クロスカブ110(JA45)

クロスカブ(JA45)にベトナムキャリアを取り付けた

クロスカブ(JA45)にベトナムキャリアを取り付け-アイキャッチ画像

クロスカブ(JA45)にベトナムキャリアを取り付けました。積載能力のさらなる向上をはかります。

導入の経緯は、2020年にクロスカブ購入から行っていたリアキャリアの拡張がひと段落したことと、別の場所に荷物を載せられるといいなと思ったからです。

ベトナムキャリアは別名センターキャリアとも呼ばれ、スーパーカブやクロスカブなどカブ系のセンターフレーム上部(乗り手の膝元あたり)に取り付ける拡張キャリアのことです。

取り付けから1年以上が経過したのですが、特に問題なく運用できているので、まとめてみることにしました。

クロスカブ(JA45)にベトナムキャリアを取り付ける

TWR製ベトナムキャリア(BP-B0186)の取付下準備

TWR製クロスカブ/スーパーカブ用ステンレスベトナムキャリア(BP-B0186)を購入

今回購入したのはTWR製クロスカブ/スーパーカブ用ステンレスベトナムキャリア(BP-B0186)です。

本体、ネジともすべてステンレス製でサビに強いです。ベトナムキャリアは乗車時に靴とぶつかりやすく、汚す機会が多いことからその点は気に入っています。

購入時、茶色い汚れが少しありましたがこすったら取れました。

TWR製ステンレスベトナムキャリア(BP-B0186)を仮組した

付属品を並べてみました。ステーは左右で長さが異なります。

ベトナムキャリアやステーを4本のボルトでクロスカブ本体に固定するというつくりです。

TWR製ステンレスベトナムキャリア(BP-B0186)のゴムワッシャーの形は前後で異なる

ボルトを固定する際に使用する、ゴム性ワッシャーの形は前後で異なります。

車体の前側に取り付けるワッシャーは二段構造になっていますね。

ベトナムキャリア取り付けのためにクロスカブ(JA45)本体のネジを4か所外した

クロスカブ本体に取り付けるため、外装カバーのボルトを4か所(写真緑丸部分2か所と反対側同箇所の計4か所)を外します。

外したボルトはベトナムキャリアに付属のボルトと交換になるので、ベトナムキャリアを使用しない時のものとして別に保管しておきます。

TWR製ステンレスベトナムキャリア(BP-B0186)を取り付ける際はタオルを敷いておくと本体の傷防止になる

ベトナムキャリアを取り付ける際、外装カバーにぶつけて傷つけることがあるので大きめのタオルを間に敷いておくと安心です。

TWR製ベトナムキャリアの取り付け方法

TWR製ベトナムキャリアの取り付けですが、1回目は苦労しました。

  • 部品の取り付け位置が合わない
  • 改善のためにキャリアのネジ取り付け部分を曲げる必要がある

など問題が発生したためです。以下の参考が公式の取り付け方法で、ステーを組み立ててネジ穴に合わせて固定するというものになります。

ただ、それだけだと上記のようにうまくいかなかったので、私なりの取り付けのコツをまとめてみました。

【取り付け方法】
※取付はボルトオンの簡単作業。
1.車体に付いているネジを外す。
2.ステーとキャリア本体を六角ボルトとナットで止める。
3.キャリアのネジ穴4点を車体のボルト位置を合わせて仮止めする。
※黒いカラーを車体側に合わせて下さい。
4.徐々にネジを締める。
※1箇所だけ先に締めてしまうと逆側のネジ穴が合わなくなる場合がございます。
※製品個体差で取付時にネジ穴が合わない場合がございます。
3点のネジを完全に締めてから力を入れて引っ張りながら最後の1点を止めると取付ができます。
曲げが必要なことも稀にございますので予めご理解の上、ご注文をお願い致します。

――ツイントレード ベトナムキャリア(BP-B0186)商品ページより

キャリアとステー部分は最初から本締めしない

TWR製ステンレスベトナムキャリア(BP-B0186)のステーを仮組した

まず、ベトナムキャリア本体とステーの固定は緩めにしておくです。

私はベトナムキャリア本体にステーを取り付けてから、クロスカブ本体に仮止めする作業を行いました。

しかし、最初からきつく本締めすると、ステーがクロスカブの外装カバーに引っ掛かってしまいました。そのような経緯もあって緩め締め付けで対処しました。

クロスカブ本体のネジを固定する4か所も緩めにする

TWR製ステンレスベトナムキャリア(BP-B0186)のステーを本体に仮組みした

同様にクロスカブ本体のネジをとめる4か所の仮止めも緩めにしました。

個体差なのかもしれませんが、ネジを2か所とめたあたりから残りの2か所のネジと穴の位置が合わなくなるんですよね。

最初は緩めにして微調整しつつ、ネジ穴の適正位置を探すとやりやすいかなと思いました。

ベトナムキャリアとステーの取り付け位置があっていない

TWR製ステンレスベトナムキャリア(BP-B0186)本体とステーの向きにズレがある

最後ですが、ベトナムキャリアとステーの向きが合っていないことに気がつきました。

私の購入したものは、ベトナムキャリア(写真緑の線)とステー(写真ピンクの線)の向きがぴったり平行になりません。これも個体差でしょうか…?

キャリアの固定がうまくいかずに試行錯誤しているときにふと気がつき、これはネジを締め付けながら曲げる必要があるのかもと感じました。

ネジの本締めによってTWR製ステンレスベトナムキャリア(BP-B0186)本体とステーの向きが修正された

他のネジ位置が決まった段階で、この箇所のネジを締めていくと、ベトナムキャリアのネジをかませる部分が曲がっていき、固定することが出来ました。

この曲げる方法が正解かは分かりませんが、私の購入した個体はそうするよりほかなかったように思えます。

TWR製ステンレスベトナムキャリア(BP-B0186)の取り付けネジ4本がクロスカブ(JA45)本体に取り付いた

すべてのネジが取り付けられる目途が立ったら、本締めをして固定します。その後、しっかりと固定できたか確認して完成です。

一度目の取り付けは苦労しますが、型ができてしまえば2回目以降は簡単に作業することができます。

キャリアの個体差によって適切な取り付け方は変わると思うので、自分に合った方法を導きだして下さい。

TWR製ベトナムキャリア(BP-B0186)の使用感

TWR製ステンレスベトナムキャリア(BP-B0186)を取り付けた

TWR製 ベトナムキャリア(BP-B0186)が取り付けられたことで、ちょっとした荷物を載せておくことができるようになりました。ロープと組み合わて固定するのがいいですね。

長距離や泊りの際は、サンダルや風呂道具を固定して使用しています◎

TWR製ステンレスベトナムキャリア(BP-B0186)の機能(1)バネでものを挟むことができる

また、本製品の特徴として、ものを挟むためのバネの存在があげられます。このバネにグローブや地図、買い物袋の取っ手などが挟むことができます。

個人的にこの機能は重宝していて、特にグローブを少しだけ取りたい時に多用しています。グローブって意外と置いとくところがないですよね。

TWR製ステンレスベトナムキャリア(BP-B0186)の機能(2)キャリアを広げることができる

さらにもう1つの特徴として、ベトナムキャリアの一部を広げることが可能です。

ちょっとした広がりではありますが、荷物が大きくなると受け止めてくれる安心感があります。長旅で荷物が増えがちな人には便利な機能だと思いました。

まとめ

以上、クロスカブ(JA45)にベトナムキャリアを取り付けたでした。

積載方法や量をさらに増やすことができて満足です。すぐに使うものをベトナムキャリアに分けておいたり、リアキャリアの荷物多めだけどもうちょっと載せたい!が簡単に出来ます。

それとグローブを挟んでおけるバネ機能が便利で荷物の少ない時でも多用しています。

ベトナムキャリア単体でも便利ですが、荷掛けロープや、リピートタイなどをいくつか付けて備えておくとさらに使い勝手が向上します◎

クロスカブ生活、若かりし頃の夢を実現する