はじめまして!このブログついて説明するので、30秒だけ時間を下さい!!
では早速。突然ですが以下の写真をご覧下さい。
サイクルベースあさひのプライベートブランド、プレシジョントレッキングという自転車です。ネットでは略してプレトレなんて呼ばれていたりします。可愛いですよね?
ちなみに値段は25,000円くらいでした。大きなカゴはまさに街乗り自転車って感じですね。では、次の写真へ。これは約2年後のものなのですが…。
2年前の姿はどこへやら…。田舎から都会に出てきて数年経った大学生のような変化です(これはこれで可愛いですよね…?汗)
このブログは、私の自転車(プレトレ)がどうしてこのような姿に至ったのか、その経緯を楽しく語るために作りました。(ここまで30秒!)
ある日プレトレと出会った
興味を持って読み進めて下さった方、ありがとうございます!!
そんなあなたのために、プレトレとの出会いを少しだけ話しますね。
プレトレとの出会いは、私が所持していたママチャリの調子が悪かったことが始まりです。長年乗り倒していたこともありペダルが割れ、チェーンは伸びて酷い有様でした。
当時は自転車の知識も少なく買い替えも視野に入れ、近所の自転車屋サイクルベースあさひというお店で自転車を眺めていました。そこで出会った自転車がプレトレです。
はじめてこの自転車を見かけたときの印象は…
- カゴ付いてるしママチャリの代わりになるかな?
- (リアの)ギアが7つもある。楽そう!
- +5000円でオートライト。便利そう!
- 紫色あるじゃん!かっこいい!
子供か!ってくらい単純でした。ちなみに最終的な購入の動機は見た目(紫色)です。
私はとにかく紫色が好きなんです。細かい性能とかはよく分からないけれど、見た目がイケてたので購入しました。
街乗り用途のはずが徐々に軌道が反れ始めた
プレトレを購入し、はじめは楽しく乗っていました。
しかし、時間が経つにつれて少しずつ不満が出てきました。例えばブレーキの異音や利き方の悪さ、ハンドルが少しずれていたりです。
毎回自転車屋まで持っていき、直してもらうのも億劫なので、仕組みや直し方をパソコンで調べ修理に挑戦し始めます。その過程でプレシジョントレッキングという自転車は改造されているオーナー様がとても多いということを知ったのでした。
○○をこうするとこうなる。△△を取り付けるとこうなる。理屈が理解できると楽しくなり、自分でもやってみたくなりました。ちょっとだけ…そう、ちょっとだけ…。
最初は見た目(主に色)を変化させることが楽しくて仕方ない時期がやってきました。
細かいパーツに緑色を多用するようになりカラフルになりました。そしてフロントギアが1段から3段に強化されます。
性能が格段に向上し、走ること自体がどんどん楽しくなりました。すると走行距離が日に日に伸びます。その後、気付けば改良にハマりすぎてドロップハンドルが装備されました。
改良の歴史についてはプレトレの歴代改良早見表にてその全てをまとめています。
どう考えてもおかしな方向に反れた
自転車の改良が進むにつれて、走る場所にも変化が現れました。
ここは北海道の知床峠頂上です。フェリーで北海道に乗りこみ、海岸線一周の旅をしていた頃の写真です(フェリー以外すべて自走)
当時の旅の走行距離はなんだかんだで3000km。どうしてそうなった…。
この旅の途中、日本最北端の地「宗谷岬」に到達しました。プレトレは出来る子。
この旅に興味を持たれた方は以下のリンクに話を綴っています。
…でも、そもそもは調子の悪いママチャリの…かわり…?だった…ような…。
おわりに
購入当初から一貫している想い
私のプレトレは今日に至るまでいろいろな変化があります。それは運動性能、運搬性能、見た目など時期によって様々です。
しかし、購入当初より1つだけ変わらない信念があります。
それは「カゴがついていないとイヤ!!」です。
私の自転車観として、「自転車は徒歩より早く進めて、荷物が便利に運べてなんぼ」という考えが染みついています。そのため、近場の移動、買い物などの普段使いが最低限こなせる機能を備えていることが大前提です。
私のプレトレならば、スーパーでビール6缶ケースを購入しても載せられます。お弁当屋さんのお弁当もしっかりと収まり、傾くことはありません。その日の気分でバッグを変えて、それをカゴに乗せて遠出をすることもできます。
プレトレという自転車には、ママチャリにもスポーツ自転車にも寄り切らない不思議な魅力があります。中途半端とも個性的ともいえる絶妙なポジションです。
(プレトレのオーナー様の改良方法が多岐に渡るのもそういう理由もあるんじゃないかな?)
自転車ブームのそれとは程遠い
近年の自転車ブームで、ロードバイクなどのスポーツ自転車が注目されています。
もしかしたらその手の流れで私のブログにきて下さった方がいるかもしれません。ありがとうございます。でも、私のブログの内容はおそらく期待にそえないです。ごめんなさい。
このブログは工夫(ケチ)や泥臭いことが中心で、速く走る方法や高額自転車、高性能パーツなど、スポーツ自転車の花形ともいえる内容とはいつまでも無縁でしょう。
私の自転車は流行りのものとは少し違う形、格好をしています。世の中の王道からはずれています。それでも私はカゴ付き自転車が好きです(ちなみにママチャリも大好きです。)
なにか1つでも共感して下さる方が現れたら嬉しいです。そんな出会いにも期待しつつ、自由に書いていきますので、よろしくお願いします。