クロスカブ(JA45)の自動車損害賠償責任保険(以下、自賠責保険)の満期に伴い、新規契約を購入したバイク屋からセブンイレブンに変更しました。
自賠責保険は保険期間が長いほど(12ヶ月→24か月→…60か月)料金が安くなりますが、カブを購入した3年前は「はたして5年も乗るだろうか…」と日和ってしまい、36か月にした経緯があります。
この3年間の間に、次回の契約時は60か月(5年)にしようと決めていたのですが、もう1つ「契約先を変えたいな」ということも考えていました。
今回、セブンイレブンの自賠責保険に入り直したので、その考えに至った理由やその際調べたことをまとめてみたいと思います。
クロスカブの自賠責保険をコンビニ支払いに変更した
どこでも契約できるコンビニの利便性を求めた
今回、改めて契約したのはセブンイレブンで入る自賠責保険というものです。
前提として自賠責保険はどこで加入しようとも金額は変わりません。その上で私が求めていたのは、全国どこでも簡単に契約ができる利便性でした。
というのも、私はちょこちょこ日本各地を移動していることがあります。1年後、2年後はどこにいるか分かりませんし、決めたくありません。
そんな事情から、全国展開されているセブンイレブンの自賠責保険ならば、どこにいても同じ対応ができて魅力的だなと思いました。
この考え方は自賠責に限らず大切にしています。縛りを減らして己を身軽にしていくことが、自分には合っていることを理解しているためです。
そんな訳で元々契約していたバイク屋さんには少し申し訳ないのですが(紹介料とかあったりするのかな?)、今回契約先を変更することにしました。
セブンイレブンで入る自賠責保険
自分で自賠責保険に加入するのは初めてのことだったのですが、一連の手続きは非常に簡単でした。
- 公式HPにてネットで事前予約する
- セブンイレブンで支払い(nanaco可)
- コピー機で証明書を印刷する
以上の簡単3ステップです。
1.公式HPにてネットで事前予約する
まず、セブンイレブンで入る自賠責保険にある「ネットで事前予約」から手続きを行います。PC、スマホどちらからでも可能です。
ここで新規契約にあたって車両、個人情報を入力していきます。この作業は自宅でできるので落ち着いて作業することができるのが良いですね。
一応、セブンイレブン店頭のコピー機でも同様の操作はできるようです。
後述しますが、満期日の昼12時が前契約の期限なので、継続ならばその日を、しばらく乗らないのならば次に乗る日を新規契約日とします。
一通り入力を済ませると、登録したメールアドレスに連絡がきます。そこに記載されているバーコードを、スマホに表示もしくは印刷などしてお店のレジに持っていきます。
2.セブンイレブンで支払い(nanaco可)
セブンイレブン店頭のレジにて、先ほど作成したバーコード(もしくは13ケタの数字を伝える)を見せるとすぐに支払いになります。
支払い方法は現金かnanacoです。セブンカードプラスを所持しているのならば、nanacoチャージ時に200円で1ポイント付与されて少しだけお得です。
支払いを済ませるとナンバープレートに張り付けるシールと、自賠責の説明書類を貰えます。その後、コピー機で証明書を印刷するようにいわれます。
3.コピー機で証明書を印刷する
最後にコピー機で自賠責保険の証明書を印刷します。印刷料は無料です。
コピー機の画面に「保険」の項目があるので、それを押して流れに沿って進めます。その際、証明書印刷番号を入力するのですが、支払い時に見せたバーコードを表示したページに番号の記載があります。
番号を入力すると証明書が印刷されてそれを受け取ったら終了です。支払いから印刷まで5分もかかりません。
自宅に帰ったら対象のオートバイのナンバープレートに新しい自賠責のシールを貼りつけて終了です。
意外と知らない自賠責のこと
今回、自賠責の新規契約先を変更するにあたって色々と調べていたら、自賠責について新たに知ったことが多々ありました。
自賠責の更新日は満期日でなくても良い
まず、必ずしも自賠責保険の満期日を更新日にする必要はないということです。
任意保険の感覚ですと、等級の維持のために継続契約が必須ですよね。ところが自賠責は必ずしもそうではありませんでした。
例えば12月31日に自賠責保険が満期を迎えて、次に乗る日が翌年1月31日と決まっている場合、新規契約は1月31日からとしても可ということです。約30日分節約することができますね。
ただし上記の想定の場合、1月1日から30日の間は無保険状態なので対象のオートバイに乗ることは出来ない点は注意が要ります。必ず満了日以降で次に乗る日を指定しましょう。
自賠責保険は払い戻しができるので長期契約がお得
次に自賠責保険は状況によっては保険料の払い戻しができるという点です。
本記事の冒頭で当初、5年も乗るか分からず日和って3年で契約したと書きました。ところがよく調べてみると廃車にした場合、手続きをすると保険料が払い戻されると分かりました。
しかし、引用記事にもありますように解約手数料が5000円程度かかるので、残った期間全てのお金が返ってくるわけではなさそうです。
ただ、それを踏まえても5年間で契約するのがお得に思えました。以下に2023年の自賠責の金額をまとめた表を記載しますが、12ヶ月(1年)で6910円、60ヶ月(5年)で13,310円なので、1年分の倍を払うと5年分が払えてしまうのですよね。
契約年数 | 金額 | 一年あたり |
12ヶ月(1年) | 6,910円 | 6,910円 |
24ヶ月(2年) | 8,560円 | 4,280円(/年) |
36ヶ月(3年) | 10,170円 | 3,390円(/年) |
48ヶ月(4年) | 11,760円 | 2,940円(/年) |
60ヶ月(5年) | 13,310円 | 2,662円(/年) |
(2023年の原動機付自転車125cc以下の自賠責保険の金額)
契約の際のお金の事情などもありますが、改めて契約に行く手間を考えると5年で腰を据えて、廃車にする際は保険料を払い戻すというのが一番賢そうです。
自賠責の登録住所は現住所以外でも不可ではない
最後に住所の登録は現住所でなくても、不可ではないということです。
新規契約の際、基本的には現住所を登録することになりますが、契約した〇年後は現住所にはいない、引っ越しが多いなど事情がある場合はあります。
その場合、その都度住所変更でも良いのですが、別の住所(別の住まいや実家など)を登録することも可のようです。
つまり自賠責保険の本質は、その車両に対して適切にかかっていれば良いと言い換えることができます。
これは以前から疑問に思っていたことで、中古の車両をみていると、自賠責〇年残っていますという表記を目にすることがありました。人様のかけた保険そのまま使用していいのかな?と感じていたんですよね。
でも、上記の考え方でいけば、誰が契約したかではなく、対象の車両に適切にかかっているかですから問題はないということですね。
話が少し脱線しましたが、実際に住所が使用されるのは、更新のハガキやお知らせが届く程度のことでしょうから、一番管理がしやすいところでもよさそうです。
今回は現住所にしましたが、考え方としては知っておいても良さそうでした。
まとめ
以上、クロスカブ(125cc以下)の自賠責保険をコンビニ支払いに変更したでした。
全国展開されているコンビニで、24時間体制で更新ができるようになりました。個人的には利便性が向上して満足しています。
よく行くバイク屋さんで繋ぎとして契約する考え方もありますから、そこは各々の事情次第ですね。
今回の新規契約で更新日や払い戻しのこと、住所のことなど知らないことが多かったので勉強になったこともよかったです。
ただ自賠責保険を調べれば調べるほど、任意保険と一本化でよくないかな?自賠責保険必要?と思うのですが、それはまた別の話でしょうか…。笑
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