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自転車の冬用ハンドルカバーの再購入、より良い製品を求めて【2代目】

自転車の冬用ハンドルカバーの再購入-アイキャッチ画像

自転車の冬用ハンドルカバーが傷んできたので、2代目を購入しました。しかし、あまり満足のいくものでなかったので、その経緯や当時考えたことをまとめます。

そもそも自転車のハンドルカバーは防寒対策として購入したことがはじまりです。初めての購入は2019年12月でした。

その見た目から敬遠しがちでしたが、実際に使用してみると想像以上に快適で、家族の多くが気に入ってしまいました。その後、夏用も購入し、自転車によってはオールシーズン取り付けています。

対応シーズン中は基本的に付けっぱなしなのですが、その結果、冬用のハンドルカバーが3年使用したのち劣化でボロボロになりました。

そこで新しいものを購入しようと考えたのですが、この3年間の冬・夏用ハンドルカバーの使用経験から良い点や悪い点など思うことが出てきました。

これら経緯を踏まえて、より良い2代目のハンドルカバーを探したお話になります。

自転車の冬用ハンドルカバーの再購入

これまで2つのハンドルカバーを使用して感じたこと

冒頭でも触れましたが、2019年12月より2つのハンドルカバーを経験しています。

これまで使用したハンドルカバーは冬用はマルト 自転車ふわふわハンドルカバーグレー(HC-FU2400)、夏用はマルト UVカットプラスクール 黒(SHT1850)です。

冬用カバーの利点は、何といっても寒さを防げることでした。走行中の冷気を物理的に防げるのは防寒対策の観点からは大きな効果がありました。

対して欠点ですが、少しサイズが小さいかな?と感じました。冬は手袋をするのでもう少しハンドルカバーのサイズが大きいといいのになと思うことがありました。

でも、あまり大きすぎるとハンドルカバーの中に冷気が入ってきてしまうのかもしれませんね。

次に夏用ハンドルカバーの利点ですが、紫外線から肌を守るために冬用カバーと比べて大きく作られていました。このつくりは手が非常に入れやすくて快適でした。欠点は特に感じなかったです。

以上の経験を踏まえると、冬用も大きめの製品を購入したら使い勝手がより良くなるのではないかということを考えました。

ブリヂストン 冬用ハンドルカバー(HCW17)を購入

ブリヂストン-冬用ハンドルカバー(HCW17)を購入した

今回、私が購入したのはブリヂストン 冬用ハンドルカバー 自転車用(HCW17)です。一般軽快車・電動アシスト自転車に対応しています。

今まで使用してきた冬用ハンドルカバーと比べて、大きそうな感じがしたのでこれにしました。

ブリヂストン-冬用ハンドルカバー(HCW17)の外と中の形状

ハンドルカバーの外側、内側の様子です。

シフター、メーター等の確認用の窓付きで、こういった基本的なつくりは今までのものと変わりません。内側は起毛素材が使用されていて柔らかく、暖かいです。

完全防水ではないと書かれていますが、ある程度の雨は問題なく防げます。これは今までの冬用ハンドルカバーも同様です。

冬場の雨は冷たいですからちょっとでも防げるのはありがたいです。また、もしもハンドルカバーが汚れた際は、水またはぬるま湯で洗うとのこと。

ブリヂストン-冬用ハンドルカバー(HCW17)の先端はマジックテープで風の進入を防ぐ構造になっている

ハンドルカバーの先端側はマジックテープが付いています。自転車のハンドルに取り付けた後はこのマジックテープでとめることで、進行方向からの風の進入を防ぎます。

ただ、どうしても隙間があるので完全には防ぎきれません。私は気になりませんが、人によっては寒く感じるかな…?

冬用ハンドルカバー(HCW17)をシティサイクル(ママチャリ)に取り付けた

私の自転車(ブリヂストン スケッチブック)に取り付けました。カバ―取り付け時にブレーキやシフトケーブルと一緒に巻きつけないように注意します。

また、そのままだと盗られやすいので、私は取り付けの紐に針金を通すようにしています。そのやり方は以前の記事にあります。タイラップやリピートタイでも良さそうですね。

夏用ハンドルカバー-SHT1850アイキャッチ画像
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冬用ハンドルカバー(HCW17)とシティサイクル(ブリヂストン-スケッチブック)の取り付けバランス

ハンドルカバーを取り付けた自転車の全体の様子です。

自転車に対してハンドルカバーが少し大きいかな?という感じがしますが、私が求めていたことなのでこの時点で不満にはなりませんでした。

ところが取り付けからしばらくして思うことが出てきました。以下、歴代ハンドルカバーと比較をしつつ話を続けます。

歴代ハンドルカバーとの比較から感じたこと

ここから先は以前購入したハンドルカバーとの比較をしていきます。改めて私の所持しているハンドルカバーをまとめると、以下の3種類です。

新旧冬用ハンドルカバーの大きさの比較1(HCW17とHC-FU2400)

まず、冬用ハンドルカバー同士の比較です。写真上が旧ハンドルカバー(HC-FU2400)、下が新ハンドルカバー(HCW17)になります。

大きさを比較すると、新しく購入した新ハンドルカバーの方がぱっと見でも大きく見えますね。

新旧冬用ハンドルカバーの大きさの比較2(HCW17とHC-FU2400)

ところが、手を入れる部分を袖口としますが、その大きさを比較するとそこまで差がないことが分かりました。

2代目ハンドルカバー購入時の私の考えとして、手を入れる部分が大きいといいなという点があったのですが、その点はうまくいかなかったようです。

歴代ハンドルカバーの大きさの比較(上からHC-FU2400、SHT1850、HCW17)

次に夏用のハンドルカバー(SHT1850)も加えて3種類のカバーの大きさを比べてみました。

3種類を比較しても、新しい冬用ハンドルカバーが最もサイズが大きいようです。それにしても夏用ハンドルカバーの方が使いやすい印象ですが、なぜでしょうか。

新ハンドルカバー(HCW17)と夏用(SHT1850)との袖口の比較

夏用ハンドルカバーの使いやすさは袖口のつくりにありました。

夏用と新冬用の袖口を比較すると、マルトの夏用ハンドルカバーの方が大きい(広い)ということが分かりました。

マルトの夏用ハンドルカバーは、メッシュ部分の途中まで袖口とされていて、比較した3種類の中で最も袖口が大きいつくりでした。

ここでようやく気がついたのですが、ハンドルカバーの使いやすさはサイズが大きければ良いという問題ではないようです。

ただ、冬用カバーは防寒がメインなので袖口を広くできない都合があるのかもしれませんが、使いやすさでいったらマルトの夏用カバーのつくりが一番に思えます。

ブリヂストン 冬用ハンドルカバー(HCW17)の不満点

ハンドルカバー(HCW17)の内側の裁縫が気になる

今回購入した冬用ハンドルカバーにおいて、不満点がもう1つあります。

それは内側の起毛素材の裁縫の部分です。

ハンドルカバー(HCW17)の内側の生地の端に手があたると少しめくれあがる点が煩わしく感じた

内側にある起毛素材はハンドルカバーに縫い付けられています。しかし、起毛素材の生地の端の部分がピタッと縫い付けられておらず、端に触れると少しめくれてしまうのです。

走行中に手を入れてレバー操作をする際に、このめくれた部分が小指や薬指にピロピロとあたってしまいます。これが結構気になって個人的には不快です。

ただ、家族は気にならないと言う人もいるので、この感想は個人差があると感じました。

まとめ

以上、自転車の冬用ハンドルカバーの再購入、より良い製品を求めてでした。

以前よりも大きめなハンドルカバーを購入すれば、より快適になるのではと考えていましたが少し安易でしたね。

私の好みは手を入れる袖口部分が大きいものということが分かったので、次に交換する際はその点に注意して探してみようと思います。

元々の目的である防寒対策という点ではまったく問題ない製品です。私が気にした裁縫のところが改善するとよりよい商品になりそうなのになと感じました。

理想のハンドルカバー探しはまだまだ続きそうです。

防寒ハンドルカバーアイキャッチ画像
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