今回はシティサイクル(ママチャリ)のハンドルグリップの交換方法についてです。
ハンドルグリップは新品交換の際はもちろんのこと、シフターやブレーキレバーの交換時など取り外す場面が意外と多かったりします。そこで今回はハンドルグリップの取り外し方、取り付け方についてまとめました。
この記事の内容
- ハンドルグリップの外し方 2パターン
- 〃の取り付け方
ママチャリハンドルグリップの交換方法
ハンドルグリップの取り外し方
―外し方は切断するか引っこ抜くかの2パターン
ハンドルグリップの外し方は見出しの通り2パターンありまして(1)グリップを切断するか(2)気合で引っこ抜くかになります。
どちらも経験がありますが、切断案が圧倒的に楽です。自転車に装備されるグリップは、元々の固さと経年による固さのダブルパンチで外すことに苦労するケースが多いです。
―1案目:破棄前提のハンドルグリップ切断案(簡単)
まずハンドルグリップを切断する方法です。刃物(はさみ、カッター等)で切れ込みを入れます。この方法は古いグリップを破棄することが前提となります。
写真のように片側から切れ込みを入れていくと外すことができます。怪我に注意して下さいね。
―2案目:ハンドルグリップを引き抜く
ハンドルグリップを使いまわしたい場合は、グリップを引き抜く方法になりますがこれが固くて苦労する。汗
ハンドルグリップにマイナスドライバーを突っ込んで隙間にシリコンスプレ-を吹き込むと多少楽になります。スプレーを吹いたら少し引き抜き、また吹いたら…の繰り返しですね。
ただしシリコンスプレーを使用する場合は、取り付けの際にハンドルグリップが滑る可能性があるので、パーツクリーナーを吹きつきて残った油分を洗浄します。
ハンドルグリップの取り付け方
―新品グリップ購入時の注意点:自分の自転車に合うサイズを選ぶ
ハンドルグリップは安いものから、握り部分にでこぼこが入っている握りやすさ重視のものまで様々なタイプがあります。基本的には色や形含めて好きなものを購入すればいいでしょう。
しかし、右ハンドル部分の形状とサイズを確認する必要があるので注意して下さい。
そういうのも、グリップシフターが搭載されている場合、右ハンドルグリップが短めに作られているものを購入する必要があります。グリップシフターは写真のようなタイプです(半壊状態ですが…)
左右のサイズが異なるタイプは例えば以下のような製品があげられます。
左右のハンドルグリップサイズが同じの場合(自転車に変速機なし、ピアノタッチシフター搭載の場合など)は、好きなものを選んで大丈夫です。
- グリップを購入する際はサイズに注意する!
- 元々付いているグリップサイズが左右で異なる場合はそれに対応したものを!
―新品ハンドルグリップ取り付け時の注意
新しいグリップはOGKのAG-021KKを購入しました。-に詳細を書いたのですが、半壊状態のグリップシフターからピアノタッチシフターに変更したタイミングだったので、グリップサイズは左右同じものを購入しています。
ハンドル径は外径22.2mm(φ22.2)です。プレシジョントレッキングもそうですが大人用の自転車は基本的に22.2mmです。
ハンドルグリップの取り付けは、水を含ませて手で押し込むか、ハンマーで叩くかをします。
シリコンスプレー等を吹きつけると挿入はしやすくなるのですが、ずれたり外れやすくなるのでやめておいた方がよさそうです。
また、ハンマーは強く叩くと新品のハンドルグリップが傷むので注意します。本当はゴムハンマーが良いと思いますが、よりにもよってその日は金属ハンマーしか持ち合わせておらず…なので写真のように厚紙を一枚かませて叩きました。
厚紙でも心配な方はゴム片や板などでもいいと思いますよ◎
―ハンドルグリップ取り付け完成写真
結構力はいるのですが、何とかねじこみました。
今回の新ハンドルグリップは指がはまりやすいようにデザインがされています。これが非常に握りやすいです。以前のハンドルは全体にでこぼこが入っていたのですが、経年とともにそのほとんどが削れてしまって滑って仕方なかった(^^;)
まとめ
以上、ハンドルグリップの交換方法でした。着脱の固さを除けば、非常にお手軽な作業なのでどなたでも出来ると思います。
ゴム製品はどうしても紫外線で劣化する運命ですから、「劣化したら他の種類を試してみよう」くらいの気持ちでいた方が気楽かもしれません。
ところで今回、ハンドルグリップの色は明るい茶色を選びましたが、汚れが目立つかな?と感じました。他の部品を同時に交換していて、古いグリスが手に付着していたからなのですが、普段使いにおいても気になるかもしれません。
今回の汚れは洗剤を含ませたティッシュで簡単に落ちましたが、普段から汚れを気にしがちな方は黒やグレーのハンドルグリップを選択した方が無難と思います。
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