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【北海道一周 終章1】フェリーの上、そして水戸へ【苫小牧→大洗→水戸】

北海道終章1アイキャッチ

『北海道海岸線一周(41) 終章1 -フェリーの上、そして水戸へ-』

ー前回までのあらすじ(前回は【延長戦】フェリー出航までの小さな旅【苫小牧・千歳周辺】

台風の影響でフェリーが欠航したので、その間に苫小牧、千歳周辺の観光を楽しみました。

新千歳空港、ウトナイ湖の白鳥、苫小牧の生ホッキガイ丼など、初めての土地・食べ物に触れあいます。

あれこれしているとフェリーが出るとの知らせ、寂しい気持ちはありますがフェリーに乗りこみ北海道を後にしたのでした――

43日目(前回続き)…フェリーの上で

いざ食べ放題バイキングへ

さんふらわあふらの食堂前

フェリーに乗りこみました。

行きのフェリーは出航前(揺れる前)にお風呂に入ったのですが、逆に揺れるお風呂ってどんな状態かなあって気になって仕方がなかったんですよ。なので帰路は出航後に入ることにします。

というわけで、先に食事にすることにしました。行き道は夕食券を付けなかったので、今回はばっちり夕食+朝食チケットにしてあります。これも楽しみの1つでした。

さんふらわあふらの食堂中

夕食はバイキング(ビュッフェ?)スタイルです。好きなものを好きなだけ食べたら良いと。

味はまあ普通かな?普段から良いものを食べている方なら「まあこんなものか~」程度かもしれませんが、自転車乗りには天国ですよ。笑

さんふらわあふらの夕食

色々食べたいので少しずつ盛りつけます。行きのフェリーの朝食は写真の分量くらいで十分お腹いっぱいという感じでしたが、帰りは足りないのなんの。3往復は余裕な胃袋に進化していました。

このとき体(胃袋)強くなったなあってしみじみ思いましたね。時間制限がなくて営業時間内はずっといて良いみたいだったので、最初から最後までパクついていました(^^;)

しかし、そのさらに上をいくのは隣でお食事中だった自衛隊?の方々。私の比じゃないくらい山盛りで、それをペロリと召し上がっているので恐れ入ります。やっぱり体を鍛えて仕事されている方はたくましいなと感じました。

その後、お風呂に入ったのですが、そこまで揺れを感じなかったかな?人によるのでしょうけど、揺れや酔いに強い私は鈍いのかもしれません。サウナが付いているのでのんびり入らせてもらいました。

それからは特にすることがなかったので、iPadの写真の整理だとか書きものをしてのんびりして就寝しています。

44日目…苫小牧に到着のち水戸へ向かう

船の上から見た朝日

早く起きたので、外に出て朝日の写真を撮影しました。晴れていたので綺麗でしたよ。近くを走っていた船もいい味出していますね。

こうやって今は穏やかに見える海も、荒れたり、ときには津波になったりするんですから恐ろしいなとも思います。上手に付き合いたいものですが、自然を前にすると人はどうしても無力ですね。

さんふらわあふらの朝食食堂内

さて、朝食です。朝食も夕食と変わらずバイキングスタイルです。船の上では食べることしか楽しみがないので、張り切って向かいます。笑

これが一盛目の写真です。おかゆで落ち着いた食事してますアピールをかましてますが、この後やはり3往復以上はしています。

フェリーから見た風景

ご飯後は先ほど朝日を眺めていたあたりでボーとしていました。本州が見えたり見えなかったりして大陸の近くを走っているんだろうなあということが分かります。

だらだらしているとお昼過ぎに大洗港到着のアナウンスが鳴りました。一度経験しているので余裕をもって対処ができました。

大洗港に到着

さんふらわあ ふらのから下船しました。北海道に向かうときもここで写真を撮った気がしますね(^^;)

さてさて、東京に向けて走りだします…と思っていたのですが、ここで1つサプライズが!

水戸へ行こう!

実はフェリーに乗る前に行きのフェリーで知り合った自転車乗りの方から連絡があったんですよ。

行きのフェリーでは2人の自転車乗りとの出会いがありまして、1人はこのブログでもお馴染みのスタンプラリーの方です。北海道の無限の大陸で2回も再会をするという奇跡を果たしています。

そしてもう1人は最北端を目指すために下船後すぐに分かれた学生ライダーの子でした。

学生ライダーの子とは北海道にいる間もちょこちょこ連絡を取っていたのですが、帰宅のことを伝えると「フェリー到着後時間あったら会いませんか?」と連絡をくれました。

どうも茨城に住んでいたみたいで、水戸で会うのがちょうど良さそうでした。こういうのもなんかいいですよね~。

水戸へ

水戸駅に到着

大洗-水戸間は15kmあるかないかだったので、そこまで苦労せず辿りつくことができました。国道51号を利用したのかな?ただ、ちょっと道幅が狭くてそこが怖いですね(^^;)

水戸駅に着いて苦しんだのは北口から南口までの移動方法です。最初、私は北口に着いたのですが、向かいたいのは南口なんですけど(写真が南口)自転車をどう通す方法が分からず困り果てました。

説明が難しいのですが、人が通る道ってすべて2階なんですよね。自転車を2階にあげる道がないんですよ。これ遠回りとかなのかなあ…。

それで通りすがりの地元っぽい方に聞いたら「おう、そこのエレベーターに自転車入れて運べばいいよ」って教えてくれました。…それは絶対分からない!!!!!

エレベーターは旅荷物装備でギリギリって感じでしたね。

自転車置き場に自転車を預ける

で、南口近くの自転車置き場に無事駐輪できました。荷物のことなど事情を話したら広めのスペースを貸して頂きました。ありがとうございます…。

最低限の荷物だけ持って待ち合わせ場所に向かいます。

麺屋むじゃき

時間になるとすぐに見つけました。

久々に会えて感動しましたね。初めはマックで軽く食事をしたのですが、その後美味しいラーメン屋さんがあるんですよと麺屋むじゃきという場所に連れて行ってくれました。

ラーメン

むじゃきそば…だったかな、ちょっとうろ覚え(^^;)

でも、美味しかったですよ。2人で旅の話しながらだったから余計に美味しく感じたのもあるんでしょうけどね~!

明日後予定があるとのことで、駅前まで送ってくれて解散となりました。また近くで会いましょうと約束をしました。

私は明日も別の友人と会う約束があったので、水戸で一泊することとなりました。場所はもちろん満喫です。ジョジョの続き読むぞー!

43・44日目まとめ

全行程44日目13.08km(3158.76km)

主にフェリーの上の話でした。…といってもフェリー、水戸ともただ食い散らかしているだけか(^^;)

それにしても行きのフェリーで出会った人、それも自転車乗りの人にまた会えたというのは感慨深いものがありました。連絡してくれて嬉しかったなあ。

北海道では果たせませんでしたが、今度一緒に走りたいな~なんて思います。絶対楽しいですよね。

いざ、非日常の世界へ…
北海道自転車の旅~海岸線一周3000km物語~

>>北海道自転車の旅 ~海岸線一周3000km物語~<<

元値25,000円ほどの街乗り自転車(プレシジョントレッキング)とともに北海道へ。ただ道路の果てを知りたくて、ひたすら海岸線を進み続けた日々のお話。

プレシジョントレッキング(プレトレ)の改良遍歴
自転車旅で役に立つ記事のまとめ