クロスカブ110(JA45)

クロスカブ(JA45)のウインカーリレーをLED対応(音付き)に交換した

クロスカブ(JA45)のウインカーリレーをLED対応(音付き)に交換した-アイキャッチ画像

クロスカブ(JA45)のウインカーリレーをLED対応タイプに交換しました。

主に省エネ目的でクロスカブの電球をLEDに交換しています。ここまでテールランプやメーターパネルまわりのLED化を進めました(参考:クロスカブ(JA45)のテールランプの電球をLED化したクロスカブ(JA45)のメーター球をLEDに交換した)。

今回は前後ウインカーをLED化していきたいのですが、これらの電球はLEDをポン付けするだけだと、ウインカーが高速で発光(ハイフラッシャー現象:(略)ハイフラ)してしまい、使い物になりません。

そこで前後ウインカーのLED化の下準備として、ウインカーリレーという部品をLED対応品に交換していきます。また、カブのウインカーは動作時にカチカチと音が鳴るため、同じようなものを探すことにしました。

クロスカブのウインカーリレーを交換した

ウインカーリレーをLED対応のものに交換する

クロライト_サウンド(カチカチ音)付き LED対応ウインカーリレー(KLW-WK03BZ)を購入した

早速ですが、今回購入したものは、クロライト サウンド(カチカチ音)付き LED対応ウインカーリレー KLW-WK03BZ MAX150W リレー本体のみ(3極コネクタ)です。定格150W未満の使用であれば、LED・電球が混在できます。

LED対応のリレーは数多くあるのですが、クロスカブはウインカー操作時に「カチッカチッ」と音が鳴ります。消し忘れ防止に気に入っていたので、同様の音がなるものを求めました。

本製品は以前、テールランプを購入した際にあわせて購入したものです。また、クロスカブに接続するためのSPハーネス(純正音付きリレー採用車専用)もセットで購入しています(後述)。

クロスカブのテールライト球をLEDに交換する-アイキャッチ画像
クロスカブ(JA45)のテールランプの電球をLED化したクロスカブ(JA45)のテールランプをLED化しました。LED化にあたって省エネと純正球より明るくなることを目指しました。結果、LED球の消費電力は純正球と比べて70~80%程度抑えることができました。また明るさも改善されました。...
クロスカブ(JA45)のウインカーリレーはキー差込口の近くにあるためカバーを外す必要がある

クロスカブ(JA45)のウインカーリレーは、キーの差込口の近くにあります。そのため交換作業は本体カバーを取り外す必要があります。

本体カバーの外し方は以下のページにまとめてあります。

クロスカブのカバー着脱方法-アイキャッチ画像
クロスカブ(JA45)の外装カバー取り外し方法クロスカブ(JA45)の外装カバー着脱方法のまとめです。電装を自分で触りだすと外装カバーを取り外して作業する機会が増えます。たまにしかない作業で細かいコツを忘れがちなので外装カバーの着脱方法をまとめました。...
クロスカブ(JA45)の外装カバーを外して純正ウインカーリレーを確認した

キー差込口まわりの外装カバーを外すとウインカーリレーが姿を現しました。

この純正品ウインカーリレーを外してLED対応品に交換していきます。

クロスカブ(JA45)の純正ウインカーリレーを外したあとの様子

純正のウインカーリレーを外すと、接続していた配線を確認できます。

リレーは2本の線(2極コネクタ)によって繋がっていたのですが、新しく購入したリレーはそのままでは接続できません。その訳を次で説明します。

クロスカブ(JA45)に取り付ける新旧ウインカーリレーの比較

クロスカブに付いていた純正品のウインカーリレーは2極コネクタ接続なのですが、新しく購入したものは3極コネクタ接続です。

そのままでは接続できないため、自分で配線を自作するか既製品を購入する必要があります。今回はSPハーネス(写真中央)と呼ばれる配線を購入したので、ポン付けで交換ができます。

いつもならば配線は自作するところですが、このウインカーリレーが自分に”ハマる”か分からなかったので、元々のリレーに戻すことも含めてポン付けできるSPハーネスを用意してみました。

SPハーネス”ぽい”ものを自作したり、同社のGハーネス(ギボシ)タイプを購入して本体側をギボシ加工しても良いですし、そこら辺は各々の選択です◎

クロライトのウインカーリレー(KLW-WK03BZ)を専用SPハーネスで接続した。

それではウインカーリレーとSPハーネスをクロスカブ本体に取り付けていきます。…と、いってもほとんどポン付けなので難しいことはありません。

クロスカブ(JA45)のウインカーリレー付近にあるボルトにリレーのマイナス端子を共締めした(1)

マイナス端子だけ少し癖があります。

クロスカブのウインカーリレー近くにボルトがあるのでそこに共締めをしますが、ボルト手前側で共締めしようとするとボルトの太い部分に引っ掛かって取り付けることができません。

クロスカブ(JA45)のウインカーリレー付近にあるボルトにリレーのマイナス端子を共締めした(2)

そのため、クロスカブ本体の内側(写真矢印部分)あたりを狙って共締めをします。

この場合、ボルトの細いところに噛むので端子を固定することが可能です。

クロスカブ(JA45)にクロライトのウインカーリレー(KLW-WK03BZ)を取り付けた様子

無事にウインカーリレーを取り付けることができました。

あ外装カバーを取り付ける前にウインカーが適正に動くかどうかチェックをします。何事もなければカバーを取り付けて作業終了です。

結果からいうと、正常に動作したのですが取り付け当時、少し違和感を感じたことがあったので下にまとめて終わりにします。

あれ?ちょっと点灯スピードが早いような…

カバーを付ける前に起動テストをしました。第一印象は「あれ、今までより点灯スピードが速いかな?」でした。

元々付いていたウインカーリレーは60秒で約60回の点灯だったのですが、本製品は60秒で約90回点灯しています。これはハイフラなのかな…?

気になって調べてみたところ、ウインカーの点灯は保安基準として、60秒で60回以上から120回以下に収めるとルールが定められているようです。

このルールにあてはめると、私のケースは範囲内に収まっていて問題なさそうですね。

交換した直後はその点灯速度に違和感を感じたのですが、点灯速度が速い方が相手に対して分かりやすいような気がして今は気に入っています。

まとめ

以上、クロスカブ(JA45)のウインカーリレーをLED対応(音付き)に交換したでした。

テールランプやメーターパネルまわりと違い、前後ウインカーのLED化がポン付けで対応できない理由がこのウインカーリレーにあります。

また、ウインカーリレーの場所が外装カバーの中なので、この交換作業もまた少し面倒なのですが、無事に取り付けることができてよかったです。

ウインカーリレーをLED対応品に交換したことで、前後ウインカーのLED化の下準備が整いました。次回からウインカーのLED化に着手できればと思います。

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