クロスカブ110(JA45)

クロスカブのシートにメッシュカバーを装備【暑さ・蒸れ対策】

クロスカブにメッシュカバーを装備アイキャッチ画像

クロスカブ110(JA45)のシートにメッシュカバーを装備しました。

クロスカブは2020年7月頃に購入して、初めて迎えた季節が夏でした。オートバイは真夏が苦しいとは聞いていましたが、本当にその通りで炎天下の過酷さに苦しめられました。

当時、暑さ対策として講じたのはフルメッシュジャケットの購入です。風が通って上半身は良い感じでした。ただ、意外としんどかったのはシートまわりです。

直射日光をたくさん浴びたシートってかなり熱くなるんですよね。それに純正シートは熱の逃げ場がなくて、長時間座っていると蒸れてくるのが気になりました。

今年はシートまわりの対策もしっかりしようということで、メッシュカバーを購入してみました。

クロスカブ110のシートにメッシュカバーを装備

武川 エアフローシートカバー ブラック Sサイズを購入

クロスカブ110(JA45)純正シート

まずこちらがクロスカブ110(JA45)の純正シートです。

シートの乗り心地評価は様々あるみたいですが、私はふかふかしていて気に入っています。このふかふかは普段乗っている自転車と比べてなのですが、クロスカブはお尻が痛くなりません。

ただ、夏場の蒸れはどうにも気になりました。シートの素材的に熱がこもりやすく、風抜けも悪いと感じました。

自転車と比べると、オートバイはパンツが厚手でくわえてプロテクターなども付いているので、余計に蒸れる印象ですね。

スペシャルパーツ武川-0エアフローシートカバー-汎用/Sサイズ

この暑さと蒸れの対策として今回用意したのは、スペシャルパーツ武川 エアフローシートカバー 汎用/Sサイズ 09-11-0099です。

この手の暑さ・蒸れ対策をメッシュ素材で解決する方法は自転車でも知られています。そのイメージがぼんやりとあったので、今回はすぐに見つけることができました。

ちなみにこの製品は4種類のサイズが展開されていますが、クロスカブ110(JA45)純正シートにはSサイズがぴったりです。

装着感はクロスカブのシートにぴったり!

武川エアフローシートカバーSサイズをクロスカブに装着

実際にクロスカブのシートに被せてみるとぴったりのサイズ感でした。ただ被せてマジックテープでとめるだけ(後述)なのでとっても簡単です。

お尻の接地するメッシュ部分はかなりぶ厚く出来ているので、クッション性があるのがいいですね◎

武川エアフローシートカバーSサイズの質感

ちなみにお尻の接地面と側面でメッシュの大きさが違います。接地面は立体メッシュ、側面は伸縮メッシュという名前が付いているみたいです。

接地面の立体メッシュはぶ厚く出来ているので、座っている際のクッション性が良くて風抜け具合がいい感じ。ほかにもやスプリング性(マシンの振動軽減)にも一役買うそうです。

対して側面は設置面よりは薄い生地でペラペラ気味です。でも側面はシートに被さればいいだけなので、これで問題ありません。側面もメッシュ素材ですから、走行中は接地面、側面ともどこからでも風が抜けていき、熱がこもらないのがいいです◎

武川エアフローシートカバーSサイズのシート裏

シートの裏は脱落防止目的のベルクロテープ(マジックテープ)でとめられるようになっています。クロスカブはサイズ感ぴったりなので、これがなくても脱落することはないんじゃないかな。

ちなみにこの紐の部分、雨の日はどうかな?と思っています。大雨にでも降られると毛細管現象でメッシュ部分から紐へと伝ってきて、シート内部がしみてきてしまう気がします。

そもそも雨に濡れるとメッシュシート全体が湿るでしょうから、雨の日は外した方がいいかもしれませんね。私のクロスカブはリアボックスを備えているので、降雨時は収納しようと思います。

純正シートと比べてみて

風抜けははっきり改善される

純正シートと比べると風抜けは抜群にいいです。春先から使用していますが、お尻まわりの不快感がまったくないですね。

山道など涼しいところを走っているとお尻まわりにスーッ風が入ってくるのが分かります。春先の山道ではちょっと寒いくらいですね。

そんな時はすぐに外して調整することが出来ますから、着脱性も最高です。

メッシュシートは若干すべる

次に座り心地を比べてみると、メッシュシートは少しすべる感じがしました。すべるといっても、加速するときにほんの少しだけです。

この良し悪しは人それぞれ好みがあると思いますが、私自身は気に入っています。

このすべりを逆手にとって、シートからお尻を持ち上げずとも座りを直すことができるためです。腰痛持ちなので微妙な座りを直したいことって結構あるんですよね。

メッシュシートに慣れてしまうと、純正シートはペタッと張り付く感じに違和感を感じるようになりました。どちらの感触がいいかは好みの問題です。

どちらにせよ、125cc以下のカブ系は特別スピードを出して(高速道路など)走るわけではありませんから、シートから滑って落ちてしまう!なんてことにはならないんじゃないかな。

まとめ

以上、クロスカブのシートにメッシュカバーを装備した話でした。

簡単に装備できて効果が実感できるので気に入っています。着脱が簡単なので春、秋などの温度差の激しい季節、天候が変わりやすい山場でも気軽に使えそうですね。

購入した春先(3月)だと少し涼しくて半分くらいの使用率でしたが、4月以降徐々に温かくなってきて高確率でかぶせて使用しています。

非常に使いやすく梅雨前後には100%の使用率でしょうね。個人的にとても気に入っているアイテムとなりました。

クロスカブ生活、若かりし頃の夢を実現する