以前、しっかりとした工具箱を購入し靴の空き箱から出世したという記事を書きました。
今回はその工具箱を入手するまでの約2年半の間の話をしたいと思います。私はどのように工具をまとめていたのか、工夫に工夫を重ねてその数6選!
しかしあまりに貧相な内容で、この記事を書いていて1人で悲しくなりました。まあ通った道ということで、一応ね…(^^;)
工具が少ないの人、ケチで工具箱は買いたくない!という人のなかで1000人に1人くらいは参考になるかもしれません。
その1:『靴の空箱』
おすすめ度:★★★★★
用途:簡易的な工具箱として使用。大小様々なサイズの工具を収納可能。
長所:簡単に入手できる。軽い。
短所:水でふやける。
靴の空き箱は自転車(プレトレ)を購入した当初から使い続けています。写真はKEENのサンダルが入っていた箱ですが、31.5 × 21.0 × 12.5cmの大きさは使い勝手がとても良いです。新調した工具箱の一回り小さいサイズになります。
中はこのような感じになっています。自転車の油や水の影響などでだいぶ汚れています。新しい靴箱を入手したらその都度交換しましょう。
雨の日とその翌日は箱がしみないように気を遣うことが難点ですがコスパは良い。
その2:『通販やスーパーのダンボール』
おすすめ度:★★★★☆
用途:靴の空箱が入手できない時の代わり。
長所:入手が容易。
短所:水に弱い。重さで底が抜ける恐れあり。箱の中心が開く両開きタイプは注意。
通販やスーパーのダンボールは入手性の高さが最大のメリットです。それに加えてサイズの豊富性でしょう。工具数点~市販の工具箱サイズまで必要に応じて用意できるので、必要に応じてサイズアップ(ダウン)させていきます。
ただ、通販やスーパーのものは解体のしやすさからか底の構造が両開きですよね。自転車の部品や工具は重いので補強せずに放り込み続けると底が抜けます(←経験者)
強度の面では靴の空き箱に一歩及ばないかなと感じます。
そうはいっても圧倒的な入手性が強みなので、内側からガムテープで補強したり、中敷きを敷いたりして上手に活用しましょう。
その3:『薬などを入れるチャック付の小袋』
おすすめ度:★★★★★
用途:ネジやワッシャーなど細かい工具を小分けに収納する。
長所:必要に応じていくらでも細分化できる。袋にマジックでメモができる。
短所:特になし。
スーパーや100均に置いてあるチャック付きの袋です。自転車の部品やネジ、ワッシャー類を分けて収納するときに絶大な効果を発揮します。小分けにしたら袋に油性マジックで部品名を書くか、部品のラベルを一緒に収納しておきましょう。
ホームセンターに行くとパーツストッカーが販売されていますが、ネジとかワッシャーって油断すると隣のレーンに紛れ込んだりするんですよね。汗
ストッカーはM5部品だけで統一するなど工夫が必要かなって印象です。
全部品ごとストッカーを用意するわけにもいかないので、部品数が少なかったり、使用頻度の低いものはこの袋に収納しています。
あとは大きな袋にまとめて入れておけば紛失することはなくなりますね。便利なのでこれはおすすめです。
その4:『100均にある厚手の袋』
おすすめ度:★★★★★
用途:少しの工具を持ち出す。ツールロールの代わり。
長所:とにかく安い。
短所:まとめて収納するのでごちゃごちゃしやすい。
北海道1周中に100円ショップで見つけました(ダイソーだったかな?)生地が厚くクッション性が強いので、1年以上使用を続けていても破れたり等、故障がありません。
袋の頭の部分は写真のように綺麗にめくることができます。作業中は出し入れがしやすく、移動中は物が落ちないので単純な構造ですが、大変実用的です。
工具を並べてみると結構な量入ることが分かりますね。私はツールロールの代わりの感覚で使用しています。また、旅の工具入れもこの袋が担当を兼ねています。
中は小分けになっていないので、どうしてもごちゃごちゃしてしまいますね。しかし、100円で入手できることを考えると十分な性能です。
大きなダンボ―ルに工具をまとめておき、作業の必要に応じてこの袋に工具入れるのもスマートかもしれませんね。お金がある方はツールロールの方が満足できるかな。笑
その5:『少し強度のあるビニール袋』
おすすめ度:★★☆☆☆
用途:その4、5の袋が用意できないときの緊急用。ツールロールの代わりの代わり。
長所:入手が容易。軽い。持ち手がある。
短所:鋭利な部分が接触すると、穴が開きやすい。
スポーツ用品店などで買い物をするともらえるちょっと強い袋です。笑
持ち手があるので少しの移動の状況下では便利に扱えます。例えば保管、作業スペース間の移動間では十分使用に耐えるでしょう。
もらえる袋のサイズは様々なので一概にはいえませんが、結構な量の工具を収納することができます。
穴さえ開かなければ雨にも強くて良いと思います。でも工具の先を保護でもしない限り、簡単に破れてしまいますね。汗
その6:『レジ袋』
おすすめ度:★☆☆☆☆
用途:その4、5の袋が用意できないときの緊急用。ツールロールの代わりの代わり。
長所:入手が容易。
短所:穴が開きやすいので、使い捨ての精神が必要。
スーパーやコンビニで貰えるレジ袋です。一瞬で破れることは想像に難くないでしょう。しかし、そこで挫けてはいけません。生活していて手に入る袋を貯めこみ物量で勝負するのが真の男というもの。
写真の通りで結構な量の工具を収納できます。写真に写った工具はよりにもよって鋭利な物ばかりで、袋を突き破る気まんまん。
遠出の際は鋭利な部分にタオルや軍手など巻くと多少長持ちします。
ちなみに私はその4の『厚手の袋』が手に入るまでの1年半近くの間、その5『ちょい強の袋』とこの『レジ袋』3重重ねでサイクリングの対応をしていました。よくやってたな(^^;)
まとめ:お金がなければ頭を使って切り抜けよう!
なかなかみすぼらしい内容でしたね(^^;)
それでも工具を収納する箱・袋は工夫次第でわりと何とかなります。実際、2年半上記の状態で何とかしました。きちんとした工具箱が便利なことは間違いないですが、購入の優先順位は後でもいいかなって思います。
個人的に、工具本体はケチらない方がいいという考えです。
極端に安い工具は長く使用し続けるとネジ穴を潰してしまったり、工具がなめたりとトラブルの元なんですよ。一度や二度の使用部位ならともかく、頻繁に使用するもの(ドライバーやレンチなど)は奮発した方が後々絶対に幸せです。
ある程度揃ったら工具箱を購入するって流れでいいんじゃないかな。その頃には自分に必要な工具箱のサイズも予想がつきそうですし。
他にも命に係わるもの(ヘルメットなど)もお金をかけて欲しいと思います。お金のかけ方は人それぞれですが、ケチって良いもの悪いものを見極めて節約しながら楽しく趣味を続けましょう!
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