自転車

少し良い工具のすすめ(5)ハンディワイヤーカッター編

ハンディワイヤーカッターアイキャッチ画像

少し良い工具のすすめ第5回は、自転車のケーブル類を切断する際に使用するハンディワイヤーカッターです。

自転車整備に興味を持ち始めて、その作業の第一歩としてブレーキやシフターのインナーケーブル交換に挑戦される方も多いのではないでしょうか。

その際、手元にある数少ない工具、例えばニッパーなどで切断しようとしたものの、思いのほか固くて苦戦し切り口が汚くなったり、ほつれてしまったなんてことありませんか。…というか過去の自分です。笑

今回は意外と苦戦することのあるインナー・アウターケーブルを綺麗に切断するための工具『ハンディワイヤーカッター』についてです。スパッ!っと綺麗に切れて感動しますよ。

切れ味抜群!ハンディワイヤーカッター

ハンディワイヤーカッターHWC-6

今回紹介する製品はフジ矢 ハンディワイヤーカッターHWC-6です。

公式HPを見てみると、使用用途は建設作業時のワイヤーカット、ピアノ線切断にとあるので(*1)この製品は固いものを切ることを想定していることが分かります。

自転車用ケーブルにもとありますが、上記2つと比べたら取ってつけた感があります。笑

フジ矢は職人さんが1本1本製品を作られているとのことで品質も折り紙つきです。

HWC-6はストッパー付き

このワイヤーカッターにはストッパーが付いています。緑で丸した部分ですが、ここを解除することで写真のように使える状態にすることができます。

収納時の怪我防止、そしてコンパクトにまとまるのは嬉しいポイントです。

HWC-6にはストッパーが付いている

握ってみるとこのような感じです。コイルバネ(緑丸部分)が付いているので、切断後刃が勝手に開いてくれます。

ニッパーやペンチなどでみかける機能ですが、連続作業時に手の負担を軽減してくれる効果があります。

ハンディワイヤーカッターはこんなシーンで便利!

例1.ブレーキケーブル(アウター+インナー)を一度に切断!
HWC-6はアウター・インナーケーブルまとめて切断できる

ブレーキやシフターのアウターケーブルは経年とともに劣化します。

新しいケーブルと交換する際には、ちまちまと端から古いケーブルを外しつつ回収します。でも私の場合…

 

「あーめんどくさい!ここら辺で切っちゃいたい!!」

ってことが多々あります。めんどくさがりなので楽をしたい(^^;)

このハンディワイヤーカッターの切れ味だと、アウターとインナーケーブルをまとめて一瞬で切断することができるので便利なんですよ。

適当なところでスパッと切れて、古いケーブルの回収作業効率が上がります◎

例2.ケーブルの切り口を綺麗に切りたい!
古いペンチとニッパー

新しいケーブルを購入した際、自分の自転車用にケーブルの長さをあわせますよね。

私は当初安いニッパーやペンチを使用していた(最初の頃ははさみでした…)のですが、インナーケーブルはほつれ、アウターケーブルは切り口がつぶれてしまうことがありました。

安物ニッパーでインナーケーブルを切る   安物ニッパーでアウターケーブルを切る

ほつれ、つぶれならまだしも、使い古した安ニッパー類では写真のように何度切断しようとしても切れないなんてことも…。ストレスだけが貯まっていきます。

ハンディワイヤーカッターは非常に切れ味が良いので、上記トラブルとは無縁です。インナーケーブルの端がほつれず、アウターケーブルの切り口も綺麗なままです。

ほとんど力を入れずにサクッと切断できるのもスマートで良いです。

インナーケーブル切断例

ちなみにインナーケーブルの切断写真です。断面が綺麗なまま切れていることが確認できますね。

 

 

 

インナー・アウターケーブル切断例

アウターとインナーがセットのケーブルを切断してみました。ややピンボケしているのですが(汗)アウターの形が潰れていないことが分かると思います。

もちろんアウターケーブルのみ切る際にも使用できますよ。

このように誰でもストレスなく自転車のケーブルをカット・整えることができるので、所持していると非常に便利な工具です。

まとめ

以上、ハンディワイヤーカッターについてでした。

そこそこ切れるニッパーがあれば、ケーブルの切断作業を遂行すること自体は可能です。ただ、一度この切れ味を経験してしまうと戻ることはできません。私の自宅自転車整備環境では必需品となりました。

なくてもいいけどあったら便利、私の考える”少し良い工具”にぴったりの素晴らしい工具だと感じます。

ちなみに北海道で海岸線を一周していた際は、紛失のリスクを考え安いニッパーを購入して持っていきました。何度かワイヤーを切断する場面があったのですが、見事にほつれさせてしまって「切れ味違うもんだなあ」なんて思いました。

切れ味の良い工具を探している方にはおすすめです◎

参考にしたサイトや文献

*1 FUJIYA | HWC-6 ハンディワイヤーカッター

プレシジョントレッキングの改良とその変遷――