自転車(プレシジョントレッキング)に乗っていて久々に転倒しました…(^^;)
自転車から投げ出される転倒は本当に久々で、実際いつぶりだろう。北海道海岸線一周帰りの最終日以来かな?(参考:【北海道一周 終章2】東京へ、北海道一周の旅完結【水戸→東京】)
今回は前半でその時の様子を思い出しつつ、後半は良い機会なので街乗りの安全運転について考えてみました。皆も転倒(落車)には気をつけよう!汗
この記事の内容
- 前半:街乗り中にプレトレで転倒した話
- 後半:街乗りの安全運転を考える
街乗りしていたらプレトレで転倒した話
早い話が雨で滑った
この日は朝から大雨でした。朝から自転車で出ずっぱりで用事を済ませつつ、午後は歯医者に行くという予定でした。
午前中から雨に打たれていたので少し疲れていました。歯医者への移動は、自転車か電車で迷っていたのですが、午後には雨が落ち着いてきたので自転車で行くことにしたのでした。
出発する頃には雨が完全にあがり、行き道は順調そのものです。しかし、狭い通りは道路が乾いておらず気を遣いながらの走行が求められました。
歯医者での治療を終えるとどうも雲行きが怪しい(汗)さっさと帰ろうと自転車を走らせていると自分の住む町に到着する頃には雨が降り始めました。
そのまま帰宅すれば良かったのですが、どうしても銀行に行く用事があり寄り道をすることに。私は基本的に車道を走りますが、車道から銀行に入るために歩道に乗り上げる部分がありました。
この乗り上げが意外とトラブルの元で、以前北海道海岸線一周の帰宅時にほとんど同じシチュエーションでタイヤを滑らせて派手に転倒した経験があります。涙
同じ轍は踏みたくないので、それ以降非常に気を遣うようになっていたのですが、今回は乗り上げた後が問題で、黄色の点字ブロックにタイヤを取られて豪快に滑り転倒したのでした…。
数年ぶりの転倒は痛いのなんの
苦手意識のあった歩道の乗り上げがうまくいったので、若干気が緩んだのは否めませんね。しかし停車して降りるまで油断してはいけないことを思い知らされました。
特に今回の場面は雨が降っていて、ただでさえ晴天時よりもタイヤが滑るんですよ。車道ではいつも以上に安全運転を心がけていたのですが、まさかの落とし穴が最後の最後に(^^;)
怪我はそれほど酷くはなかったのが不幸中の幸いでした。転倒したとき進行方向右側に体が投げ出されたので右手、右ひじ、右ひざを豪打、最後に頭と地面が接触したのですがヘルメットをしていたのでこちらは無傷でした。
ただ右足(ひざ)だけは自転車に巻き込まれたので逃げ場がなく、思いっきり地面に打ち付けて中々の痛み、後にアザを作りました。ズボン破けるし。
自転車もチェーンが外れましたが、運転再開は出来そうでした。銀行で用事を済ませて帰宅します。
服装は冬でしたので長袖・長ズボンと厚めでした。それとグローブとネックウォーマーにヘルメット。顔以外露出がありません。肌を出さないことが大事ですね。
街乗りの安全運転を考える
そんな訳でして久々に痛い思いをしました。こういう時こそ投げやりにならず、反省をすべきで、これからの自転車生活に活かしていこうと思います。
さて、以下の文章は私なりに街乗りの安全運転について考えたまとめです。恐らく当たり前のことしか書いていませんが、よかったら一緒に考えてみませんか?
自分の運転技術を過信しない
これがほとんど全てではないでしょうか。大丈夫だろうと多分出来るとかこういう考えが失敗に繋がるんですよね。スポーツ自転車に乗り慣れているから、ママチャリなんて余裕とか考えて、ブレーキのかけるタイミングミスって止まれずドカンとやったり…ね。
臆病な気持ちで乗っているくらいが丁度いいんじゃないかな。過信は禁物です。
きちんと整備された自転車に乗る
細かい話をする前に大切なことだと思うので先に書きます。ブレーキがキーキーいったり(酷いとブレーキパッドが削れて無くなっていたり)チェーンが錆び錆びかつ伸びきっていたりなどなど、街ではとんでもない自転車を結構な頻度で見かけます。
整備の行き届いていない自転車は事故の元です。
自転車(+50cc~250ccの二輪まで)は車検がありませんが、整備不良を事故の原因にするなんて言語道断。
でも、私は整備を自分でやれとは言いません。1~2年に一回でもいいので自転車屋さんで見てもらうという意識を持ってほしいと思います。放置はやめましょう。
丁寧に整備されたママチャリはストレスがなく別物に化けます。断言します。
雨の日は滑る!
雨の日は想像以上に滑ります。車道においてマンホールや落下物、側道の排水溝の金網は要注意です。スポーツ自転車はタイヤが高圧かつ細いのでママチャリよりも更に滑ることがあります。
見通しも悪く、制動距離(=ブレーキをかけてから止まるまでの距離)も伸びる傾向にあるので、普段よりスピードを落として運転しましょう。
また、今回のように歩道の点字ブロックなど、ちょっとしたでこぼこでもタイヤを取られることがあるので注意します。
歩道の乗りあげに注意
これは主にタイヤの細いスポーツ自転車に乗られている方向けです。細いタイヤは歩道に乗り上げる際にバランスを崩す場合があります。
試しにママチャリとスポーツ自転車で試してみると分かりやすいのですが、ママチャリと同じ進入角度で歩道に入ろうとすると転ぶことがあります。
普段は歩道に乗り上げない方も、コンビニ等のお店に入る場面でその機会があると思います。その際、後ろから人が来ていないか確認しましょうね(後方を確認せず乗りあげる人が多い)
一時停止看板・線を守ろう
車・バイク等に乗られる方は分かると思うのですが、「止まれ」と書いてある看板や白線のことですね。これは車・バイクだけでなく本来自転車(軽車両)に対しても適用されます。
見通しの悪い道の出口に設定されていることが多いですが、それは進行方向の道路側から見えにくく、接触・衝突事故を防ぐためという大切な意味があります。
「そんなの誰も守っていない」
自転車側からみるとそう思う人もいると思いますが、車やバイクの免許をお持ちの方なら一時停止線無視がどれだけ怖いことか分かりますよね。
免許を所持されていない方にこの怖さを説明をするのは難しいのですが、止まることが前提の場所から停止無視で飛び出されると相手側は対処ができずにかなりの確率でぶつかります。
「実際にぶつかって吹っ飛んでみて下さい」とはいえませんから、危険予測意識を強く持って欲しいと思います。
教習所で「だろう運転ではなく、かもしれない運転を心がけましょう」なんて教わったりします。
- 前の自転車も行ったし大丈夫”だろう”
- 慣れている道だし大丈夫”だろう”
- 自分は大丈夫”だろう”
- 人が何かしてくれる”だろう”
こういう危機管理ではいずれ事故を起こします。
- 前の自転車が急停止する”かもしれない”
- 慣れてない車が走ってくる”かもしれない”
- 自分も事故を起こす”可能性がある”
一時停止無視は”だろう”運転の典型かつ極めて危険な運転方法です。今まで意識しなかった方は、最初は相当意識しないと止まれませんが、意識訓練も積み重ね。
事故を起こす前に無意識で反応して止まれるくらい練習しましょう。
後方確認をしよう!
- 信号が赤から青に変わって発進する
- 交差点を曲がる
- 目的地に到着して止まりたい
このような場面で後方確認をしていますか。以下のようなこと起きると思いませんか?
- 信号が赤から青に変わって発進する(→スピードに乗った自転車が追い越してきて接触)
- 交差点を曲がる(→車・バイクとの衝突)
- 目的地に到着して止まりたい(→ブレーキをかけたら追突された)
路上では後ろから車、バイク、人、スピードに乗った自転車など何が突っ込んでくるか分かりません。でも、これらは後方確認してから行動することで回避できるものがほとんどではないでしょうか。
ウインカー(方向指示器)のない自転車は人の頭の動きも大切な情報源です。
今回の場合だと、後ろを走る者に「あ、前の人後方確認しているから何かしら動くな(発進、曲がる、停止)」と気付かせる意味もありますから大切ですよ。
確認作業はとても大切ですが、挙動不審な人には近づかないようにしましょう。笑
服装注意!
夏は暑いので半そで半ズボン。これは仕方ないと思います。ただ、肌を露出するとした分だけ怪我をしやすくなるのでその点だけ注意します。
それとクランクやチェーンに服を引っかけないように注意。長いスカートや意外なところでズボンの先端を絞るヒモ(スポーツウェアのズボンによく付いている)が引っかかることがあります。
それと冬場のマフラーですね。ただグルグルと巻いているだけの場合、風などでほどけてタイヤに巻き込まれる…なんてことも。
安全でおすすめなのはネックウォーマーですが、マフラーを使用したい場合はアウターの中に入れてしまう。ほどけないような結び方をするなど工夫したいですね◎
今すぐやめて!危険運転!
- スマホ見ながら走行
- 耳をふさいで音楽を聴く
- 信号無視
論外です。近い将来、大事故を引き起こすので今すぐやめましょう。自身に与えられた感覚(視覚、聴覚など)を1つ放棄することは、自分から1つ命を捨てにいっているようなものです。もっと命を大切にして下さい。
まとめ
以上、久々にプレトレで転倒した話でした。
事故や怪我というのは想像もしないところで起きるから怖いですね。まさか停止直前の点字ブロックで…と当時は思いました。
でも「まさか」という油断があったのは認めます。それは自分が悪い。反省するところは反省しつつ、次に活かしたいと思います。停止して降りるまで油断は禁物ですね。
ところで、近年の電動アシスト自転車の普及で安全意識に対して気にかける部分が増えているなということを感じることが多々あります。
通常のママチャリにさらに力が加わっていますからね。便利な乗り物ではありますが、乗り手が自分勝手な暴走行為をすると本当に危険ですよ。
電動アシストに限らず、何か危ないぞと直感が働いたら
- 安全確認(前方、後方)
- 車間距離を置く
- 対象物には近寄らない
これくらいしても大袈裟じゃないです。それと停止・降車まで気を抜かない(笑)安全意識を強く持って自転車生活を楽しみましょう。
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