大型自動二輪(MT)免許習得記(6)『乗馬の夢が叶った日』
今回の取得記(6)は合宿生活5日目の様子を書いていきます。前回は合宿4日目の様子で、主に教習所とその周辺で過ごしました。
教習の合間で乗馬施設を見つけました。木々の中を馬で歩く夢があったのですが、その日はあいにくの雨。翌日の教習最終日が晴れることに賭けて、エサやり体験だけして帰りました。
さて、合宿生活5日目は無事に晴れるでしょうか…。
合宿生活5日目:教習はこの日で最後(の予定)
乗馬体験(屋外)の夢は叶うのだろうか…。
おはようございます。順調にいけば今日で教習は最後。最後まで気を抜かずにやり切ります。
何より今日は教習をやり終えたら乗馬体験(屋外引き馬)が待っています。「明日は馬(生き物)に乗れるんだ」と考えていたらワクワクして寝つきが悪かったです。子供か。笑
さて、肝心の天気ですが…!
霧雨
涙
明日、地球滅びてもいいから午後までに晴れろや(身勝手)。荒ぶる気持ちを朝風呂で沈めて、いざ教習所へ出発。
教習生活5日目:教習11-12時間目
教習11時間目:検定コースの練習
教習所に向かうバスの中は小雨が降ったり止んだり…、教習上に着いた時は止んでいましたが、どんより重たい雲が多数でまたすぐに降ってきそう。教習中に降られても困るので、雨合羽を着て教習を受けました。
教習内容は検定コースの練習で、新しいことはありません。昨日指摘された細かな動作を教官に伝えて、チェックしてもらいました。だいたいOK。
「スラロームや一本橋などの時間のこともあるけど、とにかく一発アウト(パイロン接触、一本橋落下、一時停止線無視など)を気をつけて次を最後の教習にしよう」
そんな会話をしてこの時間を終えました。天気は以前くすぶっています。頼むから回復してくれーーーー!(※教習は集中して受けています)
教習12時間目:検定コースの練習
とうとう最後の教習(12時間目)となりました。最後は前の時間と同じで、検定コースの練習です。
11時間目に基本的な質問と確認は終えていたのですが、そういえば車体は選べるのかな?と聞いてみると選べから安心して!とのこと。普段乗っている1号車が選べるならよかった。
当日のタイムスケジュールを教えてもらい、残りの時間は検定コースの練習(自由走行)でした。この教習所は一人で自由に走る時間を沢山設けてくれるんですよね。個人的には人にみられていると緊張してしまうので、自由時間多めはありがたかった。
東京の教習所と違って外周コースが広いのも開放感があっていい、時々横の線路に新幹線が走ってきてそれを見ながら走るのも楽しいんですよ。
改めてマツキドライビングスクール村山校に来て良かったなとそんなことを考えて走っていたら時間となったので無事に終了となりました。コースも覚えたし、問題なし。
教習を終えた頃、どんよりした雲が減って明るくなっていく感じがしました。
奇跡的に天気が回復へ
無事教習を終えたので、まずは昼食。この日は豚丼にしました。丼もの、麺類と色々食べましたが個人的には丼ものが好きでしたね。
食事中も窓の外を眺めていたのですが、嫌な雲もまだ残っているので可能性は半々かな?というところ。
まあその場は晴れたとて地面の具合もあるでしょうし、駄目なら駄目で場内コースで乗せてもらえばいいのですが…。昔からの夢だったし、せっかくなら…ね。
昼食を終えて、期待と不安を半々にホースガーデンむらやまに向かいました。
昨日と同じ職員のお姉さんがいて、「この天気なら大丈夫ですよ」と引き馬(外周)のオッケーを頂くことができました。やったー!!!(感激)
ただ、前のお客さんがいるのでしばらく待機していて下さいとのことだったので、昨日の馬小屋に行って馬を見せてもらうことに。
小屋に行く途中、今日乗せてくれる馬のリリーさんを紹介してもらいました。そのまま馬小屋に行ったのですが、昨日と違ってエサがないためかみんな自由行動。薄情。笑
初めての乗馬体験、また夢が1つ叶った
そろそろかな?と受付に戻ると、前のお客さんが乗馬を終えて馬から降りるところでした。親子連れだったのですが、終始、子供の表情が嬉しそうだったのが印象的でした。
自分の順番となり、指定された防具とヘルメットを装着します。鉄の馬(オートバイ)と同じですね。
「ここからどうぞ」と、人が乗りやすいように少し高くなった馬乗り場から、鐙に片足をひっかけてまたがります。私がまたがったことを確認すると係りの方が引きはじめてくれるのですが…、乗り場から離れた瞬間、急に高さを感じました。
「考えていたよりずっと高く感じるな…」
これが最初の感想で、高所恐怖症の自分にはヒヤッとする高さでした。それでも今、自分は馬に乗っているという実感がわいてきてすごく感動しました。
スタートした場内は土でしたが、すぐにアスファルトの道路に出ました。カコン、カコン、と乾いた馬の足音が一定のリズムで刻まれて気持ち良いです。
引いてくれるお姉さんに馬や村山のことを教えてもらいました。会話のなかで大型二輪免許を取りに来たんですよと伝えると、「私もオートバイの免許興味あるんですよね。」と盛り上がりました。
偏見かもしれないけど、馬が好きな人はオートバイも興味ある気がします。
しばらくアスファルトの道路を歩いたのち、横に広がる森林の中に入っていきました。一度経験してみたかった景色はこれだ…と感動。
土の上なので歩くリズムが少し変わりました。アスファルトより不安定なので、振り落とされないように注意します。この頃には高さに少し慣れて緊張が和らいだ感じがしました。
途中、自然の中で記念写真を撮ってもらいました。森を抜けたらスタート地点に戻ってきて、場内を一周して終了です。楽しかった…。
リリーから降りたあと少し触らせてもらい、その後、リリーは馬小屋に戻っていきました。
時間にして20分程度だったと思うのですが、ゆっくりと歩いてくれたので体感ではもっと長く感じました。最後にお金(3500円)をお支払いして終了です。
晴れたとはいえ、雨上がりで大変だったかもしれません。貴重な経験をありがとうございました。
一度宿舎に戻り、自転車を返却しに行く
乗馬体験は自分にとって本当に素晴らしく、満足した気持ちで教習所のバス乗り場に戻りました。写真は乗馬体験をした直後のものなのですが、この後からまた天気が崩れ、バスに乗る頃には小雨が降りだす始末、本当に奇跡的な回復劇でした。
さて、明日はいよいよ卒検です。合格することを前提に、明日は宿舎を出発したら教習所で解散になります。そのため、自転車は今日中に返却します。
ただ、自転車の返却時間(平日17:00、土曜16:00、日祝15:00)に間に合うか怪しかったので、午前中に返却時間の延長願いを電話しておきました。そのため、最終目的地はリンクむらやま(午後20時まで)です。
宿舎から出発する時には結構な雨が降っていました。雨具と荷物をゴミ袋で包んで出発しました。北海道の自転車旅でもよく荷物をゴミ袋で包んだな…。
出発してみると、返却時間まではだいぶ余裕があったので、途中道の駅に寄り道をしてお土産を購入。その後、時間に余裕をもってリンクむらやまに到着し、無事自転車を返却しました。
自転車を返却したので帰りは徒歩です。村山駅近くのリンクむらやまから、パインツリーさくらんぼ東根まではほぼ直線の道で約2.5kmほど。
夜道+雨ということもあって結構な距離を感じました。宿舎に戻った頃には少し体が冷えていたので、温泉に入ってから夕食会場に向かいました。
宿舎で最後の夕食(卒検落ちなければ)です。相も変わらず美味しい。
思えば初めて食堂に来た時は、勝手が分からず戸惑ったりもしましたね。随分昔のように思いますが、経過したのはたった4、5日。
遠い記憶のように感じるのは毎日が充実していたことの裏返しかな。最後の夕食を終え、ごちそうさまをして部屋に戻りました。
部屋で明日の出発に備えて荷造りを行いつつ、軽くお酒を飲みました。これも今日で最後。
自転車を返却し、荷造りを済ませると今回の物語が終わりに近づいていく感じがします。自分で始めた物語は自分の手で終わらせないといけません。
次のステップに行くためにも明日の卒検は絶対に合格します。
まとめ
以上、大型自動二輪(MT)免許習得記(6)乗馬の夢が叶った日でした。
最後の教習を無事に終えました。最短教習(12時間)で収めることができてよかったです。最後の方は卒検コースの反復練習だったので、一発アウトがなければ何とかなるかなという立ち位置かな。
それと今日は念願の乗馬体験をすることができました。まさかこの地で夢の一つが叶うとは。天気の回復も含めて色々と奇跡的な体験でした。
さて、合宿生活もいよいよ明日で最後(の予定)です。卒検は一発で決めて、次のステップに進みましょう。
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