ママチャリのペダルが割れてしまったので交換しました。
2025年7月あたりから、自宅にある自転車(ブリヂストン スケッチブック)のペダルから「パキ…パキパキ」という異音が聞こえるようになりました。
はじめはペダル内のグリス切れかな?と考えたのですが、いつもの「ゴリゴリッ」といった軸の抵抗感のある音とは違ったのでよく観察してみるとペダルの先が割れていました。
以前、プレシジョントレッキングのペダルをアルミ製に交換および、余ったものをママチャリに移植したことはあったのですが、ママチャリ用のペダルを購入することははじめての経験です。
そこで今回はママチャリ用のペダルを購入、観察をしつつ、ペダル交換の方法をおさらいすることにしました。
ママチャリ(シティサイクル)のペダルの交換
左足側のペダルからパキパキという異音

今回ペダル交換をする自転車のブリヂストン スケッチブック(以下、スケッチブック)です。自転車の詳細は以下のリンクからお願いします。

違和感があったペダルは左足側で、漕ぐたびに「パキパキ」という音がしていました。
この自転車は基本的に立ち漕ぎはしないのですが、座って優しめに漕いでも異音がしていたので「何かおかしいぞ」となりました。

左ペダルを観察すると、ペダルの先端にひびや割れがみられました。パキパキという音はこの割れた部分から出ていたようです。
それとペダルの軸の先端を覆うプラスチックのキャップもどこかへいってしまったようです。表面も全体的に削れてツルツルなので寿命と判断しました。
ママチャリ自転車のペダルを交換する

今回購入したのは、ブリヂストン 自転車 ペダル VP-308.A(F460169GRC) です。色はグレーと黒があるので、好みによって選択できます。
スケッチブックの主な使用者に「無難なものがいい」といわれたので、凝らずにシンプルなものを選択しました。
樹脂製でリフレクター付きなので、元々付いていたものとほぼ同じものといった感覚です。

ペダル交換の前に新しいペダルを手に取って回してみると軸のあたりから「ゴリゴリ…」という音がしました。これはグリス不足か玉押し調整が甘くて抵抗があるのでしょう。
分解をしてみると、グリスはそれなりに塗られていたので、玉押し調整が甘いようでした。ただ、グリス塗りもムラがあったのでパーツクリーナーで一度すべて落として、リチウムグリスを塗り直しました。
ペダルの分解方法は以下にまとめてありますが、玉押し調整が感覚的で難易度が高いです。自分の力量と相談して、この工程はスルーしてしまってもよいと思います。
ちなみに上手にできるとペダルがほぼ無抵抗に、くるくる~っと回るようになります。


新しいペダルの準備ができたので、新旧ペダルの交換を行います。交換方法は過去に二回記事にしているので、大切なところだけおさらい気味に書いていきます。
ペダル交換時のポイントは、左右のペダルで締めや緩める向きが異なるという点です。
基本的に12時の方向に工具を構えて、自転車の前進方向で締まる、逆で緩まります。これは走行中にペダルが緩むことを防ぐための構造のようです。
ペダルを外す際は15mmレンチを使用します。ただ、はじめての場合はペダルが非常に固い(もしくは固着している)ことがあります。その時はKURE-556を吹いて固着状態を緩めるなど工夫します。
ちなみに私は専用のペダルレンチで作業しています。これで外せなかったことはないので非常に信頼している工具です。


新旧ペダルを並べてみました。
新品と比べると表面の滑り止めがすべて削れてしまっていますね。また、それ以外にも全体的にプラスチック部分が削れてしまっていて、新品よりもサイズが少し小さくなっているようにみえます。
ペダルの割れやキャップの紛失の発覚から始まった今回のペダル交換ですが、それ以外に激しく劣化していることがよく分かりました。

ここからは新しいペダルを取り付けていきます。
ペダルの説明書を読むと、ペダルには左右があり、取り付け部分に”L”、”R”の表記があるとのこと。
最初どこのことかさっぱり分からなかったのですが、よく観察するとペダルの根元にそれらしき表記が…。もう少し分かりやすくなりませんかね。汗

ペダルの左右が分かりましたので、それぞれの根元にプレミアグリスを塗りつけて取り付けました。
完成後に試乗してみると異音が解消されました。玉押し調整もしっかりとしたので、抵抗感なくクルクルとまわるので気持ちが良いです。
それとペダル表面のでこぼこが復活したので靴にしっかりと噛み合っている感じがします。
まとめ
以上、ママチャリ(シティサイクル)のペダルの交換でした。
まずは異音が解消されたので一安心です。それにくわえて、以前よりも滑り止めがしっかりと効くようになったので、そこも交換して良かったなと思えました。
今回のペダル交換にあたって、グリスの塗り直しと玉押し調整を行いました。新品なので玉押し調整だけでもよさそうですが、どうせならと、ついついやりたくなってしまいますね。
玉押し調整も軸のゴリゴリ感が気にならない(分からない)のならば、そのままでも大丈夫です。でも、一度くるくるペダルを覚えると気になって仕方なくなります。
はじめから丁寧につくってくれればいいのですが、安価なペダルなのでそこまでは求められないというのが実情でしょうか。

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