ちょっとした人との縁があって『スサノオくん』(ロビンやすお:作)という漫画を知りました。
霊が見える少年と、少年の前に現れる霊とのやり取りを描いた漫画です。内容が面白かったので感想を残すことにしました。
作者のインタビュー記事も面白かったのであわせて紹介します。
スサノオくん(ロビンやすお:作)の感想
今回読んだ漫画はロビンやすおさんが描かれた『スサノオくん「送り神さまの巻」』です。
霊が見える少年と公園で出会った成仏できない老人とのやり取りを描いた読み切り漫画です。以下のページから読むことができます。
パッと絵を見たときに子供向けなのかな?と読み進めましたが、最後の方まで読んでいくと一部、大人向けな内容も。笑
詳しい内容は読んで頂くとしますが、老人とのやり取りは次第に人生の忘れモノを探すお話に広がっていき、これが中々考えさせられます。
挑戦する気持ちを思い出させてくれる
作品中では挑戦という言葉が度々みられます。
人間というのはどこか安定を求めて挑戦することを遠ざけがちになりますが、私の周りをみていると挑戦している者の方が大きな何かを得ているように思えます。
安定を失う怖さというのは私を含めて多くの人間が持っています。その環境に終始するのもまた人生ですが、安定した世界もいつまで続くのやらというのも正直なところ。
私自身、以前より挑戦するようになりましたが、まだまだと感じます。時々こういう作品に出会うとはっとするものがありますね。
挑戦する心を思い出させてくれる良い作品です。
作者のインタビュー記事もあわせて読むとより面白い
本作品の著者ロビンやすおさんのインタビュー記事もあります。あわせて読むとより面白いですよ。
40歳で大学准教授をやめマンガ家に転身した「ロビンやすお」挑戦の裏側に迫る
大学の准教授から漫画家の転身ということで、挑戦に満ちた素敵な人生です。作者の経験と作品内のメッセージは繋がるものを感じました。
この作品にいたるまでご苦労もあると思いますが、漫画の中では挑戦の美しい部分を前面に表現しているのが良いですね。
また、インタビューの途中に「背景を書くのが好き」とありました。裏話が知れるのもインタビューの面白いところです。
少し調べてみると、『4コマ漫画で読む 湖南市の史跡と伝説』という本も出されているようです。背景を書くのが好きというのも納得の上手さですね。
まとめ
以上、漫画『スサノオくん』(ロビンやすお:作)を読んだ感想でした。
この漫画は万人が楽しめるものですが、少し年齢や経験を重ねた大人の方がささるような気がします。短編なのでさらっと読めるのもいいですね。
PASH UP!の紹介ページに、「興味神神!きれいに成仏!!スサノオくん」とあったので、これが正式なタイトルなのかな?と思ったのですが、ちょっと分からなかったです。
タイトル間違っていたらごめんなさい。
今のところは1話読み切りですが、反響次第で連載されるとのこと。ぜひ続けてもらいたいですね。作品に出会ったのも何かの縁なので、微力ながら応援させて下さい。
参考にしたサイトや文献
*1 PASH UP! | スサノオくん
*2 ネゴト | 40歳で大学准教授をやめマンガ家に転身した「ロビンやすお」挑戦の裏側に迫る
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