普通自動二輪免許教習時の服装(真冬)をまとめました。主な内容は、衣類を安く済ませたい人向けだと思います。お金を持ってる人はいいやつ買って下さい。笑
ちなみにこの記事の結論は首、手、足先を冷やさないことです。以上、解散!(読んで下さる方は以下本編)
二輪教習は通常、転倒などを考慮して汚れたり破れてもいい衣類を選びます。ただ、私が二輪免許を取得した時期は12月から1月にかけてと真冬。それに加えて防寒対策をしないといけませんでした。
ただでさえ服の持ち数が少ない私なので、防寒用の服装かつ”使い古していいもの”を持っていないものが意外とあります…(T-T)
教習終了後に購入するバイクが決まっていれば、それに合わせてバイク用品を揃えるのですが、まだそこまでは気持ちが乗らずな状態です。結果、教習のための一部買い揃える羽目に。涙
それでも最後の抵抗とばかりに使えそうなものは流用しつつ、あまりお金をかけずに買い揃えました。今回はこの記事にまとめてみます。安くて、温かいことと動きやすいことを重視しました。
この記事の内容
- 二輪教習(冬)の服装まとめ – 安くて温かい、動きやすい
- 教習を終えて服装に対して思ったこと(まとめ)
二輪教習(冬)の服装まとめ-上半身
私が教習を受けていた環境は
- 場所:東京23区内
- 時期:12月中旬~1月中旬あたり
- 天気:晴れ~雨(大雨)など雪以外一通り
- 時間:朝~夜まで一通り
です。人それぞれ寒さの感じ方は違うので、寒すぎず暑すぎず自分に合った服装を見つけて下さいね。
アウターは風を通さないことを重視する
ワークマンFind-Out STORMSHIELDジャケットです。2900円でした。
自転車の冬服として使っていたのですが、着やすかったこともあり二輪教習でも使いまわしました。風を通さないので、アウターとしての役割をしっかり果たしてくれます。
防水・撥水加工がされているので雨に使用もOKです。実際、第二段階はほとんどが雨、しかも凄まじい降雨に何度も見舞われましたが、教習所のカッパも借りつつこの1着で乗り切りました。
教習中の転倒回数もかなりのものでしたが、(プロテクターをしていたとはいえ)破れることはなかったです。汚れは結構ありましたので、免許取得後に一度洗濯しました。
インナーで暖かさを確保する
1.ワークマン フルブロックインナー Lサイズ
ワークマンで売っていたフルブロックフリースインナーです。自転車用に購入したのですが使いまわしです。値段は1500円。
薄手のわりに、中がモコモコしていて非常に温かいんですよ。凄く気に入っていて色違いを私生活でも使用中です。
アウターだけに頼らずインナーで暖かさを確保してやるといいですね。ただ、重ね着をしすぎて汗をかくと体を冷やして逆効果なので、私は速乾Tシャツ(下で紹介)にこのフリースをかぶり、上記のアウターを装備で教習を受けていました。
2.吸収速乾系のTシャツ(長袖・半そで)
これも全て自転車用の使い回しで、1000円以下で入手しています。
重ね着をすると汗をかくことがあり、肌着が濡れたままだと体を冷やします。中から冷える(濡れる)ことを考慮しておかないと、思わぬところで凍えることも…。
自転車で何度も寒い思いをしている私は、直ぐに乾く速乾Tシャツを身につけていました。スーパーやアウトドア・スポーツショップのセールでも安く手に入ります。
首回りはしっかり固めて暖かく
首周りはネックウォーマーを使用しました。これも自転車用の使い回しです。何かの懸賞でもらったもの(赤)と釣具屋で購入した980円のもの(緑)の2種類です。
アマゾンなんかでも色々なネックウォーマーがあるみたいなので、よかったらチェックしてみて下さい。
赤は薄手なので日の出ている時間帯、緑は厚手なので夕方以降や曇り・雨の日などと使い分けました。主に緑色が活躍していましたね。
マフラーはあまりおすすめできません。先端をダランとさせずに、服の中にしまいこめば良さそうでしたが、首元が膨らんで窮屈な感じは私はちょっと嫌…。
なにかの拍子にほどけたりすると集中力が切れて危険なので、初めから細かい心配をしなくて良いネックウォーマーにしました。
手袋は厚手のものを選んで手先を冷やさないように
手袋は左からレイングローブ、春~秋用のサイクルグローブ、軍手を用意しました。今季新しく購入したのはレイングローブで、新春セールで2900円(元値5800円)
普段は春~秋用のサイクルグローブを使用して教習を受けていました。というのもこれが一番密着感があって細かい動きが取れるからで、実際レバーの操作の邪魔になりませんでした。
冬用ではないのでやや寒さを感じるものの、私としては普通に使える範囲でした。初めの頃はちょっとした操作ももたつきますから、個人的には分厚くないやつが手になじんでよかったです。
第二段階はほとんど雨だったので、レイングローブを使用しました。このレイングローブもそこまで分厚くなくて使いやすいです。冬の自転車で併用しています。
ただ、滝のような雨で一度だけしみてしまいましたが、あの時の雨の強烈さではどうしようもなかった気が…。そういう緊急時の連続教習用に軍手を1つ忍ばせていました。
個人的に教習途中から濡れるのは我慢できるのですが、教習冒頭から濡れているのはモチベーション下がります(汗)軍手は風を通してバイク用としては適さないと考えていますが、ぐしょぬれの手袋よりましです。何か1つ余分に所持しているといいかもですね。
卒業試験は快晴だったので春~秋用のグローブで挑戦しました。
二輪教習(冬)の服装まとめ-下半身
パンツはアウター同様風を通さないもの
ワークマンで購入しました。AEGIS-防寒レインパンツPERFECTという名前で、お値段は2500円(安い!)裏はトリコット生地で出来ていています。足元に反射材付き。
トリコットというのは、編み物の中の経編(たてあみ)の一種のようです(*1)モコモコしていて冬向きなパンツと思います。非常に軽量。
全方向ストレッチ性で非常に履きやすく、防水性能(耐水性10,000mm、透湿性8,000g/㎡/24h ←よく分からないけど良い感じでした)を有しているので雨の教習でもそのまま流用できます。雨風通さないというのが大事ですね。
ベルト部はマジックテープでとめる仕様です。ベルトをしなくて良いので、私はこの点がすごく気に入っています。
私みたいな”ど下手”は、最初の頃どういうミス・転倒をするか分かりません。バイク転倒時にベルトについた金具が悪さをするかも…という想定のもと、最初のうちは不要なものは一切装備しないと決めていました(時計とか)
逆に付いていて良かったと思うのは足元のしぼりです。マジックテープで締め付けることができるので足元がうるさくなりませんでした。
これでマシンにひっかける心配が大幅に減りますね。教習前にはきつめにテープをしぼっていました◎
着脱が楽で、雨にも風にも負けず…、とても頑張ってくれたと思います。教習終了後は庭仕事の作業着として活躍中です。笑
靴下は冷え対策で分厚いものを履く
靴下は所持していたスキー用を流用しました。厚手なので冷えにくいです。足元と首元はしっかり防寒したいですね。
本当に寒いなというときはタイツを履きました。自転車のものを流用しています。最初の頃、何回か履きましたがタイツはどうしても窮屈になりがちですよね。
購入したパンツが風を通さず温かかったので、途中から履かなくなりました。
靴
ナイキのランニングシューズです。私が通った教習所はスニーカーOKだったので、自転車やランニングなど運動用のものを流用しました。
思いだせないくらい前から持っていて、3年ほど前の自転車北海道一周の旅にも持っていったものなのですが、さすがにだいぶ傷んできています。
汚れようが壊れようが構わなかったので、最後にもう一働きしてもらうことにしました。
教習を終えて服装に対して思ったこと
以上、上下アイテム別の服装紹介でした。これからは教習を終えてみて服装に対して思ったことをまとめてみます。
―教習前と後で感じたことが異なった
実は教習を始める前と終わった後では思うことが大きく違いました。始まる前は…
- 服どれだけ汚れたり、破れたりするかな…
- 冬の教習寒いだろうなあ
なんてことを思っていました。しかし終わった後は…
- 意外と服はプロテクターで守られる!
- 思っていたより寒くない!
当初、考えていたことと真逆なんですよね。自慢じゃないですが、私は周りの人と比じゃないくらいの回数、転倒しました。それでも服はプロテクターで守られていたので、破れることはありませんでした(でも転倒はするのでとても汚れます)
とはいっても転ぶということは破れるリスクはあるので、そうなっても良い物を用意しておいた方がいいですね。
―安全面で靴と手袋を一考
服はそれぞれの温かさの感じ方があるので、一概にはいえません。でも靴と手袋は安全面で全員にいえることがありそうです。
教習所でもいわれますが、靴は足首(くるぶし)が隠れるものの方が安全かなと思います。手袋はプロテクター入りのものがあれば安心ですね。ワークマンに安いのがあります。
私が使用したようなグローブは、教習レベル(速度)では耐えられますが、公道に出る頃には一度きちんと考えた方が良さそうだなと感じました。最低限プロテクターが欲しいかな。。
※バイク購入後グローブをいくつか購入したので、よかったら以下記事をご参考までに。
―教習中は意外と寒くなかった
寒さですが、私は想像しているより寒くなかったと感じました。理由は2つあって、まず1つ目は教習中はあまり速度を出さないこと。
公道だったらそれなりの速度で風を切るので寒いと思うのですが、教習中は出しても30km前後(急制動は別)なので、その点では意外と寒く感じませんでした。
2つ目の理由として教習直前に複数の友人から「真冬の教習は寒いぞ!!やめとけ!」と煽られていたのもあるのかなあ…。言うほどではないというのが正直なところ。
普段外にいることが多いので、それなりに慣れているのもあるかもしれませんね(私生活じゃ1年中サンダルだし…)こればかりは生活環境あるでしょうから、人それぞれだと思います。
でも一応言っておくと、当然外の温度は低いので、各々が耐えられる相応の装備をしなければ寒い思いをするのであしからず。私はだいたい想定範囲内でしたが、教習中に滝のような雨が降ってきたときはさすがに寒かったです(^^;)
―自分は選択しなかったけれど(ヒートテックや綿素材のインナー)
ヒートテックや綿素材のインナーですが、使用は状況によりけりと思います。
私は教習所まで20,30分かけて(雨でも)自転車で通っていたので、上記素材だと少し汗をかいてしまいます。そしてそのまま教習を行うと体が冷えてしまうので、取り入れませんでした。
この体(衣類)の中から冷やすことは、自転車旅で何度も痛い思いをしています。寒さで苦しみだすと冷静な判断ができなくなってしまいます。睡眠不足と体を中から冷やす行為は自転車、バイクの敵です。
汗をかかない方なら問題ないですし、汗をかきやすい方は現地で着替えるとかで対応しましょう。日が落ちると一気に冷えるときもありますからね。
それと話とまったく関係ないですが、ホッカイロは役に立ちました。特に卒業検定時は外で立って待機する場面がありますから、冷やさないようにしましょう◎
―温かさだけでなく身軽さも大切
ここまでは温かさの内容がほとんどです。それは間違いないです。寒いと集中力も切れますし、ろくなことはありません。
ただ、温かさを追求するあまり、分厚く重ね着をすると身軽さがなくなります。バイクは手足全てを使った乗り物なので、服装が分厚すぎると反応が鈍くなったり、操作がしにくくなるかなと個人的に感じました。
人それぞれ温かさ、寒さを感じる限界は違うので、この服装がいいよ!というおすすめは出来ませんが、温かいかつ動きやすい服装のポイントを個々が早めに抑えられるといいかなと思います。
特に最初の教習(1~2時間)の頃は、バイクに軽く乗るだけだと思うので、少しオーバーなくらい分厚めな格好をしてみて温かさと機敏性を確認、違和感を感じたら徐々に増やしたり減らしてみるのがいいんじゃないでしょうか。
まとめ
以上、二輪教習冬の服装まとめでした。
今シーズン購入したのはアウター、ネックウォーマー、フリース、パンツ、レイングローブの5点です。でも二輪教習専用に用意したのはパンツだけなので2500円で済みました。
私自身は上記アイテムだけで快適な教習生活が送れましたよ。どれも使い勝手がよくて普段も使用しているので、無駄がなくて良かったな~と思います(ここ重要)
冒頭に書きましたが、首、手先、足元など先端を冷やさないことが重要です。重ね着の前にぜひ検討して頂けたらと思います。
服装さえ決まれば、冬の二輪教習は比較的人が少なめで快適ですよ◎
―ぶっちゃけ…
さて、ここまで長ったらしく書きましたが、実際に教習をしている最中は、とにかく必死で寒さなんて感じる暇はなかったというのが正直なところなんですよね。汗
とにかくクランクが恐ろしかった(T-T)
参考にしたサイトや文献
*1 川田ニット株式会社 | トリコットとは
クロスカブ本体の改良
本体(JA45)購入 / 外装カバーの着脱 / リアキャリアの拡張 / リアボックスの追加【リアキャリア延長による加工も】 / ホムセン箱の改良(ボルトやフックの増設) / マルチマウントバーの増設 / スロットルアシスト / ナンバープレートに荷掛けフックを追加 / 2ポートUSB電源 / バーエンド着脱とスロットルパイプの交換 / グリップヒーター取り付け / サイドバッグサポート / パニアバッグ取り付け / 右サイドスタンド / エアバルブ角度の変更 / テールランプのLED化 / エンジンオイルの交換 /
クロスカブまわりの道具
身に着けるもの(ヘルメット、ジャケット、手袋etc…)
ヘルメット選び【SHOEI Z7】 (ヘルメット選び方) / グローブ3種【夏・春秋・冬】 / バイクジャケット / 脊髄プロテクターの追加 / ニーガードプロテクター / トレッキングシューズ / レインウェア