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自転車のリングロックが故障したので同社の新型と交換した

ママチャリのリングロック(馬蹄錠)が壊れたので新型に再交換した-アイキャッチ画像

シティサイクル(ママチャリ)に取り付けたリングロック(馬蹄錠)が故障したので、新しいものを購入、取り付けしました。購入から1年ほど経過したので記事に残します。

以前、シティサイクル(ダンロップ 27インチ)のリングロック(NIKKO NC106)の交換、取り付けを行いました。

この製品を気に入ったので、その後、別のシティサイクル(26インチ ブリヂストン スケッチブック)にも同じものを取り付けました。ところがスケッチブックのものが先に故障してしまった次第です。

製品自体はとても気に入っていたので、改めて同じものを購入しようとしたところ、同社の新型に気がつきました。今回はその新型を購入してみることにしました。

この記事の内容

  • NIKKO NC158の購入と取り付け
  • 旧製品(NC106)と新製品(NC158)の比較

自転車のリングロックが故障したので再交換した

壊れたリングロック(馬蹄錠)の状態

リングロック(馬蹄錠)が再故障した自転車のブリヂストン-スケッチブック26インチ

今回リングロックが故障した自転車は、ブリヂストン スケッチブック26インチ(以下スケッチブック)というシティサイクル(ママチャリ)です。

初めてリングロックを取り付けたダンロップの27インチ(以下ダンロップ)よりも後に取り付けたのですが、スケッチブックの方が先に故障してしまいました。

故障したリングロック(NIKKO-NC106)

取り付けていたリングロック(馬蹄錠)はNIKKO NC106です。今まで上記2台の自転車に購入しました。

製品自体は造りがとてもしっかりとしていて、施錠をした時の安心感があります。今回1個は壊れてしまったものの、造りの点では今でも気に入っています。

馬蹄錠交換アイキャッチ画像
自転車のリングロック(馬蹄錠)を交換【NIKKO NC106】ママチャリに多く装備されている馬蹄錠(リングロック)の交換方法についてです。長年使用していると錆付いてスムーズに開錠出来なかったり、部品が破損することがあります。馬蹄錠はドライバーさえあれば簡単に交換できるので挑戦してみる価値あり◎...
リングロック(NIKKO-NC106)のロック部分が本体にうまく収まらなくなった

故障箇所についてですが、施錠する際にくるりと回るリングの部分です。ロックをする際に本体の部分に収まらず、手動で押しこんでも鍵がかからなくなってしまいました。

このような状態になる少し前から、リングの回り方が少し鈍い感じがしていたのですよね。その後、徐々に写真のようにリングロック本体に収まらない現象が増えていきました。

リングロックの鍵をかける部分の底が曲がってしまっていた

リングロックを取り外した後に分かったことなのですが、鍵をかける部分の底の金属が両端とも不自然な形で曲がっていました。

特に外側(写真左側)の状態が酷く、今にも底が外れて中身が出てしまいそうでした。

観察した感じ修理は不可能そうなこと、毎日使用する自転車で急いでいたこともあり、今回は部品交換で対応することにしました。

新しく購入したリングロック(馬蹄錠)を取り付ける

NIKKO-ディンプルリング錠(NC158)を購入した

今回新たに購入したリングロックは、NIKKO NC158です。

以前とまったく同じもの(NIKKO NC106)でもよかったのですが、ほぼ同じ形で新製品(リニューアル?)が出ていたのでそちらを買ってみることにしました。

NIKKO NC158の新機能として、走行中の誤作動防止用セーフティツマミが追加されました。後は同じで、丸棒カンヌキ部分がφ10mmと太く出来てるのが個人的に好きです。

NIKKO-ディンプルリング錠(NC158)の本体と付属品の一覧

NIKKO NC158の本体と付属品の一覧です。

取り付け金具とネジ、ディンプルキーが予備含めて3本ついています。ディンプルキーは暗闇でも鍵穴に差し込む向きを問わないので便利ですね。

自転車のリングロック(馬蹄錠)の外し方

リングロックの外し方は開錠状態で、金具2つを外すだけの簡単なものです。

たまに「それだと簡単に盗まれてしまうじゃないか!」と思われる方がいるのですが、施錠状態ではリングロック本体とホイールが絡んでいるので取り外すことはできません。

リングロックを本体から外すことが出来るのは、開錠状態の時だけです。

NIKKO(NC158)の取り付け-キャリアと泥よけの間を上手にくぐらした

古いリングロックを外したら、NIKKO NC158を取り付けていきます。

ママチャリは泥除けやリアキャリアなどが邪魔をするので、それらの隙間を上手に通して取り付けます。

NIKKO(NC158)の取り付け-新旧の取り付け金具の比較

取り付け金具のバンドはφ13、16、19の3種類が付属しており、それぞれの金具に数字が記載されています。

私の場合は古い金具にφ13が使用されていたので、同様のものを使用しました。

NIKKO(NC158)の取り付け-φ13の金具がぴったりだった

取り付け金具はリングロック本体の裏の取り付け部分(台座)に通しつつ、自転車のフレームのバックホーク部分に挟み込むようにします。

金具の真ん中から折るようなイメージです。その後、グラつかないことを確認しつつ、ネジで固定していきます。

NIKKO(NC158)の取り付けの完成写真

ネジで固定したら再度グラつきや施錠の状態を確認し、問題がなければ完成です。作業自体は20、30分もあれば可能な比較的簡単な作業になります。

商品の感じは以前とほぼ同じなので非常に満足です。一点、変更点として、施錠する際はオレンジ色のツマミを横にスライドしつつ回します。

このツマミのおかげで走行中にロックされる心配はなくなります。

私自身の使用環境ではリングロックが勝手に回る想像があまりつかないのですが、後ろに子供を載せる時の誤操作防止という観点では役立ちそうです。

新旧リングロック(NIKKO NC106とNC158)の比較

NIKKO(NC106)とNIKKO(NC158)の表側の比較

最後に新旧リングロックの比較をしてみたいと思います。写真左が旧製品のNIKKO NC106、右が新製品のNIKKO NC158です。

表の見た目や構造はほぼ同じですが、誤動作防止のセーフティツマミのあるなしが違いとなります。

NIKKO(NC106)とNIKKO(NC158)の裏側の比較

裏面はNIKKO NC158の方が、やや横幅がある感じがしますね。

重さを計測してみたのですが、旧型は約340g、新型は約355gでした。新型の方が若干重たいですね。

以上の比較を踏まえると、安全性が高いのは新型のNIKKO NC158ですが、日々の使用を考えると旧型のNIKKO NC106の方が操作が楽かなという印象です。

その違いはセーフティツマミを横にスライドさせる動作ですが、安全性を取るか快適性を取るかは好みが出ると思います。

まとめ

以上、自転車のリングロックが故障したので新型に再交換した【2回目】でした。

記事を公開した23年8月時点で取り付けから約1年が経過しました。今のところ何ら問題なく使用が出来ています。

旧型がなぜ故障してしまったのかは分からないのですが、造りは旧型の時からすごく気に入っているので今度は長くもってほしいなと思っています。

新旧の比較のところでも述べたのですが、新型は安全性、旧型は快適性といったところで、どちらを選ぶかは好みが出そうです。

私自身がメインで使用する自転車ならば旧型の方が楽でいいかな。子供を載せる、高齢者の使用がメインだったらセーフティ付きの新型、今のところそんな使用イメージです。

こんな選択が出来るように、旧型も生産終了にならずに残ってくれるといいのですが。

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