自分の力で呼び戻しましょう。

どうしても自転車をやめたい方へ

最後に、自転車をやめなくて済む特効薬が1つだけあります。それはお持ちの自転車を日常生活環境に混ぜてしまうことです。

  • 通勤・通学
  • 普段の買い物など

私の自転車はカゴ付きドロップハンドルですから、買い物はこの自転車で行きます。リアキャリアも付けてますから大体なんでも運べます。それにママチャリより軽快で速いのでストレスもありません。

普段は買い物主体、やる気が出たときだけちょっと遠出。やる気が出ないときや冬の間はほかの趣味を楽しむ。気負わなくて楽ですよ。1台で済みますから場所も取らないし。

価格が高い自転車で気を遣うならば、グレードを下げるのもありですね。街乗り主体ならフロントギアによりますが、リア7、8速あれば十分ですから(私は8速です)

自転車置き場から出発出来るのはやっぱり楽なんですよね。無理なく等身大で楽しめるスタイルを考えましょう。

一応、カゴの付け方とか部品改良のヒントは当ブログで扱っていますから、気になったら自分で調べて下さい(この記事ではおすすめしません)

まとめ

以上、自転車趣味が楽しめないという人に対する回答一例でした。直接的な対案が少ないのはごめんなさい。

もしこの記事を読んで下さったあなたが、自転車趣味に対して絶望的なまでにつまらなさを感じていたら、それを救うことは難しいと思います。

ただ、もしもこの記事に書いてある”何か”が引っ掛かるのでしたら、少しでも修正をかけてみてはいかがでしょうか。

現代社会ではインターネットの世界は切っても切り離せません。

人の成功体験(おすすめ)をコントロールできるようにならないと、ほかの趣味を始めても必ず同じ轍を踏みます。強制進化して喜ぶのはポケモンだけにしましょうよ。

最適化させるのは仕事(内容にもよるけど)であって、趣味ではないです。失敗も趣味の一部分だと受け入れて、世の中のものを楽しみませんか。

成長を急ぎすぎず、ゆっくりのんびり楽しみましょう。

ちなみに私自身も色々失敗していますよ。しょうもねえな!って笑ってもらえれば幸いです。

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