自転車

【自転車】フロント多段化時にアウターケーブルを綺麗にまとめる方法

コブラ フレックスルートケーブルガイド取り付け説明-02

フロントの多段化の際に、アウターケーブルが綺麗にまとまらないなあ…なんて悩んだことありませんか?私も改良当初同じ悩みを持ちまして、結果、園芸用のビニールタイで縛っていた時期があります(笑)

その悩みって「アウターケーブルを通すケーブルガイドが1本分しかないこと」で発生するのだと思うのですがいかがでしょうか。それでフロントとリアのケーブルのどちらを通せばいいのだろう?片方どうしよう?ってなりませんか。

今回はこれらの悩みを解決します。何もしないより随分と改善されますよ(^^)

この記事の内容(カゴチャリ貢献度:★☆☆☆☆)

  • 今までは園芸用のビニールタイで対応していた
  • アウター受けを増やそう!
  • そのほか使えそうなもの

今までは園芸用のビニールタイで対応していた

私がはじめてフロントの多段化を行った際、「ケーブル2本(フロント、リア)に対してアウターを通すケーブルガイドが足りない…!」ということに気付き、悩みました。

園芸用タイラップ取り付け説明

結局、そのとき思いついた方法は3つあるケーブルガイドのうち、ハンドル側から1、3個目をフロント用、2個目をリア用に使用することでした。そしてフロントの2個目と、リア1、3個目がブラブラとした状態なので、園芸用のワイヤー入りビニールタイで縛って固定しました。(フロントシフター調整中の写真で、ケーブルが伸びっ放しですが後に切っています。)

フロントを2か所固定したのは理由があります(特にBB側)
フロントアウターケーブルはシートチューブにアウター受けを設置していました。しかし、アウターケーブルをダウンチューブに這わせると、その後BB近くでグイッと曲がります。

ここをタイラップで固定するとずれてしまうので、BB手前はケーブルガイドでしっかり押さえつけようと考えました(下でも解説します)それとハンドル手前を固定することでちょうどよい固定具合でした。

これではリアがしっかりとしたケーブルガイドに1つしか固定されてなさそうにみえます。しかし、リアのアウター受けがBBより少し先にありますから、お互い2つずつでバランスがよかったです。

園芸用ビニールタイの画像

ところで園芸用ビニールタイは100円ショップで簡単に入手できる手軽さという点では価値があると思います。しかし、ワイヤー入りとはいえ殆ど巻きつけているだけなので、補強強度はあったものではありませんでした…(^^;)

 

自転車自体は動くのですが、なんだか綺麗じゃないなあ…って悶々としていました。それであるとき以下の製品を知ることになります。

アウター受けを増やそう!

コブラ フレックスルート・ケーブルガイド

コブラ フレックスルート・ケーブルガイドという商品があります。これはゴムで出来たアウター受けとそれを固定するタイラップで構成されます。ダウンチューブなどに取り付けて、アウター受けが足りずに困っている私のような人間を助けます。

コブラ フレックスルートケーブルガイド取り付け説明-01

まず完成図から見てみましょう。フレックスルート・ケーブルガイドを取り付けるとこの様になります。以前はこのケーブルガイド部分が全て園芸用のビニールタイでした(^^;)

 

 

コブラ フレックスルートケーブルガイド取り付け説明-02   コブラ フレックスルートケーブルガイド取り付け説明-03

表と裏の画像はこの通り。素材がゴムなので、締めつけると様々なダウンチューブの形状になじむという点はよくできています。ただ、金属製品と比べるとどうしても固定具合は弱いかなという印象は否めません。

コブラ フレックスルートケーブルガイド取り付け説明-05

例えば、この商品だけでアウター受けを完成させようとはしない方が良いでしょう。BB周りなどケーブルが大きく曲がる部分は強い力がかかってずれてしまうと思います。そのためネジの締め付けでシートチューブに固定するミスターコントロールのケーブルハンガーなどを併用した方が安全です。

さらに安全策を取るならば、BB手前は車体のケーブルガイドに通してしっかり固定してしまうことです(この考えは園芸用ビニールタイの時代から変わりません。)

特に私の場合はフルアウター(ディレイラー直前までアウターケーブルで覆われている状態)仕様なので、アウターケーブルの取り回しが長めです。そのため受け口周辺のことを余計に気にしないといけないのかもしれません。

それでもフレックスルート・ケーブルガイドはデザインが洗礼されていて、取り付け後のダウンチューブがすっきりすることは間違いありません。私はこの製品はあくまで補助的なものという位置付けで割り切って使用しているので、非常に気に入っています。

そのほか使えそうなもの

結束バンド

結束バンドの画像

結束バンドでとめる方法ならば、アウターケーブルが大きく動いてしまうことはないでしょう。100均で入手できますが、ホームセンターなどにいくと様々な太さがあったりします。写真はキャットアイのサイクルコンピュータを取り付ける際のものですが、とても細いですね。

 

見た目を気にされる方は色(車体が白なら白を選ぶ)や太さを細くするなど工夫すると良いと思います。一度取り付けると、ニッパーなどで切らない外せないことが難点でしょうか。

結束バンド(繰り返し使えるタイプ)

結束バンド繰り返し使用可能タイプの画像

上記の結束バンドの取り外しが可能なタイプです。ワンタッチで外せることが便利で、私はよく好んで使用します。テールライトの補強にも使用しました。何度も付けたり外したりしていると止め具の部分が弱くなるので、たまに交換してやります。

 

ホームセンターで入手可能ですが、先日ダイソーでも見かけました(^^)/

まとめ

ケーブルガイドは目立たない部分なので、意識しないとチェックしませんよね。

正直、結束バンドでもなんでも最低限の強度を保っていれば、ケーブルガイドの代わりにはなると思います。記事内でも書きましたが、BB手前は本体のケーブルガイドを通して強度を保つなど、工夫次第でどうとでもなるでしょう。

今回の目的はそれにくわえて綺麗にまとめることでしたから、フレックスルート・ケーブルガイドは目的に叶っていました。材質がゴムで車体にピッタリと馴染みますから、すっきりすること間違いないです(^^)

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