頭でか一族末裔(自称)によるオートバイヘルメット選びのコツです。
3年近く前に書いた【告白】頭でか一族の自転車ヘルメット選び【私はあたまがでかい】の続編記事になります。
書いていて悲しくなりますが、何年経っても頭のサイズは変わりません。笑
前回は自転車用、今回はオートバイ用の話になります。しかし、前回の記事を書いていたときにまさか自分がオートバイに乗るとは思いませんでしたね。
オートバイ用のヘルメットは自転車ヘルメットと比べると高い印象を受けました。失敗は許されません。選んでいて私なりに思うところがありましたのでまとめました。
この記事の内容
- 必ずオートバイ用品店へ試着に行く
- 予算を説明しながら店員さんに助けてもらう
- 試着は端から端まで全部試すつもりで
頭が大きい人のヘルメット選びのコツ
実際に購入したヘルメットはSHOEIのZ-7(44,500円)です。
このヘルメットの決め手は重量(軽さ)でした。そりゃあ、誰だって軽い方がいいですよね。
でも、軽さ云々以前の問題として、私の場合は頭にしっくりくることが第一。左後頭部が出っ張っているのでここが引っかかると痛みが出て即アウトです。
そんな私ですが一応ヘルメットは見つけることが出来たのでその時の苦しみ、もとい感じたことを連ねてみようと思います。大きく分けて5つありました。
- 必ず試着をする
- お店のフィッティングサービスを利用する
- 事前に予算を考えておく
- 時間に余裕をもたせて来店する
- マスクで痛みを伴うことがある(わりと見落としがち)
当たり前のことしか書きませんが、最終的に試着の数をこなすしかない運命です。どうか耐えて下さい。
その1.頭が大きいなら必ず試着をする
まず頭が大きい自覚がある方は必ずヘルメットの試着をしましょう。
同胞の方は私に言われるまでもなく分かると思うのですが、デザイン性が良くて気に入っても被れないことは多々あります。残酷な話ですが、気に入ったデザインのヘルメットは高確率で被ることができません(経験談)
上述の通り、私は左後頭部が出っ張っている自覚があります。店員さんは「被れますよ!」なんておだててくれるのですが、髪の毛に隠れてこの頭の癖が分からないんですよね。だいたい駄目です。
しかし、痛みがあるものは論外なので、試すしかないんです。特にフルフェイス、システム式など密着性の高いものは必須といえると思います。
その2.フィッテングサービスを利用する
オートバイ用品店ではフィッティングサービスと言って頭のサイズを測ってくれたり、ヘルメットのアドバイスをくれる親切なお店があります(2りんかん、ナップスなど)恥ずかしがらずに利用するといいですよ。
当時体重が70→60kgまで下がっていたので、頭のサイズも下がったかななんてワクワクしながら行ったものですが、結果は見事XLサイズでした。笑
XLと分かっても痛いものが大半なので、当時は苦労しましたね。ただ、サイズが分かると内装スポンジを変えるという手があります。
上記用品店などでSHOEI、ARAI、KABUTOなどの大手メーカー製品は、内装のスポンジを交換してくれます。これが意外としっくりきたりして面白いです。
私の場合は、SHOEI Z-7のXLサイズでややきつめでしたが、スポンジを変えて貰ったらぴったりになりました。ぜひ、覚えておいて下さいね。
その3.予算(+α)を考えておく
試着に行く前にあらかじめ予算を決めておくと、店員さんとの会話がスムーズになります。予算内のおすすめをいくつも教えてくれますよ。
形状(フルフェイス、システムなど)もある程度考えておくといいですね。
自分の場合、まずは3万円程度のフルフェイスかシステム式と考えていました。ただ、中々ぴったりのものが見つかるとは思っていなかったので、1、2万程度の予算オーバーは致し方なしと覚悟していました。
+αのお金があると余裕をもって選べますし、実際そうでした。
ちなみに3万円の根拠は、友人のバイク乗り達にアドバイスをもらった際の平均金額です。
「安全性と使いやすさ(快適性)を考えると3万以上かな」というのがほとんどだったのでそれに倣いました。それと「バイクの排気量関係なくフルフェイスがいいね」とも。
購入当時、オートバイの知識なんて皆無でしたが、実際に用品店に行ってみるとフルフェイスで機能性を求めると3万以上というのは適切なアドバイスだったなと思いました。
頭の都合上、大幅に予算オーバーはしましたが。笑
その4.時間に余裕を持たせる
頭でか一族の試着は、数をこなさないといけないので人よりも時間がかかると想定しましょう。痛くないものを探すって本当に大変なんですよ。
この辛さは同族でないと分かりません。頭の形が綺麗だったり小さい人には絶対に分からない悩みなので、時間に余裕を持たせる、1人で行く、店員さんにあらかじめその旨伝えるなどストレスを徹底的に減らしてのぞむといいですね。
それとサイズや形の合わないヘルメットをかぶり続けると、サイズの合うヘルメットまで痛く感じることがありますから、疲れたら日を改めるくらいの気持ちでいた方がいいです。
バイクを受け取る当日までに用意すればいいのですから、気長にやりましょう。
その5.マスクが痛いことがある(経験談)
ヘルメット試着中にマスクをしているとそれがあたって痛みを伴うことがあります。これは盲点でした。
コロナウィルスの影響で店内でマスクの着用が求められることが多いですが、マスクの耳の部分とヘルメットがあたって痛むんですよ。途中で気がつきました。
店員さんが「これなら絶対大丈夫です!」と強くおすすめしてくれたものが軒並み痛かったので変だなとは思っていたのですよね。私の場合、最後はマスクのひもが原因でした。
マスクの有無でかぶり心地が変わることがあることは知っておくと良いかもしれません。お店によるかもしれませんが、試着時にマスクを外せるか尋ねてみるといいですよ。
悲しい話ですが、頭でか一族はヘルメット内にマスクを取り込む余裕はないということです。涙
まとめ
続・頭でか一族のヘルメット選び:オートバイ編でした。
長々と書いて身も蓋もない話ですが、必ずお店に行って試着をしましょうという結論になります。
お店でおおざっぱなサイズを教えてもらいながら、多少きついくらい程度の被れるものをいくつか探してみる。その候補をスポンジで調整してみるが最も正攻法ではないでしょうか。
それと試着時はマスクなど顔に付いているものは外すことですね。普段の乗車時と異なる装備品が原因で選択肢が狭まるのはもったいないです(気がついてよかった)
頭の形やサイズ、装着感って人それぞれなので、人のアドバイスがハマらないことが多々あります。ぴったりの製品が見つかるまで苦労が多いとは思いますが、諦めずに探してほしいなと思います。良いヘルメットと出会えますように。
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