タイトルをみて携帯空気入れなんて1つでいいだろ!って思った方!!
私もそう思います!!!
いや、確かにそうなんですが…、でも2つになった携帯空気入れを並べて改めて性能を比較してみると、自分の心境の変化が分かるんですよ。
2つの空気入れは購入目的がしっかりと分かれていたので、まとめてみることは携帯空気入れを探している方の参考になるんじゃないかな?って思いました。
今回は手元の携帯空気入れの性能を比較しつつ、私の気持ちの移り変わりについて記事にまとめてみようと思います。
この記事の内容(カゴチャリ貢献度:★★★★☆)
- 2つの携帯空気入れの比較
- 携帯空気入れに求めたこと ー 携帯性から空気圧へ
- あなたにとって必要な機能は?
2つの携帯空気入れの比較
1つめ:パナレーサー ミニフロアポンプ BFP-AMAS1
一番最初に買ったものはパナレーサー 携帯空気入れ BFP-AMAS1 でした。
当時魅力的だなって思ったのは、自転車に取り付けることができるという携帯性の良さです。
パナレーサーBFP-AMAS1は英、米、仏式すべてに対応します。また、ボールや浮き輪用のアダプターも付きます。無駄に豪華です。笑
デメリットとして、空気圧ゲージが付いていないので細かい管理を行うことができません。米・仏式はとりあえず膨らませられれば…という扱いになります。
よって、1日サイクリング時の緊急パンク用途で、役に立つ存在だと思います。私みたいにカゴ付き自転車ばかりではないですから、自転車に取り付けられるのはメリットがありますよね。
2つめ:ブリヂストン フレームポンプ ゲージ付 PM-SP081
2つめはブリヂストン フレームポンプ ゲージ付 PMSP81.Aです。
最大の魅力は空気圧のゲージが付いていることです。米式・仏式の空気圧の管理に対応します。サイクリング中のパンク修理だけでなく、長旅時の空気入れとして活躍できますね。
デメリットは英式バルブに使用できないところでしょうか。ママチャリで旅をしようとしている方は、英式対応の空気入れを購入する、米式変換バルブを付けるなど対策が求められます。
2つを比べてみると
基本的なスペックを比べて表にしてみると以下の通りになります。
1つめ:パナレーサー | 2つめ:ブリヂストン | |
サイズ(全長) | 35.2 cm | 34.0 cm |
対応バルブ | 英・米・仏 | 米・仏 |
空気圧管理 | × | ○ |
最大気圧 | 800kPa(約7.9気圧) | 150psi(約10気圧) |
自転車取り付け | ○ | ○ |
重量 | 200g | 200g |
オプション | ボール、浮き輪アダプター | 特になし |
2つを比べたときの大きな違いとして、英式を必要とするか、空気圧管理を必要とするかという点でしょうか。細かい点を以下写真で比べてみます。
まず、どちらの製品とも空気入れの口金を本体にとめておくことができます。サイクリング中もホースがぶらーんと垂れることがありません。
空気を入れる際、ブリヂストンはホースの部分を伸ばすことができます。あまりにホースが短いとしゃがんで空気を入れるときに余裕がないので、とても便利です○
自転車本体への取り付け部品(アタッチメント)がそれぞれの製品に付属します。携帯空気入れの取り付けは簡単で、アタッチメントにカチャリと取り付けて、マジックテープを一周させてとめます。2重ロックなので、走行中に落ちる心配はなさそうです。
しかし、ブリヂストンのアタッチメントは自転車本体のダボ穴に取り付ける仕組みです。
自転車によりますが、アタッチメントの取り付け場所はボトルホルダーと被ってしまうことが多いです。取り付け部位を1つ潰してもいいかどうかは考えものです。
特に私の所有する自転車(プレトレ)は、標準装備ではダボ穴が1つしか存在しません。なので空気入れのためにダボ穴を空けるわけにはいかず、取り付けは諦めました。
本体を固定するマジックテープを自転車本体に巻きつけることも可能ですが、ちょっと不安定かな…。
対してパナレーサーは自転車本体取り付けアタッチメント自体をネジで締めて固定します。自転車本体のダボ穴を使用する必要がありません。このアタッチメントは自転車フレーム直径24~38mmの部位に取り付けることができます。
この直径に収まればどこでも取り付けられるので、極端なことをいえばママチャリに取り付けることも可能です。
このように、どちらの製品も自転車に取り付けることができて非常に便利です。しかし、携帯空気入れの着脱はワンタッチで簡単にできてしまうので、市街地に自転車を置いて離れるときは盗難の可能性があることを忘れないで下さい。
携帯空気入れに求めたこと ー 携帯性から空気圧へ
長旅用に空気圧を管理できるものを求めた
文章の流れで察した方もいると思うのですが、私は空気圧が管理できるものを求めて買い直しをしました。
その理由は主に長旅に備えてのことです。毎日10kg以上の重たい荷物を載せて走っていたら、パンク以前に空気が抜けやすく、定期的に空気を入れ直す必要が出てきます。
長旅において、必要なときに空気入れがある保証はありません。
普段使用している空気入れ(フロアポンプ)を、長旅で持ち運ぶことができればベストですが、重いし大きいしで現実的ではありませんよね。
そのため、今回の買い直しの目的はパンクなどの緊急時用途より、通常の空気入れ(フロアポンプ)の代わりになることに比重をおきました。
私の場合、毎日使用するわけではないので、自転車本体に取り付けてすぐに使える状態にしておく必要性はありませんでした。なので、長旅時はオルトリーブのパニアバッグに収納していました。
むしろ盗難を気にして、自転車から離れるたびに空気入れを着脱をする方が面倒でした。私にとってダボ穴に取り付けられなかったことは好都合だったと思います。
あなたにとって必要な機能は?
世の中にはいくつもの携帯空気入れが発売されています。
ただ、機能的なものでそう大差はありません。今回の2例でいうと英式が必要か、空気圧の管理が必要かの2点です。
まず自分にとって必ず必要な機能について考えてみましょう。バルブ(英・米・仏)なのか、サイズなのか、重量なのか、空気圧管理の可否なのか、それは人によって様々です。
ちなみにですが、自宅では据え置きの空気入れ(フロアポンプ)を使用することをおすすめします。
持ち手が大きいので空気が入れやすく、高圧時の空気圧も管理がしやすいです。携帯空気入れはあくまで緊急時、メーターは目安程度と考えていた方がよいです。
据え置きの空気入れ(フロアポンプ)については以下の記事もあわせてご覧下さい。
まとめ
サイクリングをするにあたって、携帯空気入れはぜひ所持しておきたいアイテムです。長旅では必須です。
所持するだけでなく扱い方になれておいて下さいね。笑
例えば、パンクって慣れていないとそれだけで焦ってしまうんですよ。タイヤ外さなきゃ、チューブ見なきゃ…、ああ、携帯空気入れ使ったことない…。どうしようどうしようって。
道具は扱えてこそなので、練習は怠らないようにしましょう(^^)/
さて、パンク用途ではCO2ボンベという便利なものもありますが、私は長旅ベースで考えてしまうのでこの記事では取り扱いませんでした。長旅でかさばったりゴミになりやすいものはNGです。
主に長旅で活躍させたいという私の願いにおいては、今回紹介した2本めのブリジストンの製品を持っていれば、一通りこなしてくれるので満足しています!
クロスカブ本体の改良
本体(JA45)購入 / 外装カバーの着脱 / リアキャリアの拡張 / リアボックスの追加【リアキャリア延長による加工も】 / ホムセン箱の改良(ボルトやフックの増設) / マルチマウントバーの増設 / スロットルアシスト / ナンバープレートに荷掛けフックを追加 / 2ポートUSB電源 / バーエンド着脱とスロットルパイプの交換 / グリップヒーター取り付け / サイドバッグサポート / パニアバッグ取り付け / 右サイドスタンド / エアバルブ角度の変更 / テールランプのLED化 / エンジンオイルの交換 /
クロスカブまわりの道具
身に着けるもの(ヘルメット、ジャケット、手袋etc…)
ヘルメット選び【SHOEI Z7】 (ヘルメット選び方) / グローブ3種【夏・春秋・冬】 / バイクジャケット / 脊髄プロテクターの追加 / ニーガードプロテクター / トレッキングシューズ / レインウェア